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京都旅行3 圓徳院(えんとくいん)の枯山水に吸い込まれそうになる

高台寺の次に行ってみたのが、こちら「圓徳院」です。
豊臣秀吉に先立たれた正室・ねねは、
夫との思い出のいっぱい詰った伏見城の化粧御殿と前庭を
移し、自らの住まいとしましたそうです。

京都 圓徳院
入っていきなり、外の雑踏とは異空間の静けさ。
この手水鉢も風情があります。
ちなみに今迄知りませんでしたが、調べると「つくばい」との違いは
以下の通り。

*つくばい(蹲踞、蹲)とは日本庭園の添景物の一つで露地(茶庭)に設置される。
 茶室に入る前に、手を清めるために置かれた背の低い手水鉢に役石をおいて趣を加えたもの。
 手水で手を洗うとき「つくばう(しゃがむ)」ことからその名がある。
*建物の縁側で手水を使うために置かれた手水鉢(ちょうずばち)を縁先手水鉢、
 といい、つくばいと違い縁側で立ったまま使用する
京都 圓徳院
南庭。女性の為の庭らしく小ぶりで素敵です。

京都 圓徳院
ここが、見てみたかった北庭です。
畳に座って、説明の方のお話を聞いたのですが、本当に吸い込まれそうな
お庭でした。
枯山水(本物の水が流れていない)の庭なのですが、大きな石がたくさんあって
逆に水が流れているような錯覚を覚えます。
このお庭はおススメです。

茶室の前のこちらは「つくばい」
灯篭をひっくり返したものらしいです。

京都 圓徳院

建物脇に縁先手水鉢。
日本人は古くから手を清めてから家に入ったんですね。
その他、昔から不浄なものと清いものを分ける習慣など
衛生的な国民です。
聞いた話では、鎖国後に日本を訪れた欧米人が、当時の
世界の途上各国(日本も含む)のと比較して、町にゴミが落ちてない
部屋の中が清潔なのに驚いたそうです。
これは世界に誇る日本人の美徳です。
今回の気づき「日本人は清潔」

京都 圓徳院 マップ
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