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PHEV ブログ

アウトランダーPHEV乗りのブログです(自称 発売以来PHEVを最も長く乗り続けている男の1人)

「EV購入を依然ためらう消費者も 米ディーラーが実感」とウォールストリートジャーナル紙

電動車両の今後を占うのに、電動化が遅れている日本の市場だけを
見ていると今一つピンとこないので、
北米や中国などの記事をチェックするようにしています。
今日は電動車両ピックアップトラックが人気のアメリカの事情を
紹介します。




フォードでは電動ピックアップトラック「F-150ライトニング」をはじめとするEVの販売が伸びている。ただ、全米で一様に需要が広がっているわけではない、と同社の広報担当者は話す。
フォード ピックアップトラックEV Fー150 ライトニング
(フォード F150ライトニング)
ディーラーによると、EVの販売後、充電に関する不満や必ずしも宣伝通りの航続距離に到達しないという苦情が寄せられることがある。場合によっては、購入してすぐに返品しようとする顧客もいる

「返品を試みたり、きっぱり突き返したりする顧客が一定数はいる」。シーヒーのラロシェル氏はこう話す。


EVは新車市場のまだ小さな部分にとどまるが、急拡大している。モーター・インテリジェンスによると、今年1月~11月に米国のEV販売台数は48%増加した。しかし、2022年同期の69%増に比べると鈍化している。S&Pグローバル・モビリティのデータによると、販売台数は依然として数州に集中し、中でもカリフォルニア州が最大を占める。

こうした伸び鈍化は、自動車メーカーが一時的な壁に直面するのか、それとも長期的な需要の課題があるのかという広範な疑問を投げかける。各社は市場に投入するEVモデルを増やすため、何十億ドルも投資してきた。多くのアナリストや自動車業界幹部は、今後も販売は拡大し続けるものと楽観視している。

「伸び率は最近落ち着いてきたが、EV需要は明らかに正しい方向に進んでいる」。米ゼネラル・モーターズ(GM)のメアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)は最近のアナリスト会見でこう述べた。手頃な車種の選択肢と充電インフラの改善が実現すれば、EV購入者の増加を促すだろう、と同氏は指摘する。
GM ハマーEV シエラピックアップトラックEV
(GMのBEVピックアップトラック)
ディーラーの間でも、購入者がどれだけ早くこの技術を受け入れるかについて見方は割れている。EV需要が熱を帯びるロサンゼルスなどでは、バッテリー駆動モデルが売れ筋になっているという。EV人気が高い市場では、公共充電設備がより拡充している傾向にある。

一方、需要の中心地以外では、EVや電動ピックアップトラックの販売がより難しくなっている。

かねてEVを所有するノースカロライナ州在住のカーメラ・ローリグさん(62)は、EVに完全移行する態勢が整ったと考え、予備のガソリン車を売却した。だが昨年、サウスカロライナ州の田舎で立ち往生したのを機に、考えを変えた。ローリグさんが運転するテスラ製「モデルS」のタイヤがパンクした際、その地域にテスラ車のタイヤを置いている店がなかった。彼女は結局、近くの店の従業員にお金を払い、家まで送ってもらった。

ローリグさんは今もテスラ車を所有するが、長距離移動用にピックアップトラックを新たに購入した。

テスラはコメントの求めに応じなかった。
テスラ サイバートラック 納車発売
(昨年から米で納車が始まったテスラサイバートラック 流れを変えられるか?)
全米約4000店舗が加盟するディーラー団体は11月、バイデン氏に書簡を送り、EV販売促進を目的とする自動車排ガス規制案は非現実的だと訴えた。この書簡への署名者は、家族経営の店舗から、オートネーションやリチア・モーターズのような株式上場する業界大手まで多岐にわたる。

「EVを求める顧客はおり、彼らに販売できるのはとても喜ばしい。だが大半の顧客はまだ変化を起こす準備ができていない」。書簡にそう書かれている。

自動車メーカーの一部はEV発売予定を延期している。GMは10月半ば、電動ピックアップトラックの工場開設を1年遅らせ、2025年後半にすると発表。フォードは消費者の需要が予想を下回ったことを受け、120億ドル(約1兆7500億円)のEV投資計画を先送りすると発表した。

