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アウトランダーPHEV(2013年新発売時 初号機)乗りのブログです

三菱エクリプスクロス 開発山内裕司氏取材記事に注目 

三菱エクリプスクロス 開発山内裕司氏取材記事が
CARWATCHに載ってました。



・・・冒頭略・・
三菱エクリプスクロス開発

 エクリプス クロスについて、開発主査を務めるプログラム・ダイレクター(C&D-seg)工学博士の山内裕司氏にインタビューする機会を得たので、その模様をお伝えする。


三菱自動車工業株式会社 プログラム・ダイレクター(C&D-seg)工学博士の山内裕司氏

――クーペライクなSUVということで車名に「エクリプス」が入ったと思いますが、採用された理由を教えてください。

山内氏:やはりクーペライクなSUV、我々は“クーペSUV”と呼んでいますが、そのなかで我々が昔アメリカで使っていた名前を使うのが一番しっくりくるのかなと思いました。ただ、名前を決めるのはかなり苦労しました。社内でも色々な意見がありましたので。

――いろいろな地域で販売されるかと思いますが、各地の販売時期についてと、生産拠点について教えてください。

山内氏:生産の基本的なメインは日本(岡崎製作所)です。日本で生産したものを全世界に出したいと思っています。販売のタイミングですが、まずは欧州向けが先頭で今年の後半ぐらいを考えています。日本は2018年のはやい時期です。今年の東京モーターショーで右ハンドル仕様をお見せできるかと思っています。

――日本ではSUVが人気で、このクラスに参入するにはやや出遅れ感がありますが、どのあたりの層を狙ってどのくらいのボリュームを獲得する予定ですか? また、他社のSUVとは「ここが違う」という点を教えてください。

山内氏:日本でのターゲット層は、具体的に言うと子育てが済んだ40代後半から50代の夫婦です。子育ての時代はミニバンなどを使って自分たちのお金を子供たちに費やしてきた。だけど自分たちを自己表現するにはやはり我慢してきたところがあるはずなので、それをいっきに開放してあげてこのクルマとともに第2の人生を楽しめるような人、人とはちょっと違うこだわりを持った人がターゲットです。最近こだわりを持った人がだんだん増えてきているのかなと思っていまして、やはりそういうニーズのお客様に応えていきたいと。とはいえ、アンケート調査などを行なっていると意外と30代の若いカップルなどにもエクリプス クロスは受けがいいので、そういう層にアプローチできるプロモーションができたらと思っています。台数的な規模は現時点で言いづらいですが、国内に関してはもう少し見極める必要があります。

 我々三菱自動車は、何かこだわりの持ったクルマを提供したいという思いがあり、エクリプス クロスは「ただあればいい」「ただのゲタでいい」ではないクルマだと思っています。

 一番のセールスポイントは、やはりデザインですね。見ていただいて、乗っていただいてだんだんご理解いただきたいと思いますが、ここまでデザインにこだわって割り切ってやってきたクルマはほかにはないかなと。

――エクリプス クロスで一番見てほしいポイントを教えてください。

山内氏:やはりデザインですね。このクルマが新しい三菱自動車のデザインの方向性を示すキープロダクトだと思っています。サイドのキャラクターラインのように彫刻のように彫の深いダイナミクスなどは、今後の我々のデザインのなかの1つのコアとして示しています。

――エクリプス クロスはこのデザインありきで開発されたのでしょうか?

山内氏:とにかくデザインにはこだわりました。デザインを優先するためにほかで頑張れというか。例えばリアまわりでは、ドアのパーテーションラインを後ろにどこまでもっていったら斜め後方視界がよくなるかとか、リアまわりではダブルガラスを使用していますが、中央(一直線に発光するチューブ式LEDテールランプと中央のハイマウントストップランプの部分)をどうしたら薄くできるかなど、とにかくこのデザインを実現するためにエンジニアは苦労したと思います。三菱車でここまでデザインにこだわったのはないのではないかと(笑)。

 SUVでありながらデザインにこだわってクーペタイプにしたい。そうするとSUVでありながら荷室が少々狭くなるし、後席も狭くなりがちになる。そうしたこともあり、このクルマでは後席にスライド機構を備え、荷室を広く使いたい人はリアシートを前に持っていけるといった工夫を盛り込んでいます。とにかくこのデザインを実現するために徹底的に考えました。

――設計的に苦労した点はどこでしょう?

