

コロナ禍になって初めて映画館で映画を見ました。
見てみたかった庵野英明氏脚本の「シンウルトラマン」です。
久しぶりに、レイトショーに1人で出かけて行って、10人ぐらいしかいない
空いた会場でゆっくり映画を堪能したので楽しかったです。
特に初代ウルトラマン世代の自分にとっては、ワクワクの連続で、理屈なく楽しめました。

大画面で、「銀色の巨人」ウルトラマンが登場し、スペシウム光線を放つだけでゾクゾクします!
フルCGのやや低めの肉弾戦感はいがめませんが、それでも怪獣、宇宙人VSウルトラマン見ごたえ充分です。

オリジナルを知っているものとしては、今回のザラブ星人、ネロンガ、がボラ、メフィラス星人の
デザイン造形はなかなか素敵です。ゼットンだけはエヴァンゲリオン(使徒)っぽかったですが。

また、今作は出演者の演技が良いと思いました。
通称「禍特対(カトクタイ)」のメンバーは勿論、メフィラス役の山本耕史氏がナイス。
嫌な頭の良い宇宙人役を演じています。居酒屋でウルトラマン役の斎藤工とカウンターに並ぶ絵は、
ウルトラセブンでダンがメトロン星人とちゃぶ台を囲むのを想起させます。
人類の存亡をこういう日常で語らせる、円谷プロの真骨頂です。
(そして庵野氏の原作に対するリスペクトを感じます)
個人的には、禍特対にユニフォームがあればなと思いました。長澤まさみさんが暴れるときに着ていたらなと
想像しました。オリジナルでフジ隊員が暴れたのと同様に 笑)
しかしこれも他を現実味にするのが、シンゴジラから繋がる庵野作の流れと思い納得です。

(オリジナル)
いずれにしても改めて本作が、初代ウルトラマンへの原点回帰とリスペクトが詰まったオマージュ作であると思いました。
そして初代ウルトラマンが、あまりにも優れているという再認識と、今の世界情勢、そして日本が
、地球や人類共通の問題に接している今こそ、あの頃の事をもう一度思い直してみるという気持ちにさせられる作品でした。
(上映終了後に初代ウルトラマン「メフィラス星人登場回」も放映されました)
オリジナルを知っている方に特におススメです。
今日はクルマの記事ではないのですが、
シンウルトラマンには、「禍特対(カトクタイ)」のクルマとしてレクサスが登場しました。

どうやらレクサスISの様です。
一方で、初代ウルトラマンの劇中車は、、
科学特捜隊が使っていたのは、「科特隊専用車」です。特別な機能や装備はありませんでしたが、通信機など特殊組織として必要な装備は用意されており、主にパトロールや現場に向かう際などに使用されていました。
一説には、円谷英二監督のご子息である、円谷一氏が愛用していたクルマを使用したとも言われています。
初代ウルトラマンで使われたモデルは、第一世代末期の1964年式の「シボレー・コルベア」です。シボレー・コルベアは米国製量産車のなかでは珍しく、前方ではなく後方にエンジンを積んだリアエンジンタイプとして話題になりました。

こちらはシボレーの様です。つい映画でもクルマが気になってしまう自分です。
➡□元記事に

➡□庵野氏監督シンゴジラのレビュー

➡︎◻︎レクサス LF~NXのウルトラ警備隊ポインター度

➡︎◻︎日産のEVがウルトラマンの劇中車に

➡□まるでウルトラ警備隊制御室?カッコいいぞ!三菱岡崎技術センター

➡︎◻︎ブレードランナー2049の空飛ぶパトカー(スピナー)はプジョー製の設定