自動車購入サイト、エドマンズによると、今年9月以降、ディーラーがEVを販売するのに要した日数は平均2カ月余りと、全車種の約40日を大きく上回った。

EVへの切り替えはまだ初期段階にあり、業界が適応するには時間がかかるかもしれない、とシーヒーのラロシェル氏は話している。
➡□元記事に



アメリカ人は熱しやすく冷めやすい[気が変わりやすい)のかもしれません。
なので、ちょっとF150ライトニングの売れ行きは停滞気味なようですが、
サイバートラックが実際に走っているのを見たりすると、
又BEV人気が再燃するかもしれません。

今後の北米での電動車両の動向に注目です。

テスラ サイバートラック 納車発売

➡︎□テスラサイバートラック納車開始2023年12月記述


FORD ピックアップトラックEV フォード『F-150ライトニング』(Ford F-150 Lightning)

➡︎□フォードFー150ライトニング過去記述 前後に巨大なラゲッジ
米リビアン社 『R1T』リヴィアン

➡︎◻︎GMが買い損ねた米「リヴィアン」社の電動トラック

テスラ「サイバートラック」電動ピックアップトラック

➡︎◻︎テスラのサイバートラックのデザインが凄い!!

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デンソーの燃料ポンプ搭載のアウトランダーPHEVリコール(GN0Wはセーフ)

三菱アウトランダーPHEVリコールの情報が出ていたのでびっくりしました。
原因は昨年から死亡事故も出て大騒ぎになっているデンソー製の燃料ポンプです。





自動車メーカーなど6社は、燃料ポンプの不具合でエンジンが止まるおそれがあるとして、あわせて36車種、およそ48万台のリコールを国土交通省に届け出ました。燃料ポンプは自動車部品メーカーのデンソーが製造したもので、同じ不具合でのリコールは国内で、合わせておよそ430万台となりました。

今回、リコールの対象となったのは、2012年3月から2020年6月までに製造された
▽SUBARUの「XV」など8車種、およそ23万1000台
▽マツダの「デミオ」など15車種、およそ14万7000台
▽スズキの「クロスビー」など6車種、およそ6万4000台
三菱自動車工業の「エクリプス クロス」など3車種、およそ3万6000台です。
デンソー燃料ポンプリコール 三菱

大型バイクも対象で
▽ホンダの3車種
▽ヤマハの1車種の
合わせておよそ3800台です。

国土交通省によりますと、これらの車やバイクでは燃料ポンプ内の部品が変形してポンプが動かなくなり、最悪の場合、走行中にエンジンが止まるおそれがあり、これまでにおよそ200件の不具合の報告があるということです。

▽スズキは27日から
▽ヤマハは1月29日から
▽スバルとマツダ、三菱自動車とホンダは準備が整い次第
全国の販売店で、無料で部品の交換を行うとしています。

これらの燃料ポンプはデンソーが製造したもので、同じ不具合のリコールは今回を含め、国内で、2020年以降、自動車メーカーなど10社の、合わせておよそ430万8000台に上り、交換用もおよそ9600台が対象になっています。

デンソーは「ご心配とご迷惑をおかけしていることをおわびします。安心安全な製品づくりに最大限努力を尽くします」などとコメントしています。

➡□元記事に


➡□国交省HP

➡□三菱公式HPへ



以下三菱公式HPより
デンソー燃料ポンプリコール 三菱
対象車に乗られているオーナーの方には恐縮ですが、
アウトランダーPHEVに関しては先代の2017年~2019年製+初期型ということで
新型GN0Wは、幸いなことにセーフでした。
デンソー燃料ポンプリコール 三菱

昨年から発覚したデンソー該当燃料ポンプの搭載車が軒並みリコールです。
デンソー燃料ポンプリコール 三菱
ガソリンを供給する燃料ポンプが故障すると、急激にエンジンの回転が不可能になり、
ホンダ車の悲惨な追突死亡事故の様な危険な事になりかねません。
これを見ると樹脂の不備なようで、樹脂およびパーツを納めているメーカーの要因でもあるようですが、
成型後の樹脂の質を管理できなかったデンソーの責任は重いです。
デンソー燃料ポンプリコール 三菱
昨年からの累計リコールは上記の様になっており、
いかに日本の自動車メーカーが燃料ポンプの供給先をデンソー
に頼っているかという事が浮かび上がります。