山内氏:一番苦労したのは後方視界とこのデザインの両立です。インテリアではコクピットでややタイトさを感じるかもしれませんが、包まれ感があるというか、お客様に乗っていただいた瞬間にワクワクしていただき、“早く走りに行きたい”というところを演出しました。こうした点もデザインありきですが、その一方で実用性というところが犠牲になりがちになるので、そのバランスに苦労しました。

 また、室内では薄型ディスプレイやタッチパッドコントローラーなどを装着しています。これらはドライバーディストラクションがないように、レイアウトなどはデザイナーやエンジニアたちのしのぎ合いというか、ケンカの仕合いでしたね。

――ボディカラーの赤色はイメージカラーですか? マツダのソウルレッドクリスタルメタリックはエクストラフィー(7万5600円)が必要ですが、価格はいかがでしょう。

山内氏:はい、イメージカラーです。この色もだいぶ苦労しまして、お客様の手が届く価格で量産しようとすると、やはり簡単ではなかったです。おそらくエクストラフィーをいただくことになると思います。(マツダのソウルレッドクリスタルメタリックの価格については)参考にしています。

 色出しについては上塗りを2回行なっています。焼き付けして上塗りしてまた焼き付けして、ここが難しかったですね。色々と考え方はあると思うのですが、この色を出そう、この深みを出そうとするとこの方法が一番かなと考えています。

――トヨタ自動車「C-HR」と近い部分もあるかと思いますが、C-HRと違う点はどのようなところでしょうか。また直接的なライバルはどのようなモデルですか?

山内氏:C-HRよりもエクリプス クロスの方がひとまわり大きなクルマです。いい意味でライバルになるのかなという気はしていますが、その点に関しては世界的にもう少し分析がいるかもしれません。我々のエクリプス クロスに対する基本的な考え方はSUVです。お客様がSUVに期待するところをしっかりと詰め込み、そのうえでよりかっこいいSUVということでエクリプス クロスが生まれています。一方で、C-HRはSUVというところにあまりこだわらなかったのかなと思っていまして、そこはこれから分析するところです。

 具体的なライバルというのはなかなか難しいですね(笑)。ただ、技術的に参考にしたクルマはいくつかありまして、当然いろいろと見ましたが、たとえば日産自動車「キャシュカイ」とか、ヒュンダイ「ツーソン」、キア「スポルテージ」、マツダ「CX-5」など。技術的に色々ベンチマークにしながら開発してきました。ただ、お客さまが見たときにどのクルマと競合するかというとなかなか挙げづらいです。新しいものを提案したかったので、エクリプス クロスと真っ向から対抗するクルマというのは正直まだピンときていないです。このサイズ感でスタイリッシュなSUVというのはそうそうないかなと。

――日本では1.5リッター直噴ターボ、2.2リッターディーゼルターボの両方を展開されるのでしょうか。

山内氏:日本でどのパワートレーンを導入するか、まだ決めきれていないです。両方入れる可能性もありますし、片方だけの可能性もあります。欧州向けについては、まず1.5リッター直噴ターボから導入します。ちなみに(現状では駆動方式は4WDのみ発表されているが)2WDの導入も考えています。

――インフォテイメントシステムについて、スマホ接続にかなり割り切っています。

山内氏:はい、スマホ連携が第一になっています。もちろんカーナビの設定もあるのですが、このタイプは徹底的に割り切ってスマホ連携ディスプレイにしました。現在ではスマホをお持ちの方がだいぶ増えてきているのと、スマホアプリの性能がよくなってきているので、こうしたタイプの方がお客様に安く提供できるのかなというのがあります。

――燃費問題後、おそらく1発目の新型車になると思いますが、かなりの重責を担われたと思います。やはりプレッシャーはありましたか?

山内氏:プレッシャーはすごいものでした。クルマを開発している佳境の時期にああいう問題を起こしてしまったので、やはりエンジニアたちもモチベーションが下がりました。私にとってもびっくりする出来事でしたが、そういう意味では(今回の出来事で)社員一丸となったというのもあります。ただ、ああいうことが起きたからこそ、クルマを誠実に作らないとならないという気持ちが一層高まりました。


三菱エクリプスクロス 開発

エクリプス クロスのボディサイズは4405×1805×1685mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2670mm。足下は18インチアルミホイールに横浜ゴム「BluEarth(ブルーアース)E70」(225/55 R18)の組み合わせ

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リアのデザイン
インテリアの操作部等の仕様
塗装
これらについては非常に苦労のかいがあるものに仕上っている気がします。
頑張りましたね!!


三菱 新型SUV エクリプス クロス MITSUBISHI eclipse cross


三菱 新型SUV エクリプス クロス MITSUBISHI eclipse cross



➡□三菱初の5層塗り!?エクリプスクロス


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