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アウトランダーPHEV乗りのブログです(自称 発売以来PHEVを最も長く乗り続けている男の1人)

エクリプスクロスにアウトランダーPHEVのパワーユニットは積めないのか考察

3月発売を前に予約が始まった三菱エクリプスクロスですが、
発売時のパワートレインは、1.5ℓガソリンエンジン一本です。

欧州でのVWディーゼルエンジンの排ガス不正に端を発する、
ディーゼルエンジン不信・逆風の影響を受けて、
当初予定されていた2.2ℓディーゼルエンジンの搭載は見送られて
しまいました。

このクルマ、アウトランダーPHEVと同じプラットフォームを
使っています。
それではアウトランダーPHEVの三菱自慢のPHEVパワートレインが、
搭載できるのではないかと素人目には思ってしまいます。



エクリプスクロス アウトランダーPHEVサイズ比較

それでは、この両車のサイズを比較して見ましょう。

三菱エクリプスクロスvsアウトランダーPHEV諸元比較
エクリプスクロス 全長×全幅×全高(mm) 4405×1805×1685
ホイールベース(mm)2670 最低地上高175
アウトランダーPHEV 全長×全幅×全高(mm) 4695×1800×1710
ホイールベース(mm)2670 最低地上高190

全長はアウトランダーPHEVの方が270mm長く、
全幅はほぼ同じ
全高はアウトランダーPHEVの方が僅か25mm高く
ホイールベースはプラットフォームが同じなので、同じ。
(エクリプスクロスの最低地上高は、車輪直前のスポイラーでの数値で、
実質アウトランダーと同じとの事です。)
写真をホイールベース位置を合わせて重ねてみると、
上の様にアウトランダーPHEVが、ラゲッジルーム分長いのが
わかります。
あとは、エクリプスクロスのルーフが傾斜しているため、
水平なアウトランダーPHEVとの差がリアに行くほど大きくなっています。
もう一つ分かった事は、アウトランダーPHEVのフロントボンネット
がエクリプスクロスより僅かに盛り上がっている事です。

それではホイールベースの位置を合わせて、
アウトランダーPHEVのパワートレインを載せてみましょう。



エクリプスクロスPHEVの可能性 アウトランダーPHEV比較
一見収まりそうにも思います。
しかし、フロントボンネット内は、アウトランダーPHEVにおいても、
場所を作るためにコンパクトなエアコンを新開発し、
補機バッテリーを後方ラゲッジに回して何とかやっとの事で
収まった「エンジンとモーター及び大型のパワードライブユニット」
はデザインを優先するエクリプスクロスのフロントには
簡単には収まらないのかもしれません。
その他サイズだけではない全体のボディバランス、
エンジンとモーターのパワーバランス等素人には判らない、
色々な要件があるのかもしれません。



東京モーターショー2017 三菱ブース アウトランダーPHEVパワートレイン
(東京モーターショーで展示してあったモデルで見て改めて
フロント部がでかいのがわかりました)
エクリプスクロスに搭載できる
よりコンパクトなPHEVパワートレインの開発を同時にする余裕は、
日産傘下ゴーンさんの鋭い指導のもとでは、
無かったのかもしれません。
いつかこのサイズにも搭載できるコンパクト化が実現できると
いいですね。

三菱エクリプスクロス 担当者

➡︎◻︎エクリプスクロス開発者談「エクリプスクロスPHEV中止の理由」

三菱 小型SUV PHEV開発中止

➡︎◻︎新SUV PHEV開発中止報道 2016年9月



三菱 新型SUV エクリプス クロス MITSUBISHI eclipse cross

➡︎◻︎三菱エクリプスクロス2.2ℓディーゼルエンジン発売延期

エクリプスクロス アウトランダーPHEV eclipscross vs outlander

➡︎◻︎三菱エクリプスクロスとアウトランダーPHEVのコンセプトの違い


次期アウトランダーPHEVの進化したトリプルモーターPHEV
パワートレインに期待しましょう。
三菱GT-PHEVコンセプト Mitsubishi gt-phev concept

➡︎◻︎三菱開発中のトリプルモーターPHEV
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