

一か月に渡って、レポートしてきた東京オートサロン2017ですが、
個人的なサマライズを書いて終わりにしたいと思います。
何といっても今年の最大のトピックスは
三菱が出展しなかったことです。
諸事情はあるかもしれません。
新経営陣からの費用の削減指示かもしれません。
今年は東京モーターショーにかけるという選択と集中かもしれません。
しかし、今や若者のクルマ離れが進む中、国内外から過去最大の31万人もの
来客があるイベントに1社だけ参加しないとはいかがなものでしょうか?
東京オートサロンはかつては暴走族の集まりとも言われた時期があったそうですが、
今や春の東京モーターショーの役割を果たしているとも言え、
クルマ文化の発信、交換場所になってるとも言えます。

ハセプロさんが、ランエボを展示してくれたからよかったものの、
これとて販売終了車両です。
880台もの展示車があるなかで、国内の販売シェアが1~2%になっているとはいえ
現役のクルマが壊滅とは由々しき状態だと言えましょう。
日本のクルマ文化における三菱のプレゼンスが著しく低下していると認めざるを得ない状況です。

一方新車なのに12台?もあったトヨタの「C-HR」。圧倒的存在感でした。
独立のパーツメーカーさんや、ディーラーさんまでカスタムカーを出店しており、
一般発売の前から、事前にベースカーを出荷している入念な準備で
オートサロンを迎えていることがわかります。
又、マツダ新型CX-5や

ホンダ新型シビックなど、ここを国内プレス発表の場としているところもあって
発売のタイミングが、2年に1回の東京モーターショーでは機を逸する時には
上手に活用されています。
特に東京モータショーと違って、
「クルマが間近に見れる。」「ヒトとクルマの距離感が近い」
のがこの展示会のメリットです。

クルマ文化もも多様化し
人と違う車に乗りたいニーズが高いのは勿論、
モータースポーツファンや、そのテイストを自分の
クルマに取り入れたいニーズをくみ取ろうとしている
スバルのような会社もあります。
各メーカーが、クルマ文化をどのように捉ええているかが見れる
のが
このイベントがクルマ好きに支持されている一要因ではないでしょうか
2018新型SUVを引っ提げて三菱の再出展を強く希望します

当時最新鋭の「アウトランダーPHEV」
を都会向けのクールなカスタマイズカーとして提案した
2014年オートサロンでの「アウトランダーPHEV シティクルーザー」

2015年は一転してマットブラックに塗装した、「アウトランダーPHEV Sports Style Edition Concept-B」
(こちらはその後、コンセプトを継承した「スポーツエディション」という限定車両として発売されました)

これに呼応してハセプロさんも専用パーツを開発・展示くださいました。
これも当時はメーカー側にスピリッツがあったからと今更ながら思います。

そして2016年はデリカD:5とセットでの「アクティブキャンパーコンセプト」「アウトドアギアコンセプト」
を出店し、「アウトドアの三菱」を強く印象付けました。

そして無し!
COME BACK AGAIN MITSUBISHI MOTORS!
→◻昨年のアウトランダーPHEVアウトドアギアコンセプト
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