
今日はスウェーデンのボルボの電動ブランド
「ポールスター」のお話。
2019年以降に発売する新モデルは、すべてEVやハイブリッドなどの電動モビリティとする―。そんな大胆な戦略を掲げ、世界中に衝撃を与えたボルボ。2017年10月、モータースポーツの分野で長らくパートナーシップを結んでいた「ポールスター」を傘下に収め、さらにプラグインハイブリッド「ポールスター1」を登場させた。

ポールスターといえば、元はレーシングチームであり、ボルボ向けの高性能パーツを提供していたチューナー。2015年にボルボにポールスターのパフォーマンス部門が買収され、ボルボ各モデルの高性能バージョンにその名が与えられてきた。ちょうどメルセデス・ベンツの「AMG」やBMWの「M」に相当するブランドである。

そんなポールスターを、ボルボは2017年6月に高性能な電動化車両に特化した新ブランドとしてリニューアル。新生ポールスターの第1弾がこの「ポールスター1」というわけだ。2+2シーターのエレガントなクーペスタイルに、2リッターエンジンと3つのモーターで構成されるハイブリッドパワートレインを搭載。最高出力はなんと600ps、オーリンズ社の製新型連続電子制御サスペンションを搭載する高性能にくわえ、最大150kmものEV走行も可能だ。
プラットフォームはボルボのプラットフォームをベースに独自の改良を加えたもの。現在中国の成都に工場を建設中で、2018年半ばに完成する予定。

販売スタイルもユニークだ。なんと通常の販売はせず、すべて月額固定料金の購読方式なのだ。オンラインで申し込むと、指定した場所にクルマがデリバリーされる。
ポールスターは今後、テスラのモデル3のライバルとなる小型EV「ポールスター2」、大型SUVタイプのEV「ポールスター3」もラインアップに加わる予定。2010年に中国の吉利ホールディングス傘下となったボルボ。安全性の高さに定評があり、さらにApple Carplayをいち早く導入するなど新技術にも積極的な姿勢を見せるなか、将来を見据えた大胆な電動化へのシフトが、大きく動き始めた。

➡︎◻︎元記事に
全てが月額制とはびっくり。
電池などの技術革新が激しいEVにおいて
スマホのような利用法が向いていると考え、
提案されるのでしょうか。
車とともに販売方法も注目されます。

➡︎◻︎あまりにも思い切りが良いボルボの電動ブランド「ポールスター」
「ポールスター」のお話。
2019年以降に発売する新モデルは、すべてEVやハイブリッドなどの電動モビリティとする―。そんな大胆な戦略を掲げ、世界中に衝撃を与えたボルボ。2017年10月、モータースポーツの分野で長らくパートナーシップを結んでいた「ポールスター」を傘下に収め、さらにプラグインハイブリッド「ポールスター1」を登場させた。

ポールスターといえば、元はレーシングチームであり、ボルボ向けの高性能パーツを提供していたチューナー。2015年にボルボにポールスターのパフォーマンス部門が買収され、ボルボ各モデルの高性能バージョンにその名が与えられてきた。ちょうどメルセデス・ベンツの「AMG」やBMWの「M」に相当するブランドである。

そんなポールスターを、ボルボは2017年6月に高性能な電動化車両に特化した新ブランドとしてリニューアル。新生ポールスターの第1弾がこの「ポールスター1」というわけだ。2+2シーターのエレガントなクーペスタイルに、2リッターエンジンと3つのモーターで構成されるハイブリッドパワートレインを搭載。最高出力はなんと600ps、オーリンズ社の製新型連続電子制御サスペンションを搭載する高性能にくわえ、最大150kmものEV走行も可能だ。
プラットフォームはボルボのプラットフォームをベースに独自の改良を加えたもの。現在中国の成都に工場を建設中で、2018年半ばに完成する予定。

販売スタイルもユニークだ。なんと通常の販売はせず、すべて月額固定料金の購読方式なのだ。オンラインで申し込むと、指定した場所にクルマがデリバリーされる。
ポールスターは今後、テスラのモデル3のライバルとなる小型EV「ポールスター2」、大型SUVタイプのEV「ポールスター3」もラインアップに加わる予定。2010年に中国の吉利ホールディングス傘下となったボルボ。安全性の高さに定評があり、さらにApple Carplayをいち早く導入するなど新技術にも積極的な姿勢を見せるなか、将来を見据えた大胆な電動化へのシフトが、大きく動き始めた。

➡︎◻︎元記事に
全てが月額制とはびっくり。
電池などの技術革新が激しいEVにおいて
スマホのような利用法が向いていると考え、
提案されるのでしょうか。
車とともに販売方法も注目されます。

➡︎◻︎あまりにも思い切りが良いボルボの電動ブランド「ポールスター」
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