
@DIMEというサイトに現行アウトランダーPHEVが出ていたので
見てみるとキャンプに乗っていくにはどういうクルマが良いか
という記事でした。
間もなく、アウトドアやキャンプを楽しむのに最高のシーズン、秋がやってくる。気候が安定し、空気が澄み、紅葉もきれいで、害虫被害も低減される季節でもある。
そんなアウトドアやキャンプに行くとき、勘違いしやすいのが、「最低地上高に余裕がある、走破性に優れた本格SUVこそベストな選択である」・・・という思い込みだ。たしかに、アウトドアフィールドではSUVが似合う。

しかし、日本のアウトドアフィールドやオートキャンプ場のほとんどは、幹線道路からのアクセス路、場内の道は見事に整備されていて、それこそ普通の乗用車でも問題なく訪れることができる。考えてもみれば、本格的なキャンピングカーが、キャブコン、バンコンを含め、本格SUVベースのクルマ、最低地上高に余裕あるクルマではないことからも、納得できると思う。
そもそも極悪路の先にあるアウトドアフィールド、オートキャンプ場など、お客さん(乗っていくクルマ)を選びすぎて、経営が成り立たない。つまり、アウトドアにバッチリ似合うキャラ、雰囲気を備え、走破性に特化したSUVでなければ、アウトドアやキャンプフィールドに辿り着けず困るということは少ないのだ。

加えて、もうひとつ、SUVがベストではないかも知れない理由がある。それは荷物の積載性。アウトドアやキャンプを”贅沢に”楽しむためには、それなりの荷物が必要になる。大型の3列シートSUVの3列目席を格納してラゲッジスペースを拡大する、といったケースは別にして、一般的な2列シートのミッドサイズ&コンパクトSUVのラゲッジスペースは、ワゴンとほぼ変わらず、とくに高さ方向で十二分とは言い難い。ソロキャンプ、カップルでのアウトドア、キャンプならOKでも、後席を使う(人が乗る)ファミリーや仲間4~5人乗車では、荷物の積載力不足になる可能性大である(ルーフキャリアを使う手はあるが)。
アウトドアやキャンプにもっとも相応しいクルマは何か?と言えば、実はMクラス以上のボックス型ミニバンだったりする(ソロ、カップルならコンパクトミニバンの2列シートモデルでもOK)。それは、本格派キャンパーが集う、三菱自動車が主催するスターキャンプの現場でも明らかだ。
そこで、ス―ターキャンプに参加しているキャンパーたちに、愛車が何故、アウトランダーPHEVのようなSUVではなく、ミニバンのデリカD:5なのかと聞いてみたところ、3列目席を格納してラゲッジスペースを拡大して使っているのは当然として、要約すると、「SUVよりミニバンのほうが明らかに荷物の積載量に余裕があり、ルーフの積載に頼ることなく、2列目席以降の広大な空間に、家族5人分のファミリーキャンプ用品を余裕で積み込めるから。」という答えが返ってきた。また、「ミニバンは、ラゲッジスペースの高さ方向、特にラゲッジスペースのフロアからリヤウインドー下端までの高さが十分にあることで、後方視界をしっかり確保した上で、荷物をたっぷり積めるメリットがある」という声もあった。
そして撤収する場面でも、ラゲッジスペースに余裕があると、例えば大雨で急いで荷物を積み込むドタバタな場面を含め、楽なのだという。
それだけではない、デリカD:5のような広大な室内空間を持つボックス型ミニバンなら、多彩なシートアレンジによって車中泊に対応してくれるのはもちろん、キャンプを楽しんでいるとき、突然の豪雨、天候の変化が襲ってきても、近くにミニバンがあれば、車内をお座敷!?にシートアレンジし、快適に緊急避難することもできるのだ。
たしかに、次期型の登場も迫ったアウトランダーPHEVや、最新のエクリプスクロスPHEVのように、悪路にも強く、AC100V/1500Wコンセントを備えていれば、野っぱらのキャンプ場で、電源を取るのに苦労しないメリット絶大だ。車内外でコーヒーメーカーやホットプレートを使うこともでき、その圧倒的な便利さは、災害時を含め、捨てがたいのだが・・・。

