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アウトランダーPHEV(2013年新発売時 初号機)乗りのブログです

『三菱の日産傘下入り「シナリオ通り」に見えてしまう理由 』を読んで

ITメディアビジネスONKLINEというサイトに

三菱自動車日産傘下入りが「シナリオ通り」に見えてしまう3つの理由
という記事がありました。
①主導権争いをしている2社が不正や経営危機などの「敵失」を買収に利用するのは「常識」
②「ゴーン氏と益子氏の蜜月関係」
③「益子会長の不自然な立ち振る舞い」
三菱 日産

特に③に
興味深いくだりがあったので部分転載します。







燃費データ不正問題が発覚後、益子会長はなかなか公の場に現われず、
はじめて登場したのは5月11日に開かれた謝罪会見である。その理由はこのように述べた。
三菱燃費不正 2016

 「執行部門のトップである相川社長に委ねておりましたが、社内調査がある程度まで
進みましたので、監督側の代表として直接ご説明申し上げるのが適切と考え、本日参った次第です」
三菱自動車 記者会見

 ただ、これはあまりしっくりこなかった。

 謝罪会見でボコボコにされた相川哲郎社長は、最高執行責任者(COO)。
会長に退いたとはいえ最高経営責任者(CEO)はいまだに益子氏である。
企業の存続にかかわる不祥事の対応に経営トップが初動からノータッチというのは
どう考えても解せない。日経編集委員の西條郁夫氏も以下のように指摘している。


 「益子会長は三菱自動車の社長になった直後の2005年3月に今回と同じ国土交通省の
記者クラブで会見し、情理を尽くした説明で「リコール隠し糾弾」にいきり立つ記者クラブの
面々を納得させた一幕があった。それほどのコミュニケーションの名手がなぜ今回不在だ
ったのか」(日本経済新聞4月26日)

 これはまったく同感だった。益子氏はこの9年、三菱自を守るため常に先頭で奮闘してきた。
そんな人物が最も出なくてはいけない場に出てこない。もはや引責辞任は避けられないなかで
今さら、責任逃れをしてもしょうがない。なにか理由があるのかと首を傾げている矢先、
11日にようやく登場。そして翌日には日産のゴーン社長との共同記者会見に登壇されるのを見て、
ようやくモヤモヤが消えた。
三菱 日産傘下に

 日産と三菱自の「資本提携」というのは長く進められてきた悲願だ。その記念すべき日の「顔」と
なるのは、2004年から蜜月にあったゴーン氏と益子氏と決まりである。

 そうなると、燃費不正問題の会見では出せない。当然だ。相川社長が「不正の三菱」を象徴する
顔となってしまったことからも分かるように、益子会長にネガティブなイメージが付いてしまうからだ。
三菱 次世代SUV ラインナップ計画 2016

 これは非常に興味深い。三菱自が燃費不正で益子会長を「温存」していたということは、不正を
公表した時点ですでに益子会長を「資本提携の顔」にする方針が定まっていたということになるからだ。
三菱益子会長

 すべては「日産三菱」をつくるための筋書き通り――。ご本人たちは否定されているが、
今後のことを考えると、このようなイメージを広めたほうが良い気もする。
カルロスゴーンさん

 これでルノー・日産・三菱自は世界3位のGMにも手が届く。ゴーン社長は、かつて三菱自と
組んでいたPSAとの大連合も視野に入れているという。「世界一」の座はきれいごとだけでは
つかめない。「陰謀論」がバンバン沸き起こるほどの「したたかさ」はむしろ必要ではないか。
権謀術に長け、ギラギラした目で野心に燃えた「日産三菱」になることを期待したい。 




結果、相川さん辞任、益子さん残りの状況を見ると
まんざらでもない気もしてしまいます。
シナリオ通りだったかどうかは、この際どっちでもいいかなとも思いますが、
個人的には
「権謀術に長け、ギラギラした目で野心に燃えた「日産三菱」になることを期待したい 」
という締めくくりがちょっといいなと思いました。

➡□元記事
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