
本年日産と共同で、軽EV「ekクロスEV」を発売しましたが、
これに先んじて長年日本のEVの先駆者として活躍した、
「アイミーブ」「ミニキャブアイミーブ」を廃止していました。
しかし今回、商用車の「ミニキャブアイミーブ」だけ、
再発売が決定しました。
ミニキャブ・ミーブは三菱が2011年に投入した軽商用EVです。バンとトラックの2タイプがあります。

世界初の量産型EVとして2009年に登場した三菱の軽乗用車(のちに小型車に規格変更)「アイ・ミーブ」に続くモデルであり、現在、国内メーカーで唯一の軽商用EVでもあります。
三菱によると、ミニキャブ・ミーブの販売台数は、発売の2011年と翌2012年は年間2000台を超えていたもののその後は減少。2017年にはトラックが生産終了し、2021年3月にはバンも生産を休止し一部法人向けの販売だけを続けていました。2011年度から2020年度までの累計販売台数は9304台に上ります。

しかしこれに前後して世界的に脱炭素化への関心が高まり、EVシフトの動きも活発化。ミニキャブ・ミーブのニーズも再び高まったとして、今回ミニキャブ・ミーブの一般販売再開が決まったといいます。
販売を再開するのはバンタイプで、電池容量が16kWhの「CD」グレードです。4シーターと2シーターの2種類を用意します。
最高出力は30kW(41PS)、最大トルクは196Nm、一充電走行距離(WLTCモード)は133kmです。移動範囲が限定される配送業などでの用途を想定しています。
このように仕様は基本的に販売休止前と変わりませんが、今回の再販モデルは、ASC(アクティブスタビリティコントロール)、オートライトコントロール、荷室ユーティリティナット(M6サイズ、左右各5か所)の3つを追加し、安全性と機能を強化しています。

ガソリンの軽バンと同等の荷室空間を確保しつつ、ユーティリティナットで荷室のカスタマイズも容易にしています。
※ ※ ※
三菱は、2022年6月に軽EV「eKクロスEV」を発売していますが、今回の再販モデルのプラットフォームやパワートレインは従前のミニキャブ・ミーブのままです。

eKクロスEVの仕様を採用しなかったことについて、三菱の担当者は「eKクロスEVは日産との共同開発モデルであり、(ミニキャブ・ミーブと)プラットフォームが違うため難しかった」と説明。
しかし一方で「eKクロスEVのプラットフォームを採用した軽商用EVは、検討している」とも明かしました。
また、今回はバンのみが復活しますが、トラックについては「ニーズは認識していますが、決まっていることは何もありません」とし、再販の予定はないとしています。

(三菱公式HPより)
ミニキャブ・ミーブ(バン)の価格(消費税込み)は据え置きで、4シーターが245万3000円、2シーターが243万1000円。EV補助金は、従前は41万円でしたが、新たな金額は現時点では確定していないといいます。
いずれも発売は、11月24日の予定です。
➡□元記事に
今回、日産「SAKURA」三菱「ekクロスEV」のパワートレインを
流量して商用車EVを発売すれば本来は良いのですが、
床下に大きな電池を配する現状のパワートレインと、
床下が低く、開口部の大きい商用車を作るには、時間がかかるようです。
そこでミニキャブミーブ再販売のくだりになったという事です。
ekクロスEVが、何故ekスペースEVでなかったかの理由は
以下のリンクから過去記事をご覧ください。

➡︎□ekクロスEVは、何故ハイトワゴンタイプの「ekワゴンEV」でなかったのか?の理由
これに先んじて長年日本のEVの先駆者として活躍した、
「アイミーブ」「ミニキャブアイミーブ」を廃止していました。
しかし今回、商用車の「ミニキャブアイミーブ」だけ、
再発売が決定しました。
ミニキャブ・ミーブは三菱が2011年に投入した軽商用EVです。バンとトラックの2タイプがあります。

世界初の量産型EVとして2009年に登場した三菱の軽乗用車(のちに小型車に規格変更)「アイ・ミーブ」に続くモデルであり、現在、国内メーカーで唯一の軽商用EVでもあります。
三菱によると、ミニキャブ・ミーブの販売台数は、発売の2011年と翌2012年は年間2000台を超えていたもののその後は減少。2017年にはトラックが生産終了し、2021年3月にはバンも生産を休止し一部法人向けの販売だけを続けていました。2011年度から2020年度までの累計販売台数は9304台に上ります。

しかしこれに前後して世界的に脱炭素化への関心が高まり、EVシフトの動きも活発化。ミニキャブ・ミーブのニーズも再び高まったとして、今回ミニキャブ・ミーブの一般販売再開が決まったといいます。
販売を再開するのはバンタイプで、電池容量が16kWhの「CD」グレードです。4シーターと2シーターの2種類を用意します。
最高出力は30kW(41PS)、最大トルクは196Nm、一充電走行距離(WLTCモード)は133kmです。移動範囲が限定される配送業などでの用途を想定しています。
このように仕様は基本的に販売休止前と変わりませんが、今回の再販モデルは、ASC(アクティブスタビリティコントロール)、オートライトコントロール、荷室ユーティリティナット(M6サイズ、左右各5か所)の3つを追加し、安全性と機能を強化しています。

ガソリンの軽バンと同等の荷室空間を確保しつつ、ユーティリティナットで荷室のカスタマイズも容易にしています。
※ ※ ※
三菱は、2022年6月に軽EV「eKクロスEV」を発売していますが、今回の再販モデルのプラットフォームやパワートレインは従前のミニキャブ・ミーブのままです。

eKクロスEVの仕様を採用しなかったことについて、三菱の担当者は「eKクロスEVは日産との共同開発モデルであり、(ミニキャブ・ミーブと)プラットフォームが違うため難しかった」と説明。
しかし一方で「eKクロスEVのプラットフォームを採用した軽商用EVは、検討している」とも明かしました。
また、今回はバンのみが復活しますが、トラックについては「ニーズは認識していますが、決まっていることは何もありません」とし、再販の予定はないとしています。

(三菱公式HPより)
ミニキャブ・ミーブ(バン)の価格(消費税込み)は据え置きで、4シーターが245万3000円、2シーターが243万1000円。EV補助金は、従前は41万円でしたが、新たな金額は現時点では確定していないといいます。
いずれも発売は、11月24日の予定です。
➡□元記事に
今回、日産「SAKURA」三菱「ekクロスEV」のパワートレインを
流量して商用車EVを発売すれば本来は良いのですが、
床下に大きな電池を配する現状のパワートレインと、
床下が低く、開口部の大きい商用車を作るには、時間がかかるようです。
そこでミニキャブミーブ再販売のくだりになったという事です。
ekクロスEVが、何故ekスペースEVでなかったかの理由は
以下のリンクから過去記事をご覧ください。

➡︎□ekクロスEVは、何故ハイトワゴンタイプの「ekワゴンEV」でなかったのか?の理由
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