自動車はこのように多くの部品で成り立っているので、
サプライヤーのミスが末端に大きく影響することがよくわかりました。

一方でPHEVは、ガソリンの供給が止まってもバッテリーに電池があれば
ホンダ車の様に急にストップして、追突されるリスクは低いように思います
➡︎□リコール前に起きた鳥取自動車におけるエンスト起因の死亡事故

その意味で、内燃機関車の、部品の劣化などによるリスクを電動駆動で
ヘッジしているとも言えます。(逆もあるかもしれません)
PHEVは構造が複雑で、車重が大きくなるなどの欠点もある一方、
ツインエネルギーによるツインリスクヘッジ車なのかもしれないと
思えてきました。

そんな今回のデンソーリコールでした。


三菱アウトランダーPHEV リコール2023

➡□三菱アウトランダーPHEV GN0W リコールその②2023年5月

新型アウトランダーPHEV ナビリコール①

➡□GN0W初リコール 2022年7月ナビ

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三菱新型「トライトン」にバンコクで早くもキャンパー仕様が登場!?

三菱新型トライトンがいよいよ日本でも発売ですが、
先行発売されているピックアップトラック天国のタイでは
いち早くキャンピングカー仕様が発売されているとの事。




新型トライトンのキャンピングカー仕様は約890万円
 フルラインアップが完成した新アスリートは、2023年11月29日から12月11日までの期間で、タイ・バンコクで開催された「モーターエキスポ2023」で一般公開されました。

 その中で、見つけたユニークな仕様のひとつが、新型トライントンのキャンピングカーです。
三菱新型トライトン キャンピングカー仕様カスタム バンコク


 トライトンキャンピングカーは、タイのドレスアップ&カスタマイズブランド「CARRYBOY」が手がけたもの。同社は、トラックカーゴの架装などのビジネス向け商品だけでなく、ピックアップトラックのアクセサリーパーツも展開。同社の商品は、日本のピックアップトラックユーザーにも愛用されています。その同社が手掛けたキャンピングカー「MOTORHOME」なのです。
三菱新型トライトン キャンピングカー仕様カスタム バンコク

 同車はシングルキャブのトライトンをベースに、トラックと一体化させた専用キャビンを架装しています。広いデッキを活用したキャビンは、長さ2620mm×幅1940mmのゆとりあるもの。畳でいえば、3畳ほどの広さとなります。室内高も男性が楽々と移動できるゆとりがあるので、快適です。

 装備を見ていくと、テーブル付き4人がけシートと3人がけベンチシートを設置。快適装備として、32インチのスマートテレビや電子レンジ、80リッターの冷蔵庫などを装備。また気温の高いタイだけに、キャビンにも内蔵式エアコンが標準化されています。
三菱新型トライトン キャンピングカー仕様カスタム バンコク

 またトラックキャビンの頭上には、天窓付きの固定式オーバーキャブベッドがありますが、この広さは上記の室内長に含まれていないため、より居住空間は広くなります。そして、角部の扉付きのスペースのトイレルームとシャワールームがあり、小物入れも左右の頭上と後部の小物入れに備わっています。まさに至れり尽くせりです。

 ゆとりのサイズを誇るだけに就寝定員は、最大6名を確保。このほかの装備として、360°カメラ、バックセンサー、9600kWのバッテリー、リヤキャビン用の電動格納式ステップ、ソーラー発電システム、などを標準化。さらにオプションとして、エアサスペンション、屋外用の格納式キッチン、強化エアコン、後部に外付けできる発電機なども用意されています。標準価格は、213万5000バーツ(日本円で890万円ほど)と高価ですが、74万9000バーツの車両代も含まれています。