が、多くのオートキャンプ場の区画には、電源設備があるところも少なくなく、そうしたところを選べば、AC100V/1500Wコンセント付きの電動車でなくても困ることはない、とも言える。
しかも、デリカD:5に関して言えば、そもそもアウトランダーをベースに仕立てた、”ミニバンの皮をかぶったSUV”と呼べる4WD=AWC(All Wheel Control)機構、走破性を備えるタフなミニバンだ。最低地上高にも余裕があり、悪路に強い本格4WDシステムを搭載しているため、万一、極端な悪路に遭遇しても、なんなく走破できる頼もしささえあるのだから最強だ。
アウトドアフィールド、キャンプ場に似合うのはもちろん本格SUVだが、実際の使い勝手としては、悪路走破性にこだわっていないミニバンでも、日本の整備されたアウトドアフィールド、キャンプ場では、むしろメリットのほうが上回ると言えそうなのである(できれば4WDを選んでおくとより安心)。
➡□元記事に
そうですね。
昔は100V電源が整備されたキャンプ場はほとんどありませんでしたが、
昨今の高規格キャンプ場には目を見張るものがあります。
小生もアウトランダーPHEVの1500W給電での「EVキャンプ」を
楽しみましたが、最近はクルマの電源が出動することは少なくなりました。
サイトに横付け出来ないグランピング施設を使ったりするのも
理由かもしれません。
それでも横付けできるキャンプ場に行ったときに
「場内をエンジン音もCO2排出もなくEV走行できる」という
メリットはPHEVならではです。
これで周りのキャンパーや時間を気にせずにクルマで移動できます。
これはPHEVキャンプ向きの理由だと個人的に思います。

追記
コロナ禍で全くノーマークにしてましたが、
今年の三菱スターキャンプが兵庫県淡路島でひっそり開催されていたことを知りました。
(ディーラーさん中心にやったのでしょうね。ご苦労様でした)
北海道洞爺湖は緊急事態宣言が発令され中止された様です。
本当に昨年今年はイベントを企画された方には大変な年でした。
来年は久々に本格的にスターキャンプが開催されることを願います。

➡︎◻︎三菱スターキャンプ2018朝霞は台風の影響で中止に

➡︎◻︎参加者写真を紛失 三菱スターキャンプ2017


➡︎◻︎小生参加のスターキャンプ2015朝霞

➡︎□小生のEVデイキャンプ事例静岡県「不動の滝キャンプ場」

➡︎◻︎アウトランダーPHEVで行った個人的グランピングキャンプ施設ベスト10
見てみるとキャンプに乗っていくにはどういうクルマが良いか
という記事でした。
間もなく、アウトドアやキャンプを楽しむのに最高のシーズン、秋がやってくる。気候が安定し、空気が澄み、紅葉もきれいで、害虫被害も低減される季節でもある。
そんなアウトドアやキャンプに行くとき、勘違いしやすいのが、「最低地上高に余裕がある、走破性に優れた本格SUVこそベストな選択である」・・・という思い込みだ。たしかに、アウトドアフィールドではSUVが似合う。

しかし、日本のアウトドアフィールドやオートキャンプ場のほとんどは、幹線道路からのアクセス路、場内の道は見事に整備されていて、それこそ普通の乗用車でも問題なく訪れることができる。考えてもみれば、本格的なキャンピングカーが、キャブコン、バンコンを含め、本格SUVベースのクルマ、最低地上高に余裕あるクルマではないことからも、納得できると思う。
そもそも極悪路の先にあるアウトドアフィールド、オートキャンプ場など、お客さん(乗っていくクルマ)を選びすぎて、経営が成り立たない。つまり、アウトドアにバッチリ似合うキャラ、雰囲気を備え、走破性に特化したSUVでなければ、アウトドアやキャンプフィールドに辿り着けず困るということは少ないのだ。

