
2021年の8月に北米アウトランダーの発売を見て、
(この段階でPHEVの日本発売は非公開)
小生が勝手に、アウトランダーPHEVオーナーが、
新型アウトランダーPHEVに乗り換えたら
期待できる事⑩項目」という内容の記事を
書いておりました。
2022年1月新型アウトランダーPHEV 22型が我が家に納車され、
10ヶ月が経過しました。
改めてこの10項目に関して個別にレビューしてみたいと思います。
今回は航続距離、燃費編です。
④EV航続距離も、総航続距離も延長され、ストレスのないロングドライブが可能に。

③のパワフルに編にも書きましたが、今回先代の「エンジンがかかるとがっかりする」
というユーザーの声を受けて、駆動用に大型のリチウムイオン電池(20KWh)が搭載されました。

これによってカタログのEV航続距離が、
EV走行距離 ーーーー先代57.6km⇒新型87km(M)83km(GPグレード)
と大幅延長されました。

先代がGSユアサの金属缶を外装とした角型セルを使用していましたが、
新型は、よりスペース効率に優れた旧日産系のエンビションAESC社のパウチ型(ラミネートタイプ)
を採用しています。なので、ほぼ同じスペースに多くのセルを格納できています。
先代が、重い電池が長細く並べられているのに対し、新型は正方形に近いので、クルマの中心に
重心が集中してボディバランスにも優れています。(旋回に優位)

なので、先代が3.7Vを80個繋げた300Vですが、新型は92個繋げた350Vに
昇圧されています。これによって、高い電圧で、容量の多いバッテリーを床下に
搭載することによって、EV航続距離を伸ばすことに成功したのです。
10ヶ月乗ってみて、実感としては高速以外では電池がなかなか無くなりません。
先代が出かける時は必ずセーブモードにしていたのに対して、
近郊のお出かけはノーマル(基本EV走行だけ)で帰ってこれる感じです。

EVとして航続距離が伸びただけではありません。
新型には巨大なガソリンタンクが搭載されました。
45ℓ⇒56ℓと11ℓもの多くのガソリンを積める様に。
➡︎□三菱公式HP「開発者のこだわり」へ

3列目シートの採用でただでさえ制約のある床下に凸凹の形状にして容量を稼ぐ
凄いガソリンタンクが載っています。

カタログ燃費の16.2km/ℓを使うと16.2×56=907km
これにEV航続距離83kmを単純に加えると990kmとなり、実に1000kmもの
ロングドライブが可能になります。
(先代との差はガソリンタンク分の178km+バッテリー分の25kmで203kmも遠くに行けます)

当然ですが、車両重量は先代 1900(G)⇒新型 2050(G5人)2110(P)
200kgも重くなってのこの航続距離は凄いです。
重量を重くしても、発電しながら航続距離を稼ぐという、
ガソリンと大型の電池を積んだツインエナジーカーならではの発想だと思います。
これによって、ロングドライブを可能にした正にグランドツーリングカーです。
このクルマの考え方は、日産との共同開発が決まる前2016年に発表された
今回のアウトランダーPHEV GN0Wの原型となる「三菱GTーPHEVコンセプト」
が航続距離1000kmを目指していたので、正にそれの実車での実現です。
(ちなみに「GT」はグランドツーリング)

10ヶ月乗ってみての、実感としては、小生は週末ドライバーで、
高速で出かけることが多いので、電気だけで帰って来ることが少なく、
どうしてもカタログ燃費よりも若干悪い事が多くなります。
なのでガソリンを満タンにした時の総航続距離は、800km程度に
表示されます。(この時は711km)

この時はEV航続距離は96kmと非常に長く出て、総航続距離は895kmです。
これもかなり凄いです。大満足です。余裕で名古屋まで行って帰って来れます。

遠出するとその度に給油しなければならなかった先代に比べて、
給油の頻度が少なくて済むと実感するのが新型アウトランダーPHEV GN0Wです。

(先日総距離が5000kmになりました 妻に撮ってもらいました)
10ヵ月乗って総距離5000km.(コロナ禍しかも週末ドライバーなので少なめです)
燃費は、、給油6回、平均燃費14.9km
途中で駐車場の工事で自宅充電できなかった事を加味すると、良い燃費かと思います。
来年あたりはコロナもひと段落、このクルマの航続距離を活かしたロングツーリングにも
挑戦してみたいです。

➡︎□新旧アウトランダーPHEV 諸元比較(全てにレベルアップ)

➡□新型アウトランダーPHEV航続距離レビュー(2022 5月)

