
最初は意外な組み合わせと思いました
BMWとジャガー・ランドローバーがEVを共同開発するそうです。
独BMWと英ジャガー・ランドローバー(JLR)は5日、電気自動車(EV)の中核部品を共同開発すると発表した。2020年以降に発売する車種から順次、搭載する。両社は高級車で競合するが、次世代技術の開発で膨らむ研究開発費を抑える狙いだ。

(BMW 新型ピュアEV「 iX3」)
EVやプラグインハイブリッド車(PHV)向けの「電動ユニット」と呼ぶシステムを共同で開発する。モーターや変速機、電気制御部品などで構成され、電池と並んで電動車の性能を左右する中核部品だ。部材を共同調達してEVの価格競争力を高める狙いもある。
両社はBMWの本社がある独ミュンヘンでBMWの次世代ユニットをベースに開発する。開発したモーターなどは両社がそれぞれの工場で生産する。

自動車大手にとって次世代技術の開発の効率化は差し迫った課題だ。BMWは19年から22年までに120億ユーロ(約1兆4600億円)のコスト削減を進めている。自動運転技術の開発では2月に独ダイムラーとの共同開発を決めた。JLRは1月に4500人の人員削減を発表、20年3月までに25億ポンド(約3400億円)のコストを削減する計画だ。

(ジャガーのピュアEV 「i-PACE )
欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が仏ルノーに経営統合を提案した背景にも次世代技術開発に向けた投資の効率化がある。
➡︎◻︎元記事に
内燃機関を売りながら、EVの開発を進めてしかもそこから利益を得るのは
自動車メーカーには非常に難しいミッションなんだと思います。
EVは環境問題、燃費規制で力を入れざるを得ない。
開発そして生産するには一定の固定費がかかります。
既にBMWはミュンヘンにかなり4大きな投資をしてきていると思われます。
しかしその一方で売れば売るほど利益を圧迫する。
BMWにとってジャガーとの共同開発は、この固定費の早期回収に繋がり、
メリットがあるのかもしれません。
一方インドのタタグループが保有するジャガー・ランドローバーです。
積極的な新車開発をしている一方、
昨今の経営状況はあまり良くないようです。
(特に中国での減速)
人員削減に手をつけ始めているのは深刻です。
以下の記事のように中国企業に売却の噂も出ています。
それ故にEVの開発は今や死活に関わる問題でしょう。
JLR側の方が課題が多く、
BMW側は上手くいけば御の字といった所でしょうか。
あくまで個人的なイメージですが、、、。
【ムンバイ=早川麗】インド自動車大手のタタ自動車が厳しい状況に追いやられている。20日発表した2019年3月期の最終損益は、2882億ルピー(約4550億円)の大幅な赤字となった。前の期は898億ルピーの黒字。最終赤字は金融危機で販売が大きく落ち込んだ09年3月期以来となる。英子会社ジャガー・ランドローバー(JLR)が中国での販売不振などを理由に約4340億円の減損損失を計上したことが響いた。JLRの売却観測も浮上している。

「(JLRを売却するという)臆測報道が出るたびに、我々は(それを否定する)同じコメントを出して答えている」
タタ自のPBバラジ最高財務責任者(CFO)は20日の決算会見で、JLR株の売却について改めて記者から問われると、こう答えてみせた。
実際、JLRが2月に4000億円近くの減損を発表して以降、同社の売却話が続いている。中国の業界専門紙が2月、「中国大手の長城汽車がジャガー買収に向けタタと接触」などと報じたほか、5月にも英通信社ザ・プレス・アソシエーションが「グループPSAが、JLRの買収に向けタタと詰めの協議をしている」と報じるなど、売却観測が飛び交っている。
➡︎◻︎元記事に