 実車の印象ですが、エクステリアはシンプルですが、バランスもデザインされ、仕上がりも美しいもの。どちらかというとスポーティな雰囲気で、ピックアップトラックベースのキャンピングカーのカッコよさを上手く引き出しています。

三菱新型トライトン キャンピングカー仕様カスタム バンコク


 室内は洒落たリビング風に仕上げてあり、上質な作りとなっています。そして、フレームベースのボディと力強いディーゼルターボエンジン、4WDが生む高い走破性は、冒険野郎の相棒にも相応しいでしょう。特にキッチンは、外に用意されているのは、冒険感を盛り上げてくれます。日本では、ピックアップトラックベースのキャンピングカー自体が珍しい上、荷台にキャビンを搭載した分離式が主流。一体式のピックアップトラックのものはレアだけに、目立つこと間違いなし。ぜひ日本でも販売してほしいものです。
➡□元記事に



いいじゃあなですか!
日本でのキャンピングカーのベース車といえば
ハイエースなどがメジャーですが、
今後ピックアップトラックも、候補に放りそうですね。
ベース車が、ハイパワー四駆なのも安心です。
インテリアも素敵ですが、
個人的には屋外用の引き出し式、キッチンが良いですね!
アウトドア型キャンピングカーとして
素晴らしいですね。


東京オートサロン2024 三菱トライトンスノーシュレッダー カスタム



➡︎□新型トライトンはカスタムカーの人気ベース車になる可能性 雪国用スノーシュレッダー

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オリジナル車再評価のきっかけに?オートサロン展示のWR-Vのカスタム

アウトランダーPHEVの競合であるサイズのSUVでありながら、
当ブログでほとんど記事化していない国産SUVが、
ホンダWRーVです。
何故ならば今ひとつパンチが無いからです。
しかし今回東京オートサロンに展示されたカスタムカー
はちょっとアトラクティブです。



ホンダWR-Vフィールドエクスプローラーコンセプト
 大盛況のうちに幕を閉じた東京オートサロン2024だが、心に焼き付いたクルマを上げろと言われたら、その1台にホンダWR-Vを上げる。
東京オートサロン2024 ホンダWR-V「フィールドエクスプローラーコンセプト」

 会場に出展されたWR-Vは、「フィールドエクスプローラーコンセプト」というカスタムモデルだったのだが、これがまたホレボレするたたずまい。クルマの前で思わず「いままで軽くみててごめん」と謝りたくなったほどだ。

 具体的な中身なのだが、ホンダアクセスの手がける純正アクセサリーパーツをベースに、さらなるカスタマイズを施したもの。

 まずフロントマスクはグリル部分を換装し、ブラックアウトした太いガードが左右を貫く力強いデザイン。ガードの下側は粗いメッシュで仕上げ、上側には堂々とした「HONDA」の文字、さらには黄色いLEDのワークライトが埋め込まれ、無骨でタフな雰囲気を漂わせている。
東京オートサロン2024 ホンダWR-V「フィールドエクスプローラーコンセプト」


➡□元記事に



フォグランプもイエローに変更され、周囲のガーニッシュはフロントグリル同様グロッシーなブラック、さらにバンパー下部のフロントロアガーニッシュもブラックで統一されている。
東京オートサロン2024 ホンダWR-V「フィールドエクスプローラーコンセプト」

 ボディサイドに目をやると、こちらもサイドガーニッシュやホイールをすべてブラックアウトしているのだが、ここではなんといってもタイヤが存在感を放っている。トーヨータイヤのオープンカントリーR/Tが、WR-Vをワイルドなオフロードへ誘っているのだ。ちなみにサイズは195/80R15だ。

 リアはどうか。ここでもブラックが幅を利かせており、リアロアガーニッシュやテールスポイラーが黒く塗られている。さらにはバンパー回りもマットブラックなのだが、これはカッティングシートを貼ったように思えた。
東京オートサロン2024 ホンダWR-V「フィールドエクスプローラーコンセプト」

 と、ここまで細かな変更点を上げてきたが、WR-Vがすごいのは、そういったカスタムの効果を、素のデザインが見事にブーストさせていることだ。

 なかでもボンネット長が短く、全幅が1790mmもあるスクエア&ワイドなボディや、厚みのあるドアパネル、力強いCピラーなどが、ハイトがあってワイルドなイメージを強めていることは間違いない。