加えて、もうひとつ、SUVがベストではないかも知れない理由がある。それは荷物の積載性。アウトドアやキャンプを”贅沢に”楽しむためには、それなりの荷物が必要になる。大型の3列シートSUVの3列目席を格納してラゲッジスペースを拡大する、といったケースは別にして、一般的な2列シートのミッドサイズ&コンパクトSUVのラゲッジスペースは、ワゴンとほぼ変わらず、とくに高さ方向で十二分とは言い難い。ソロキャンプ、カップルでのアウトドア、キャンプならOKでも、後席を使う(人が乗る)ファミリーや仲間4~5人乗車では、荷物の積載力不足になる可能性大である(ルーフキャリアを使う手はあるが)。
アウトドアやキャンプにもっとも相応しいクルマは何か?と言えば、実はMクラス以上のボックス型ミニバンだったりする(ソロ、カップルならコンパクトミニバンの2列シートモデルでもOK)。それは、本格派キャンパーが集う、三菱自動車が主催するスターキャンプの現場でも明らかだ。
そこで、ス―ターキャンプに参加しているキャンパーたちに、愛車が何故、アウトランダーPHEVのようなSUVではなく、ミニバンのデリカD:5なのかと聞いてみたところ、3列目席を格納してラゲッジスペースを拡大して使っているのは当然として、要約すると、「SUVよりミニバンのほうが明らかに荷物の積載量に余裕があり、ルーフの積載に頼ることなく、2列目席以降の広大な空間に、家族5人分のファミリーキャンプ用品を余裕で積み込めるから。」という答えが返ってきた。また、「ミニバンは、ラゲッジスペースの高さ方向、特にラゲッジスペースのフロアからリヤウインドー下端までの高さが十分にあることで、後方視界をしっかり確保した上で、荷物をたっぷり積めるメリットがある」という声もあった。
そして撤収する場面でも、ラゲッジスペースに余裕があると、例えば大雨で急いで荷物を積み込むドタバタな場面を含め、楽なのだという。
それだけではない、デリカD:5のような広大な室内空間を持つボックス型ミニバンなら、多彩なシートアレンジによって車中泊に対応してくれるのはもちろん、キャンプを楽しんでいるとき、突然の豪雨、天候の変化が襲ってきても、近くにミニバンがあれば、車内をお座敷!?にシートアレンジし、快適に緊急避難することもできるのだ。
たしかに、次期型の登場も迫ったアウトランダーPHEVや、最新のエクリプスクロスPHEVのように、悪路にも強く、AC100V/1500Wコンセントを備えていれば、野っぱらのキャンプ場で、電源を取るのに苦労しないメリット絶大だ。車内外でコーヒーメーカーやホットプレートを使うこともでき、その圧倒的な便利さは、災害時を含め、捨てがたいのだが・・・。

が、多くのオートキャンプ場の区画には、電源設備があるところも少なくなく、そうしたところを選べば、AC100V/1500Wコンセント付きの電動車でなくても困ることはない、とも言える。
しかも、デリカD:5に関して言えば、そもそもアウトランダーをベースに仕立てた、”ミニバンの皮をかぶったSUV”と呼べる4WD=AWC(All Wheel Control)機構、走破性を備えるタフなミニバンだ。最低地上高にも余裕があり、悪路に強い本格4WDシステムを搭載しているため、万一、極端な悪路に遭遇しても、なんなく走破できる頼もしささえあるのだから最強だ。
アウトドアフィールド、キャンプ場に似合うのはもちろん本格SUVだが、実際の使い勝手としては、悪路走破性にこだわっていないミニバンでも、日本の整備されたアウトドアフィールド、キャンプ場では、むしろメリットのほうが上回ると言えそうなのである(できれば4WDを選んでおくとより安心)。
➡□元記事に
そうですね。
昔は100V電源が整備されたキャンプ場はほとんどありませんでしたが、
昨今の高規格キャンプ場には目を見張るものがあります。
小生もアウトランダーPHEVの1500W給電での「EVキャンプ」を
楽しみましたが、最近はクルマの電源が出動することは少なくなりました。
サイトに横付け出来ないグランピング施設を使ったりするのも
理由かもしれません。
それでも横付けできるキャンプ場に行ったときに
「場内をエンジン音もCO2排出もなくEV走行できる」という
メリットはPHEVならではです。
これで周りのキャンパーや時間を気にせずにクルマで移動できます。
これはPHEVキャンプ向きの理由だと個人的に思います。

追記
コロナ禍で全くノーマークにしてましたが、
今年の三菱スターキャンプが兵庫県淡路島でひっそり開催されていたことを知りました。
(ディーラーさん中心にやったのでしょうね。ご苦労様でした)
北海道洞爺湖は緊急事態宣言が発令され中止された様です。
本当に昨年今年はイベントを企画された方には大変な年でした。
来年は久々に本格的にスターキャンプが開催されることを願います。

➡︎◻︎三菱スターキャンプ2018朝霞は台風の影響で中止に

➡︎◻︎参加者写真を紛失 三菱スターキャンプ2017


➡︎◻︎小生参加のスターキャンプ2015朝霞

➡︎□小生のEVデイキャンプ事例静岡県「不動の滝キャンプ場」

➡︎◻︎アウトランダーPHEVで行った個人的グランピングキャンプ施設ベスト10
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