PHEV ブログ

アウトランダーPHEV(2013年新発売時 初号機)乗りのブログです

日産ゴーンさんが三菱に2000億円出資した勝算は、「アウトランダーPHEVのパワートレイン」

日産は、三菱を救済して意味があるのかとかの批判的マスコミもある中で
日経ビジネスにゴーンさんが、2000億円出したのには、
アウトランダーPHEVの技術があるからだという記事がでておりましたので
紹介します。



どういう成算があるのだろうか――。
先週木曜日(5月12日)、燃費偽装で経営破たんが取り沙汰される三菱自動車に対して
、「コストキラー」カルロス・ゴーン氏の率いる日産自動車が救いの手を差し伸べて
世間をアッと言わせた。
救済策の柱は、日産が2370億円を投じて三菱自の新株を取得し、資本提携に踏み切ることである。
資本提携によって、世界第4位とはいえ上位3社に大きく水をあけられていたルノー・日産グループが
一気に上位との差を縮める道を開いたと、新聞やテレビはやや興奮気味に報じている。
確かに、同グループの最大の弱点だったアジア市場での販売力を強化できる面はありそうだ。

だが、ゴーン日産は、もっと別の算盤を弾いているとみるべきだろう。
その鍵を握るのが、日欧で最も売れているプラグインハイブリッド車「アウトランダーPHEV」の存在だ。
Mitsubishi Outlander phev by VK

2018年以降、米国カリフォルニア州などで始まる新たな排ガス規制を視野に入れると、
三菱自が誇るアウトランダーPHEVのパワーユニットは、決め手を欠いていたルノー・日産グループの
救世主になるポテンシャルを秘めているのだ。

<中略>

だが、「真の狙いは別のある」と指摘する自動車関係者もいる。それが、世界各地で一段と強化される
ことになっている排出ガス規制への対応だ。
例えば、米国では10州が自動車メーカーに一定比率以上のエコカーの販売を義務付けているが、
2018年実施のカリフォルニア州を先頭に、従来型のハイブリッド車をエコカーから外すことになっている。
メーカー各社は、ハイブリッド車よりも温暖化ガスの排出が少ない燃料電池車(FCV)や電気自動車(EV)、
プラグインハイブリッド車(PHV)の販売にこれまで以上にシフトする必要に迫られているのだ。

日産と言えば、早くからEVの「リーフ」を市場に投入して販売に力を入れてきたが、必ずしも満足な
成果をあげていない。今後の新エコ車の販売合戦を有利に進めることも難しいとの見方が根強い。
リーフは、1回の充電で走行できる航続距離が280㎞と比較的長いものの、バッテリーの残量が
無くなると走行できないEV車固有の弱点を抱えているし、小型車なので車体が小さく米国で
人気車になりにくいという事情もある。

三菱 日産


これに対して、アウトランダーPHEVは米国でもなかなか人気があるSUV(スポーツ用多目的車)だ。
しかも、1回の充電での航続距離が60.8kmと、ライバル車であるトヨタ の「プリウスPHV」(26.4km)を
大きく上回っている。
加えて、ハイブリッド車としてバッテリーが切れた後もガソリンを燃やして走行することが可能である。
EV車のように外出先での充電スタンドの有無を心配しないでよいのである。
自動車業界では、アウトランダーPHEVのパワートレインの主要部分が三菱電機製であることは有名だ。

それゆえ、ゴーン日産は、「三菱自を完全子会社として飲み込むのではなく、あえて三菱自への
出資比率を34%に抑えることにより、三菱自を三菱グループとの合弁会社として、内外の新エコ車競争で
三菱電機などからの協力を得やすくする狙いもあったのではないか」(自動車業界関係者)とみられている。

<このあと三菱再建の道は険しいとの記事が続く、、、>




流石 経済誌なので、記事の最後は、ビジネス的に三菱再建への道は
楽ではないとの締めくくりでしたが、
三菱が持つ4WD電動パワートレインの資産価値を、ゴーンさんが認めている
(もしくは自動車産業のグローバル戦略上高い価値がある)
という論調は、このクルマのオーナーとして、悲しい記事が多い昨今では
溜飲が下がる思いです。


日産の支援によってこのパワートレインがより進化、発展することを期待したいです。

アウトランダーPHEV アクセル ブレーキ

⇒□ショック!!PHEVも燃費不正でした



三菱電機 自動運転 コンセプトカー 2015

⇒□2015東京モーターショー時三菱電機のコンセプトカー
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コメント