➡︎□新型アウトランダーPHEVの「エンジンがかかるとガッカリする」の解消について

➡︎□2016年公開のアウトランダーPHEV GN0Wの原型「三菱GT PHEVコンセプト」

➡□トップページの紅葉の写真を1枚入れ替えました(銀杏の積もる門と愛車)
(この段階でPHEVの日本発売は非公開)
小生が勝手に、アウトランダーPHEVオーナーが、
新型アウトランダーPHEVに乗り換えたら
期待できる事⑩項目」という内容の記事を
書いておりました。
2022年1月新型アウトランダーPHEV 22型が我が家に納車され、
10ヶ月が経過しました。
改めてこの10項目に関して個別にレビューしてみたいと思います。
今回は航続距離、燃費編です。
④EV航続距離も、総航続距離も延長され、ストレスのないロングドライブが可能に。

③のパワフルに編にも書きましたが、今回先代の「エンジンがかかるとがっかりする」
というユーザーの声を受けて、駆動用に大型のリチウムイオン電池(20KWh)が搭載されました。

これによってカタログのEV航続距離が、
EV走行距離 ーーーー先代57.6km⇒新型87km(M)83km(GPグレード)
と大幅延長されました。

先代がGSユアサの金属缶を外装とした角型セルを使用していましたが、
新型は、よりスペース効率に優れた旧日産系のエンビションAESC社のパウチ型(ラミネートタイプ)
を採用しています。なので、ほぼ同じスペースに多くのセルを格納できています。
先代が、重い電池が長細く並べられているのに対し、新型は正方形に近いので、クルマの中心に
重心が集中してボディバランスにも優れています。(旋回に優位)

なので、先代が3.7Vを80個繋げた300Vですが、新型は92個繋げた350Vに
昇圧されています。これによって、高い電圧で、容量の多いバッテリーを床下に
搭載することによって、EV航続距離を伸ばすことに成功したのです。
10ヶ月乗ってみて、実感としては高速以外では電池がなかなか無くなりません。
先代が出かける時は必ずセーブモードにしていたのに対して、
近郊のお出かけはノーマル(基本EV走行だけ)で帰ってこれる感じです。

EVとして航続距離が伸びただけではありません。
新型には巨大なガソリンタンクが搭載されました。
45ℓ⇒56ℓと11ℓもの多くのガソリンを積める様に。
➡︎□三菱公式HP「開発者のこだわり」へ

3列目シートの採用でただでさえ制約のある床下に凸凹の形状にして容量を稼ぐ
凄いガソリンタンクが載っています。

カタログ燃費の16.2km/ℓを使うと16.2×56=907km
これにEV航続距離83kmを単純に加えると990kmとなり、実に1000kmもの
ロングドライブが可能になります。
(先代との差はガソリンタンク分の178km+バッテリー分の25kmで203kmも遠くに行けます)

当然ですが、車両重量は先代 1900(G)⇒新型 2050(G5人)2110(P)
200kgも重くなってのこの航続距離は凄いです。
重量を重くしても、発電しながら航続距離を稼ぐという、
ガソリンと大型の電池を積んだツインエナジーカーならではの発想だと思います。
これによって、ロングドライブを可能にした正にグランドツーリングカーです。
このクルマの考え方は、日産との共同開発が決まる前2016年に発表された
今回のアウトランダーPHEV GN0Wの原型となる「三菱GTーPHEVコンセプト」
が航続距離1000kmを目指していたので、正にそれの実車での実現です。
(ちなみに「GT」はグランドツーリング)

10ヶ月乗ってみての、実感としては、小生は週末ドライバーで、
高速で出かけることが多いので、電気だけで帰って来ることが少なく、
どうしてもカタログ燃費よりも若干悪い事が多くなります。
なのでガソリンを満タンにした時の総航続距離は、800km程度に
表示されます。(この時は711km)

この時はEV航続距離は96kmと非常に長く出て、総航続距離は895kmです。
これもかなり凄いです。大満足です。余裕で名古屋まで行って帰って来れます。

遠出するとその度に給油しなければならなかった先代に比べて、
給油の頻度が少なくて済むと実感するのが新型アウトランダーPHEV GN0Wです。

(先日総距離が5000kmになりました 妻に撮ってもらいました)
10ヵ月乗って総距離5000km.(コロナ禍しかも週末ドライバーなので少なめです)
燃費は、、給油6回、平均燃費14.9km
途中で駐車場の工事で自宅充電できなかった事を加味すると、良い燃費かと思います。
来年あたりはコロナもひと段落、このクルマの航続距離を活かしたロングツーリングにも
挑戦してみたいです。

➡︎□新旧アウトランダーPHEV 諸元比較(全てにレベルアップ)

➡□新型アウトランダーPHEV航続距離レビュー(2022 5月)

➡︎□新型アウトランダーPHEVの「エンジンがかかるとガッカリする」の解消について

➡︎□2016年公開のアウトランダーPHEV GN0Wの原型「三菱GT PHEVコンセプト」

➡□トップページの紅葉の写真を1枚入れ替えました(銀杏の積もる門と愛車)
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