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アウトランダーPHEV(2013年新発売時 初号機)乗りのブログです

クルマの「目」を制し次は「頭脳」を狙う恐るべき部品メーカー独「コンチネンタル」

少し前の日経ビジネスに
特集されたので知った会社が
独コンチネンタルです。
記事のエッセンスを
転載させていただきます。




ドイツ北部の都市、ハノーバーに本社を置く大手自動車部品メーカー。
創業は1871年で、馬車や自転車向けのタイヤの製造がルーツ。
2014年の売上高は345億ユーロ(約4兆6900億円)で、自動車関連部門の規模では
独ボッシュに次ぐ世界2位。自動運転車に必要なセンサーや制御ソフトウエアなどの
事業を急速に伸ばしている。 .
独 コンチネンタル




自動運転が高度になれば、人間による速度や道路状況などへの注意が散漫になりかねない。
そうなると緊急時に手動に切り替えても反応が遅れ、事故につながったり被害の深刻度が
増したりするリスクが高まるからだ。
 そのために必要なのが、ヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)。
センサー類が検知したほかのクルマや道路状況などの膨大な情報を、映像や音声、
振動などで分かりやすくドライバーに伝える技術だ。

独 コンチネンタル

 こちらの写真は、フロントガラスに投影した情報を、実際の光景に重ね合わせる同社の
最新のHMI技術。居眠り防止などを目的に車内カメラの開発を進める企業はあるが、コ
ンチネンタルは自動運転との連携を前提に、人間工学を取り入れたHMIの研究を10年前から始めている。
 こうした先見性が、コンチネンタルの武器だ。

中略


「我々の特徴は、他社よりも素早いこと。クルマにも目が必要だということに1
990年代前半に気付き、大きな投資を続けてきた」。シャシー・アンド・セーフティー部門の
ラルフ・ラウクスマン技術統括部長はこう話す。

 「クルマの目」とは、前方など周囲の状況を把握するセンサー類のこと。車外を監視する
小型カメラや、電波を飛ばして障害物を検知するミリ波レーダー、レーダーで障害物までの
距離を計測するレーザーレーダー。
 コンチネンタルはこれらのほぼ全てを自社で量産できる体制を築いている。
HMIだけでなく、多様なセンサーに関しても先行投資を続け、他社より早くラインアップをそろえたのだ。

 目下、世界中の自動車メーカーが自動運転車の開発を進めている。ダイムラーなど
ドイツ勢はドライバーが手を離した状態で高速道路を運転できるクルマの公道実験に入っている。
BMWは今年、ドライバーがクルマから降りた状態で無人駐車できる機能を備えたモデルを市場に投入した。

 米グーグルは今年6月からハンドルやアクセル、ブレーキペダルがない自動運転車の実験を公
道で開始。日本勢でもトヨタ自動車が2020年頃をめどに高速道路で自動運転ができる車を
商品化すると発表したばかりだ。

 従来は人間が担っていた「認知」「判断」「操作」を、自動運転ではクルマに任せることになる。
コンチネンタルはその多くの要素技術を持つ。2012年、部品メーカーとして初めて自動運転の
公道実験を開始できたのもそのため。2014年には日本にも試験車を持ち込み、約8000kmを走破済みだ。

 コンチネンタルは、2020年の高速道路上での自動運転の実現を目指す。そして2025年までに
市街地での自動運転を段階的に達成する絵を描く。大手自動車メーカーとほぼ同じタイミングで、
自動車部品メーカーが自動運転を実現すると宣言しているのだ。

 他社に先駆けた技術開発は、自動車産業の標準や慣習を塗り変えてきた。

 今や自動車各社が標準的に搭載するようになった、前方車の追随走行機能や自動ブレーキ。
コンチネンタルがその基幹部品であるミリ波レーダーを「メルセデス・ベンツ」に初めて納入したのは
1999年。2008年には、「ボルボ」にレーザーレーダーを納入した。

 いずれも市場投入はライバル企業である独ボッシュや独ZFより早かった。すぐに他の自動車メーカー
にも供給を始め、デファクトスタンダード(事実上の標準)を獲得した。
独 コンチネンタル






レーダーやカメラなど自動運転に欠かせない製品に強みを持つ
独コンチネンタルの存在感は、日本でも高まっている。

 2015年4月に発売した新型「カローラ」にトヨタが初めて搭載した
衝突回避システム「トヨタ・セーフティ・センスC」。前方の障害物を検知し、
時速30~80kmの間であれば自動的にブレーキをかけて衝突を回避するか、
衝突時のダメージを軽減する。

 このシステムにセンサーを納入したのがコンチネンタルだったことが、
業界の話題をさらった。新技術ではトヨタはデンソーなどグループ各社に
開発を依頼するのが慣習だったからだ。

 コンチネンタルのシャシー・アンド・セーフティー部門のトップである
フランク・ヨーダン取締役も「我々も『ケイレツ』の考え方を理解しているから、
トヨタはデンソーと組むと思っていた。
当社にとっても大きな出来事だった」と明かす。自信はあった。コスト競争力で
優位にあったことに加え、「(デンソーとの間で)技術力に明確な差があった」
とヨーダン取締役は言い放つ。

 トヨタだけではない。ホンダの自動ブレーキシステム「シティブレーキアクティブ
システム」にはレーザーセンサーを、マツダの安全システム「i-ACTIVSENSE」
には短距離レーダーやカメラなどをコンチネンタルが納入している。





クルマの全ての情報をクラウドへ。それは創業以来の製品、タイヤも例外ではない。
エルマー・デゲンハートCEOは「将来は道路表面のコンディションを検出するために、
タイヤにもセンサーを入れる。タイヤもまた車のセンサーネットワークの重要な一部品
である」と言う。そうなれば、タイヤ事業を持つ特徴がさらに生きる。

 未来のクルマは、通信によって巨大なネットワーク上に存在する一つのピースとなる。
その時代を見据え、運転支援から部分的な自動運転へと徐々に技術レベルを上げている
自動車メーカーに、ITや通信など異業種からの新規参入組。覇権争いが激化する中で、
コンチネンタルは両陣営にまたがるビジネス領域で覇権を握ろうとしている。




うーん知りませんでした。
クルマの頭脳をにぎれるところに一番近い会社かもしれません
「コンチネンタル」恐るべしです。

独 シェフラー コンチネンタル

→◻コンチネンタルの経営を握る独シェフラー
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