
電動車両、EV関連の事を調べていると最近
「シェフラー」という名前を見ることが多いようです。
独自動車部品大手のシェフラーは、電気自動車(EV)や
ハイブリッド車(HV)向けの部品開発や生産能力拡充に向け、
今後5年間で総額約5億ユーロ(約630億円)を投じる。
年間平均の投資規模は2015年までに比べ約3倍の水準で、
自動車メーカーの環境車開発への対応を急ぐ狙いだ。
自動運転車向けのシステムではグループ企業で同業の
独コンチネンタルと協力する。

シェフラーのクラウス・ローゼンフェルド最高経営責任者
(CEO)が日本経済新聞の取材に答えた。同社は変速機や
エンジンなどの動力部品を主に手掛ける。ベアリングメーカー
としては世界2位だ。株式の46%を保有するコンチネンタルと
合わせると、自動車部品の売り上げでは独ボッシュやデンソー
など世界大手を上回る規模を誇る。
ローゼンフェルド氏は「EVやHVは大きな成長が見込める。
過去15年で5億ユーロを投じてきたが、今後5年間で同程度の
投資を見込む」と述べた。HV向けの動力伝達部品を中国や
欧州など環境規制が強まる地域を中心に売り込む。四輪車
だけでなく、二輪車向けにも電動化技術を提供する考えだ。
シェフラーはEVレースの最高峰「フォーミュラE」の技術
スポンサーも務めている。ローゼンフェルド氏は「レースを
通じて、最適な電動駆動システムの開発を進めていきたい」と
説明した。
電動化に並ぶ大きな技術トレンドである自動運転については、
コンチネンタルとの協業を進めていく方針を示した。
コンチネンタルがレーザーやカメラなどのセンサーや
ソフトウエアを、シェフラーは動力部品などのハードウエア
というように役割分担して技術を磨く。

(東京モーターショーのフォーミュラE車両と電動アスクル展示)
日本を含むアジア拠点への投資については「タイ、インドネシア、
ベトナムなど東南アジアでの生産拠点を拡充し、日本メーカーへの
供給を増やす」と表明した。また日本の研究開発拠点の人員を
4~5年の間に現在の280人から倍の500人を超える規模に増やし、
日本企業との取引拡大にも意欲を示した。
シェフラーは2012年の全世界での売上高が111億ユーロで
従業員数は7万6000人以上という企業。
ヨーロッパ市場を中心に自動車事業、産業機械事業を開発・
生産しており、自動車事業では「INA」「LuK」「FAG」の
3ブランドでエンジンシステム、トランスミッション、
シャシーシステム、アフターマーケット製品などを手がけている。
ホンダのフィットHVのトランスミッション、電動部を納品。
コンチネンタルは、主力製品のタイヤをはじめ、ブレーキ装置、
近年、車両システム部門(オートモーティブ・システムズ)で
業績を伸ばしており、1998年にはEBSシステム開発会社
(アルフレッドテーベス)、2006年にはモトローラの
カーエレクトロニクス事業、2007年にはシーメンスの
自動車電子部品部門(シーメンスVDO)を買収し、
車両挙動制御装置などへも進出。
自動車メーカーに対して、足回りのトータルパッケージを
提案できる会社に成長した。従業員数は約19万名(2014年)で、
売り上げ高は約345億ユーロ(約4兆5720億円)(同年)。
2007年シェフラーが規模が当時3倍のコンチネンタルの
買収に成功。グループの大口顧客は当然VW。
うーん凄いグループ企業になっている様です。
写真は、このグループを仕切っている
ドイツシェフラーの同族オーナー一家だそうです。
シェフラー コンチネンタルグループに注目です。
電動チームニッポンも頑張れ!
「シェフラー」という名前を見ることが多いようです。
独自動車部品大手のシェフラーは、電気自動車(EV)や
ハイブリッド車(HV)向けの部品開発や生産能力拡充に向け、
今後5年間で総額約5億ユーロ(約630億円)を投じる。
年間平均の投資規模は2015年までに比べ約3倍の水準で、
自動車メーカーの環境車開発への対応を急ぐ狙いだ。
自動運転車向けのシステムではグループ企業で同業の
独コンチネンタルと協力する。

