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アウトランダーPHEV(2013年新発売時 初号機)乗りのブログです

矢野経済研究所 車載用リチウムイオン電池世界市場レポート2016発表

電気自動車を制するのには、
電池を制せねばなりません。
以下リチウムイオン電池に関する調査結果です。



調査会社の矢野経済研究所は、2016年10月17日に車載用リチウムイオン電池世界市場の調査結果を発表しました。


ポイント

2015年の車載用リチウムイオン電池世界市場は27,853MWh、2016年は39,349MWhの見込み
各国政府の普及政策を受け、PHEVおよびEVの販売が急拡大したことが市場をけん引
2020年は155,430MWhに拡大すると予測
市場概況

2015年の車載用リチウムイオン電池世界市場は、前年比210.1%の27,853MWhと大きく伸長しました。深刻な環境汚染問題の改善を図る各国政府の積極的な普及政策を受け、また、中国を中心にプラグインハイブリッド電気自動車(以下、PHEV)と電気自動車(以下、EV) の販売が急拡大したことが車載用リチウムイオン電池市場の成長に大きく貢献しています。

2015年の世界市場を電動化車両(以下、 xEV)タイプ別でみると、EV向けが86.6%、PHEV向けが11.9%、ハイブリッド電気自動車(以下、HEV)向けが1.6%と、EVおよびPHEV向けが市場全体の98.5%を占めました。EV 向けは、特に中国においては、大容量リチウムイオン電池パックを用いる電気バスの販売が拡大したことが市場をけん引しています。PHEV向けは中国における販売が好調だったことに加え、複数の欧州自動車メーカーを中心に新車の販売が相次ぎ、PHEV市場の伸びに比例して高い成長率で推移しました。 2016年の世界市場は、前年比141.3%の39,349MWhと見込みです。
車載用リチウムイオン電池世界市場 2016

注目すべき動向

当面は各国政府の普及政策がxEV市場拡大を支える
厳しさを増す各国の環境規制に対し、エンジン効率の改善や車両重量の軽量化だけでは対応に限界があるため、自動車メーカー各社はxEVの開発・普及という解決策を模索しています。一方、xEVの普及拡大には、依然として高い車両価格や充電インフラの未整備、これによるxEVに対する低い需要などが足かせとなっています。

各国政府ではxEVの普及拡大に向けて補助金支給や減税など、多様な支援策を講じています。これにより、2014~2015年にかけては、中国を中心にxEVの販売が急拡大しました。2016年以降、xEVに対する政府支援策は徐々に縮小されていくと見られるものの、当面の間、各国政府の普及政策に依存するかたちで市場は拡大していくと予測します。

中国メーカーが急成長
中国においては、大気汚染の深刻化などを背景に、政府が2020年までにxEVの累計500万台普及を目標に掲げており、多様な支援策を設けています。 その結果、中国ではxEV販売が急拡大しており、中国メーカーも堅調に成長を遂げています。今後も中国を中心にxEV市場が拡大していく中で、2016年は世界の車載用リチウムイオン電池メーカー上位5社のうち4社が中国メーカーになる見通しです。

セルの高容量化と低コスト化が課題
EVの航続距離の延長を可能とする高容量化対応は、メーカーにとって最重点課題の一つです。自動車メーカー各社は2020 年までにEVの航続距離を、現行の2倍以上に延ばすことを目標としています。目標実現に向けてリチウムイオン電池セルのエネルギー密度の向上が必要です。メーカー各社では、高エネルギー密度材料の採用を検討する動きが見られます。

一方、リチウムイオン電池の低コスト化も、EVの普及拡大に向けた重要なポイントです。現状のコストは主にkWh当たり100ドル後半~200ドル前後です。今後は、2020年までにkWh当たり100ドル前半までのコストダウンを目指し、生産能力の拡大によるコストの削減や生産技術の向上などを行っています。

将来予測
各国の環境規制が厳しくなる中で、自動車メーカー各社は xEV新車の市場投入を相次いで計画しています。また、各国政府のxEV向け補助金や優遇政策が2020年まで継続することや、xEVの販売義務比率を徐々に高めている地域があることなどから、xEV市場は2016 年以降も安定成長し、2020年における車載用リチウムイオン電池世界市場は、155,430MWhに拡大すると予測します。



同じ出典ではありませんが、
世界シェアも付けておきました。
テスラに供給しているパナソニックの
大きさが目立ちます。

日産リチウムイオン電池撤退

➡︎◻︎クルマメーカーと電池メーカーの関係
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