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Re: 2104 PHEV ownerさん

自分にはいいクルマですから、この際人の目は気にしません。
元気出しましょう!
レモンパイが作れるって凄いですね。

gieron | URL | 2016-05-19(Thu)07:02 [編集]


良い車

v-273 いい車

本当にそうですね。昨日は何となくPHEVに打って変る車を念のために探しました。

去年苦労して充電器の補助金を申請して新しい充電器機(パナソニック充電スタンド)を作ったんですよ。

本当にこんな車がありません。性能面でもありません。うつになりそうです。

そんな中、米国のディーラー代表の人が三菱の車が米国では無理だといった記事はそれを書き直すことになるよとインタビューで答えました。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-05-17/O7ALKN6K50YL01

彼らも悔しさありき、でも見てろよっていうような気持ちを感じましたね。

悶々として、じたばたしても仕方がないので次世代PHEVを75歳ドライバー卒業(今40歳前)までにいっぱい乗りたいので家でまずレモンパイを作って元気をつけようと思います。

くそーv-359

2014 PHEV owner | URL | 2016-05-18(Wed)14:08 [編集]


Re: 2014PHEV Ownerさんへ


>さあ三菱、どうなっていくか!

そうですね、まさに注目です。
グループに入ることで「日産にできない事」(例えばラリーでみがいた技術を4WD車に活かすなど、、)
が際立って、結果三菱らしい良いクルマが出来ないかなあ。

gieron | URL | 2016-05-18(Wed)06:50 [編集]


Re: 2014 PHEV Ownerさんへ


コメントありがとうございます。
なるほどです。今のところ完全子会社になったわけではないので、
これからは、特許や所有権なども含めてどのようにしていくかは課題が残りますね。
しかしここであまり権利固辞に走っても、再生への遠回りになってしまうかも
しれません。グループあげて良いクルマを作る方向になるのを願います。

gieron | URL | 2016-05-18(Wed)06:43 [編集]


開発と費用と所有権

これ実は私(日本にいますが海外の会社)も経験しそうになってどうやって対応するか考える機会があったんですよ。ここ本当に大切です。三菱のPHEVをもっと経験したかったらここが肝心でしょう。三菱電機も協力して守るべきです。自身が出資して開発して獲得したものならタダで駄々をこねてくる交渉は突っぱねるべきです。それは海外では普通です。

2014 PHEV Owner | URL | 2016-05-17(Tue)17:03 [編集]


ふむむ 三菱電機がどう反応するかが鍵ですね

私もこの記事を観ました。

確かに日産は34%の拒否権を買いましたが現時点の売れている三菱商品は他三菱企業によって供給されています。

アウトランダーphevのどの供給部品、特許等を絡めてどこまでがそれら三菱企業がかかわっているのかはわかりませんが電気関係、システム、もちろんEV部品の開発もこれら企業が深くかかわっているのでしょう。

昨日日産がEV開発を一本化すると発表しましたがこれについては他三菱企業のモノに関することなのでちょうだいとは言えなくなりますね。

益子さん知ってましたね。この点。ゴーンさんは彼なくしては動けないですね。

いいですね....

完全子会社化をさせない戦略で来ますかね。だって日産は今売れるものがないですから。

プリンス相川さんはもっと自信の行動(人任せ)が命取りですね。ぶっ飛び相川ゴッドファーザー(相川さんのお父さん)はちょっと異次元の世界にまだいるようですね。相川さんは悔しいかもしれないけれど出番よりも勉強してほしい。

他の記事で元三菱ラリードライバーのインタビューが出てました。技術者が一番輝ける三菱を取り戻してほしい。同感です。

さあ三菱、どうなっていくか!

ラリーに三菱は出場し続けるべきです。もっとアッと感じる商品を観たいですね。PHEV関連の商品を計画どうり世界に出すべきです。日産がかかわれない所で作って売るんです。米国市場には非常に慎重でした。これはとっても懸命でした。

まだ子会社化されてないということは、つまりいつだって日産は三菱を誰にでも売れるってことですから。

三菱自動車はそれに気づかないとこれからの努力の
意味がないんですよ。

v-289

2014 PHEV Owner | URL | 2016-05-17(Tue)16:52 [編集]