
トヨタの従来型HVなんかにお乗りになられている御仁には、
ちょっと常識はずれとも思える事を三菱は
今回のアウトランダーPHEVの改良で行なっています。
改良後のカタログ燃費が悪くなっているのです。
そうcliccareで諸星氏が書いています。
結果として従来よりもずっとEVに近いクルマとなったという印象です。駆動用バッテリーが満充電の際のEV走行可能距離はJC08モードで65kmとなっています。
走行モードを「ノーマル」で走っているときは、走行用バッテリーに残量があればひたすらEV走行を続けようとします。
もちろん、アクセルを強く踏み込むといった操作をすれば、クルマ側はドライバーがより強い出力を求めていると判断してエンジンが始動しますが、ゆったりとアクセルを操作している限りは健気にEV走行を続けます。さらにそのEV走行の力強さが増しているもの魅力が倍増している部分です。
今回のマイナーチェンジで従来、ノーマルとロックだけだった走行モードに新たにスノーとスポーツが追加されました。スポーツモードはエンジンが常時作動しているモードで、モーターの出力特性もシャープになります。
スポーツモードでアクセルを強く踏むと、従来モードでの加速よりも明らかに強い加速感を得ることができます。基本は前後のモーターで走行しているのですが、強い加速を得たい領域ではエンジンの駆動力が前輪に伝わります。
アウトランダーPHEVはPHVではなく、PHEVという名称を使っています。このネーミングには基本はEVである……という思いが込められています。なので基本走行はモーター、エンジンがサポートにまわるという味付けになっているのです。

今回のマイナーチェンジではエンジンを2.4リットルと排気量アップしたことなどが関係して、モード燃費は若干ダウンしています。マイチェン前のJC08モード燃費は19.2km/Lでしたが、新型は18.6km/Lと若干ですが数値はダウンしました。
従来の考え方なら、ハイブリッド車がマイナーチェンジでカタログ燃費ダウンはあり得ないでしょう。しかしアウトランダーPHEVはそれを敢行しました。それはクルマは必要十分な燃費が確保できていればいい。それよりも加速感や静粛性などに性能を振り分けたのです。
こうしたことができるようになった、つまり消費者が受け入れられるようになったことは、ハイブリッド車が熟成期に入ったことの証拠と言えるでしょう。
➡︎◻︎元記事に
内燃機関の燃費を「改悪」してでも、
EV寄り走行の快適さを「改善」したという事ですよね。
エンジン車ユーザーの方にこの絶妙な意味が
「わかるかな〜?」
「わかんないかもしれないな〜?」
というののも小生もこのクルマに乗るまで
全くわからなかったからです。


➡︎◻︎燃費不正前からのカタログ燃費の変化について小生過去記述
ちょっと常識はずれとも思える事を三菱は
今回のアウトランダーPHEVの改良で行なっています。
改良後のカタログ燃費が悪くなっているのです。
そうcliccareで諸星氏が書いています。
結果として従来よりもずっとEVに近いクルマとなったという印象です。駆動用バッテリーが満充電の際のEV走行可能距離はJC08モードで65kmとなっています。
走行モードを「ノーマル」で走っているときは、走行用バッテリーに残量があればひたすらEV走行を続けようとします。
もちろん、アクセルを強く踏み込むといった操作をすれば、クルマ側はドライバーがより強い出力を求めていると判断してエンジンが始動しますが、ゆったりとアクセルを操作している限りは健気にEV走行を続けます。さらにそのEV走行の力強さが増しているもの魅力が倍増している部分です。
今回のマイナーチェンジで従来、ノーマルとロックだけだった走行モードに新たにスノーとスポーツが追加されました。スポーツモードはエンジンが常時作動しているモードで、モーターの出力特性もシャープになります。
スポーツモードでアクセルを強く踏むと、従来モードでの加速よりも明らかに強い加速感を得ることができます。基本は前後のモーターで走行しているのですが、強い加速を得たい領域ではエンジンの駆動力が前輪に伝わります。
アウトランダーPHEVはPHVではなく、PHEVという名称を使っています。このネーミングには基本はEVである……という思いが込められています。なので基本走行はモーター、エンジンがサポートにまわるという味付けになっているのです。

今回のマイナーチェンジではエンジンを2.4リットルと排気量アップしたことなどが関係して、モード燃費は若干ダウンしています。マイチェン前のJC08モード燃費は19.2km/Lでしたが、新型は18.6km/Lと若干ですが数値はダウンしました。
従来の考え方なら、ハイブリッド車がマイナーチェンジでカタログ燃費ダウンはあり得ないでしょう。しかしアウトランダーPHEVはそれを敢行しました。それはクルマは必要十分な燃費が確保できていればいい。それよりも加速感や静粛性などに性能を振り分けたのです。
こうしたことができるようになった、つまり消費者が受け入れられるようになったことは、ハイブリッド車が熟成期に入ったことの証拠と言えるでしょう。
➡︎◻︎元記事に
内燃機関の燃費を「改悪」してでも、
EV寄り走行の快適さを「改善」したという事ですよね。
エンジン車ユーザーの方にこの絶妙な意味が
「わかるかな〜?」
「わかんないかもしれないな〜?」
というののも小生もこのクルマに乗るまで
全くわからなかったからです。


➡︎◻︎燃費不正前からのカタログ燃費の変化について小生過去記述
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