PHEV ブログ

アウトランダーPHEV(2013年新発売時 初号機)乗りのブログです

EVの電池寿命という課題は抜本的に解決できるのか?(国沢氏)

評論家 国沢光宏氏のEV論を紹介します。



ヨーロッパ各国が相次いで電気自動車への転換策を打ち出している中、ここにきて「次は電気自動車を買うべきでしょうか?」と質問されるようになってきた。20年後は間違いなく電気自動車の時代になっていると思う。ただその前に解決しなければならないことがある。電池の寿命をどうするか、だ。

電気自動車に使われているリチウムイオン電池は、基本的にスマートフォンやPCなどに使われているタイプ。当然ながら使用していると容量が減ってくる。一般的に「1年毎に1,5%。1万km走る毎に1%減」と言われており、10年/10万km走った時の残容量は、およそ75%。15年/15万kmだと60%だ。
リチウムイオン電池の構造

という状況がハッキリしてきたこともあり、日産リーフの中古車は40万円以下に下落している。確かに満充電した時の航続距離で100km程度だと厳しい。冬場ヒーター使えば、70kmくらいになってしまう。安価な電池交換プランを構築するなど、寿命という課題を抜本的に解決しない限り電気自動車は厳しい。

そんな中、気になるニュースが流れた。現在販売されている日産リーフはNECと一緒に立ち上げた『オートモーティブエナジーサプライ社』のリチウムイオン電池を搭載しているのだけれど、この会社を中国の投資ファンドに売却するという。こうなるとリーフの交換用電池は日産のコントロール下でなくなる。
日産 オートモーティブエナジーサプライ AESC

中国の企業で生産を引き継ぎ、日産より安価に交換用電池を供給してくれる可能性も残っているが現時点で全く不明。日産に問い合わせたら「情報無くお答えできません」。自動車会社側に販売した製品の交換用パーツを販売する義務はあるのだけれど、困ったことに「定価」が決まっておらず。不安が増す。

仮に購入出来ても、高ければ廃車にするしかない。交換用電池の価格がハッキリしないという状況は、現在販売されているBMWの『i3』や、三菱自動車の『i-MeEV』なども同じ。航続距離落ちる上、さらに数年後の下取り値だって期待出来ないから困る。この点をクリアにしない限り、電気自動車を購入する気にならない。
次期 新型リーフ フルモデルチェンジ2018

間もなく日産はリーフのフルモデルチェンジを行う。何らかの電池交換プログラムを打ち出してくれば安心だ。けれど今までと同じであれば、数年経つと同じことになるだろう。逆にこの課題を解決出来たら、電気自動車の普及は進むと思う。電気自動車のパイオニアである日産に期待したい。



⇒□元記事


一般的に「1年毎に1,5%。1万km走る毎に1%減」と言われており、10年/10万km走った時の残容量は、およそ75%。15年/15万kmだと60%だ。
なんですね〜。
自分のPHEVは車検の時残存率91%でしたので一般的なんでしょう。
75%になるとかなり弱っているイメージです。
駆動用のバッテリーを載せ替えるビジネスモデルの確立が望まれます。

(今はメーカーの生産工場でないと安全にできないのでコストがかかりすぎるんでしょう)


電池交換作業

➡︎◻︎アウトランダーPHEVの初期リコール車には凄いコストがかかっている

オートモーティブエナジーサプライ


➡︎◻︎日産『AESC』中国に売却

次期 新型リーフ フルモデルチェンジ2018

➡︎◻︎新型リーフ 近日公開へ

リチウムイオン電池の特徴

➡︎◻︎リチウムイオン電池の構造とは

アウトランダーPHEV定期点検とバッテリー残存量

➡︎◻︎我が家のPHEV車検時 駆動用バッテリー残存率
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