 ハイブリッドもないし4WDもないから、お手軽なコンパクトSUVとして括られがちなWR-Vだが、実際はとんでもない。その力強いデザインは、カスタマイズの素材として、とんでもないポテンシャルを秘めているのかもしれない。



小生、長年三菱車に乗ってきた理由には、
根本的には、昔のRV車に代表されるアウトドアテイストが
好きなんだなと改めて感じました。
それなのでオリジナルカーには魅力を感じませんでしたが、
こうなると好きな領域に入ってきます。
エクストレイルも同様です。


東京オートサロン2023 ホンダブース Z~RV

➡□2023TASでの目立たなかったホンダWR-V

ホンダ GM 共同開発中止2023

➡□ホンダGMとのEV共同開発中止

日産エクストレイルクローラーコンセプト 東京オートサロン2024

➡︎□エクストレイルのカスタムカーが凄い

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車種別で世界一はカローラではなくテスラモデルY?そして今年はBYDがテスラを逆転?

クルマの電動化に合わせて、従来の欧米日本中心の市場から
中国を筆頭にグレートサウスの市場の拡大が重なって、
世界レベルで自動車メーカーの攻防も激しさを増しています。

当事者の自動車メーカーの方々は大変だと思いますが、
これを面白がって見ていられる我々は、ある意味エキサイティングです。
まるでエンタメの様です。




2023年の第4四半期ではBYDテスラを抜いてトップに立ったものの、2023年の1年間でEVも含めた全乗用車で、もっとも売れたのはテスラモデルYである。

1月2日にテスラ公式から出されたプレスリリースによると、2023年のモデル3/Yの合計販売台数は173万9707台。

モデル3とモデルYの内訳については1月下旬に発表される見込みだが、モデルYの販売台数は120万台前後とされており、前年度1位のトヨタカローラ(112万台)を抜いて世界トップに躍り出ることは確実だろう。
テスラモデルY カローラ

実際のところ2023年第1四半期/第2四半期/第3四半期、つまり2023年1~9月の期間はモデルYが世界で最も売れた四輪車であった。

モデルYは北米市場で前年比+99%の売り上げを記録するなど大変好調であるが、欧州や中国においても絶好調である。中国市場では2023年11月に4万9877台を販売し、車名別ランキングで1位となった。

欧州市場における2023年1月~10月までの登録台数は20万9000台超。前年同期が8万5823台だったことを考えると北米以上のすさまじい伸びとなっている。欧州ブランドでないモデルが欧州市場で販売首位になることは、注目に値する歴史的な瞬間となるだろう。

このようにテスラの強さは米国以外の中国や欧州いずれの市場でもトップセールスを記録していることである。いっぽう、BYDはどこが販売の主力となっているのだろうか?
BYD乗用車は現在のところ9割以上が中国市場で販売されている。理由は簡単なことで、BYDがアジアやオーストラリアなど国外で本格的に乗用車販売を開始したのが2021年秋以降だからである。

日本市場においても同様で、テスラが日本での販売を開始したのは2014年9月で10年近い販売実績があるが、BYDの乗用車販売は2023年1月以降なのでまだ1年にも満たない。

BYDは中国以外の市場ではまだスタート地点に立って間もない印象だが、実は東南アジアやオーストラリアでは販売台数が急速に拡大しつつある。

とくに新車販売の6割がEVというタイを中心とした東南アジアにおいては2022年Q3にはベトナムの新興メーカー「ヴィンファスト」が約4割のトップシェアを持っていたが2023年のQ3ではBYDがあっさり抜いてトップに立った。BYDはタイに2024年中に稼働する工場の新設を発表しており、タイ国内向けと他国への輸出も予定しているという。

ただし、EVの販売台数や普及事情については、各国のEV政策や充電設備などのインフラ、各種助成金の支給対象など様々な条件が絡んで来るので、これまでのようにクルマ自体の性能や品質、サービス体制などが販売台数に直接リンクしない事情もある。