ジャガーi-PACEもいいですが、ランドローバーイヴォークに
電動パワートレインを積んだ車も近々登場とか。期待ですね。

➡︎◻︎新型 イヴォークPHEV 2020年発売

➡︎◻︎BMW 「i -NEXT」2021年発売

➡︎◻︎BMW「iX3」コンセプト
BMWとジャガー・ランドローバーがEVを共同開発するそうです。
独BMWと英ジャガー・ランドローバー(JLR)は5日、電気自動車(EV)の中核部品を共同開発すると発表した。2020年以降に発売する車種から順次、搭載する。両社は高級車で競合するが、次世代技術の開発で膨らむ研究開発費を抑える狙いだ。

(BMW 新型ピュアEV「 iX3」)
EVやプラグインハイブリッド車(PHV)向けの「電動ユニット」と呼ぶシステムを共同で開発する。モーターや変速機、電気制御部品などで構成され、電池と並んで電動車の性能を左右する中核部品だ。部材を共同調達してEVの価格競争力を高める狙いもある。
両社はBMWの本社がある独ミュンヘンでBMWの次世代ユニットをベースに開発する。開発したモーターなどは両社がそれぞれの工場で生産する。

自動車大手にとって次世代技術の開発の効率化は差し迫った課題だ。BMWは19年から22年までに120億ユーロ(約1兆4600億円)のコスト削減を進めている。自動運転技術の開発では2月に独ダイムラーとの共同開発を決めた。JLRは1月に4500人の人員削減を発表、20年3月までに25億ポンド(約3400億円)のコストを削減する計画だ。

(ジャガーのピュアEV 「i-PACE )
欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が仏ルノーに経営統合を提案した背景にも次世代技術開発に向けた投資の効率化がある。
➡︎◻︎元記事に
内燃機関を売りながら、EVの開発を進めてしかもそこから利益を得るのは
自動車メーカーには非常に難しいミッションなんだと思います。
EVは環境問題、燃費規制で力を入れざるを得ない。
開発そして生産するには一定の固定費がかかります。
既にBMWはミュンヘンにかなり4大きな投資をしてきていると思われます。
しかしその一方で売れば売るほど利益を圧迫する。
BMWにとってジャガーとの共同開発は、この固定費の早期回収に繋がり、
メリットがあるのかもしれません。
一方インドのタタグループが保有するジャガー・ランドローバーです。
積極的な新車開発をしている一方、
昨今の経営状況はあまり良くないようです。
(特に中国での減速)
人員削減に手をつけ始めているのは深刻です。
以下の記事のように中国企業に売却の噂も出ています。
それ故にEVの開発は今や死活に関わる問題でしょう。
JLR側の方が課題が多く、
BMW側は上手くいけば御の字といった所でしょうか。
あくまで個人的なイメージですが、、、。
【ムンバイ=早川麗】インド自動車大手のタタ自動車が厳しい状況に追いやられている。20日発表した2019年3月期の最終損益は、2882億ルピー(約4550億円)の大幅な赤字となった。前の期は898億ルピーの黒字。最終赤字は金融危機で販売が大きく落ち込んだ09年3月期以来となる。英子会社ジャガー・ランドローバー(JLR)が中国での販売不振などを理由に約4340億円の減損損失を計上したことが響いた。JLRの売却観測も浮上している。

「(JLRを売却するという)臆測報道が出るたびに、我々は(それを否定する)同じコメントを出して答えている」
タタ自のPBバラジ最高財務責任者(CFO)は20日の決算会見で、JLR株の売却について改めて記者から問われると、こう答えてみせた。
実際、JLRが2月に4000億円近くの減損を発表して以降、同社の売却話が続いている。中国の業界専門紙が2月、「中国大手の長城汽車がジャガー買収に向けタタと接触」などと報じたほか、5月にも英通信社ザ・プレス・アソシエーションが「グループPSAが、JLRの買収に向けタタと詰めの協議をしている」と報じるなど、売却観測が飛び交っている。
➡︎◻︎元記事に

ジャガーi-PACEもいいですが、ランドローバーイヴォークに
電動パワートレインを積んだ車も近々登場とか。期待ですね。

➡︎◻︎新型 イヴォークPHEV 2020年発売

➡︎◻︎BMW 「i -NEXT」2021年発売

➡︎◻︎BMW「iX3」コンセプト
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