シェフラーのクラウス・ローゼンフェルド最高経営責任者
(CEO)が日本経済新聞の取材に答えた。同社は変速機や
エンジンなどの動力部品を主に手掛ける。ベアリングメーカー
としては世界2位だ。株式の46%を保有するコンチネンタルと
合わせると、自動車部品の売り上げでは独ボッシュやデンソー
など世界大手を上回る規模を誇る。
ローゼンフェルド氏は「EVやHVは大きな成長が見込める。
過去15年で5億ユーロを投じてきたが、今後5年間で同程度の
投資を見込む」と述べた。HV向けの動力伝達部品を中国や
欧州など環境規制が強まる地域を中心に売り込む。四輪車
だけでなく、二輪車向けにも電動化技術を提供する考えだ。
シェフラーはEVレースの最高峰「フォーミュラE」の技術
スポンサーも務めている。ローゼンフェルド氏は「レースを
通じて、最適な電動駆動システムの開発を進めていきたい」と
説明した。
電動化に並ぶ大きな技術トレンドである自動運転については、
コンチネンタルとの協業を進めていく方針を示した。
コンチネンタルがレーザーやカメラなどのセンサーや
ソフトウエアを、シェフラーは動力部品などのハードウエア
というように役割分担して技術を磨く。

(東京モーターショーのフォーミュラE車両と電動アスクル展示)
日本を含むアジア拠点への投資については「タイ、インドネシア、
ベトナムなど東南アジアでの生産拠点を拡充し、日本メーカーへの
供給を増やす」と表明した。また日本の研究開発拠点の人員を
4~5年の間に現在の280人から倍の500人を超える規模に増やし、
日本企業との取引拡大にも意欲を示した。
シェフラーは2012年の全世界での売上高が111億ユーロで
従業員数は7万6000人以上という企業。
ヨーロッパ市場を中心に自動車事業、産業機械事業を開発・
生産しており、自動車事業では「INA」「LuK」「FAG」の
3ブランドでエンジンシステム、トランスミッション、
シャシーシステム、アフターマーケット製品などを手がけている。
ホンダのフィットHVのトランスミッション、電動部を納品。
コンチネンタルは、主力製品のタイヤをはじめ、ブレーキ装置、
近年、車両システム部門(オートモーティブ・システムズ)で
業績を伸ばしており、1998年にはEBSシステム開発会社
(アルフレッドテーベス)、2006年にはモトローラの
カーエレクトロニクス事業、2007年にはシーメンスの
自動車電子部品部門(シーメンスVDO)を買収し、
車両挙動制御装置などへも進出。
自動車メーカーに対して、足回りのトータルパッケージを
提案できる会社に成長した。従業員数は約19万名(2014年)で、
売り上げ高は約345億ユーロ(約4兆5720億円)(同年)。
2007年シェフラーが規模が当時3倍のコンチネンタルの
買収に成功。グループの大口顧客は当然VW。
うーん凄いグループ企業になっている様です。
写真は、このグループを仕切っている
ドイツシェフラーの同族オーナー一家だそうです。
シェフラー コンチネンタルグループに注目です。
電動チームニッポンも頑張れ!
- 関連記事
-
-
聞いた事ないメーカー続出のEV産業 アメリカの新興EVメーカー「atieva」 2016/04/03
-
テスラモデル3遂に発表!1年半後の納品なのに初日で13.5万台の予約!? 2016/04/02
-
クルマの「目」を制し次は「頭脳」を狙う恐るべき部品メーカー独「コンチネンタル」 2016/04/01
-
EVの部品を握るのは、実はドイツか?部品メーカーのシェフラーに注目 2016/03/30
-
クラシックカーや、かつての名車がEVで復活?モーガン「3ホイーラー」EV化! 2016/03/25
-
今秋から急速充電スポット混雑確実?!急速充電対応 プリウスPHV登場 2016/03/24
-
台湾の新興EVメーカー、その名も「Thunder Power(サンダーパワー)」 2016/03/23
-