実際、日本では海外メーカーでも日本メーカーでも政府が支給する「CEV補助金」の額に差はつかないが、世界の国々ではEVへの購入補助金やメーカーに対する助成金などを出すにあたり、外資メーカーかどうか? 部品の現地調達率、自国への投資額などによって各種の優遇措置が変わってくるケースも少なくない。それらが販売台数に大きく影響することもある。



中国市場における2023年11月の販売台数を見ると、1位はテスラモデルYだが、続く2位はBYDシーガルである。
中国 クルマベストセラー2024

10位以内にBYD車が5車種入っている。シーガルは2023年4月の上海モーターショーでお披露目されたコンパクトBEVで7万3800~8万9800元(約147~179万円)という安価な価格設定もあり発売以来、大人気となっている。

また日産シルフィが前年同期比+76.4%/唯一の日本ブランド車として3位にランクインしている。値下げが相次いでいる中国といえどもBEVはまだまだ高額であり、後述するがナンバープレートの発給に悩まされないオーナーはシルフィのような安くて燃費の良いガソリン車を買いたくなるのだろう。

2023年12月、北京で開催された「24中国自動車市場発展予測サミット」において2023年の1年間に中国で販売された新車は3000万台前後。そのうち新エネルギー車(BEV/PHEV/FCV)は940万台前後(2022年688万台)になることが公表された。
中国 クルマベストセラー2024

中国では2023年、各社のBEVが軒並み大幅値下げに踏み切ったことも販売台数急増に関係していることは間違いない。BYDも2023年12月に全シリーズで値下げを敢行し、吉利汽車傘下の高級EVブランド・ジーカーや話題の新興EVメーカー零PAO汽車(リープ・モーター)/理想汽車(リ・オート)なども30~70万円の大幅値下げを実施している。

テスラも中国市場では2022年秋から複数回の値下げを行ってきた。各社の値下げ合戦によってBEVの販売台数は大幅にアップしているが、実はもうひとつEV増加の背景にはナンバープレートの発給事情も関わっている。

北京や上海、広州などの大都市圏内では、急速なモータリゼーションの進行によって各地で交通渋滞が発生し、大気汚染の原因になってきた。そこで、新たにクルマを購入する際にはナンバープレートの発給に制限が課せられるようになったのである。

新エネルギー車購入の際にはほぼ制限はないが、ガソリン車(ハイブリッド車含む)では長ければ1年以上待つことも珍しくない。ただし、日本と違って中国では一度発給されたナンバープレートはクルマを買い替えても使用できるため、過去にクルマを所有していればガソリン車であってもナンバープレート発給に悩むこともないのだ。

BYDが日本での乗用車販売を開始して間もなく丸1年となる。2023年1月末に第一号としてオープンしたBYDオート東名横浜に始まり、現在では試乗予約などができる開設準備室を入れて全国に51か所がオープンしている。

気になる登録台数は2022年12月~2023年11月までの1年間で1194台。同時期に登録されたヒョンデの3倍弱という数字はなかなか立派といえるだろう。2024年は新たにBYDシールの日本導入も始まる。JMSで参考出品され話題を集めたダイムラーとの共同開発で生まれたミニバンのデンツァ・D9も気になるところだ。

➡︎□元記事に



カローラをテスラモデルYが抜き、
その後をBYDが追うという、
数十年前であったら、フォードやVWの名前が
鉄板であったこの業界が、
自動車産業を引っ張ってきた国でない出自の
メーカー同士の争いになっているなんて!
2020世界で売れた車種ランキング
ちなみにたった3年前の2020年は
1位カローラ、2位RAV4 3位FORD F 4位ホンダCRーV 5位CIVIC
で10位以内に電動車両なしですから
恐ろしい変化です。
正にエキサイティング、
年度がしまった最終ランキングも気になります。

そして今後どうなるのか?古豪復活なるか?
それとも新興の勢いが続くのか?
グローバルサウスでの人気が左右しそうですね。
注目です。
世界で最初に量産EVを作った三菱も
シャープに存在感を出して欲しいです。

テスラ モデルY Tesla model Y


➡︎□テスラモデルY 2020年北米発売から

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