
今年もカスタムカーの祭典「東京オートサロン2019」にいってきた時の
写真を1ヶ月に渡ってアップしてきました。
今やこのイベントは単にカスタムカーだけでなく、東京モーターショーの補完
の役目も果たし、日本のクルマ文化を支える人気コンテンツになっています。
(入場者も毎年増えて33万人だそうです)

今回も「マツダ3」や復活「スープラ」等話題車が並びました。
今回の東京オートサロン2019の個人的サマライズをしたいと思います。
今年の5大トレンドをあげます。
①カスタマイズは一般大衆化
少し前まではカスタムカーと言えば、レースカーの流れを受けた
スポーツカーを一部の男性が趣味で楽しんでいたというのが定番でした。
それが普段乗っている、セダンやワンボックス、軽自動車まで人と差別化して
個性的に乗りたいという波が発生。
クルマの若者離れが叫ばれている一方で、このイベントの入場者が又
過去最高を記録しているということは、これは 単に一部の人の趣味ではなくなっています。
カスタマイズが完全に大衆化したと理解した方が良さそうです。
ターゲットも老若男女、更には外国人や仕事で使う方まで、拡大しています。
レース文化を起点とした文化が、都市文化、アウトドア文化まで巻き込んだ後
近年ではアニメやファッション等クルマと遠かった文化まで取り込んでいます。
一方で電動化やインターネットとの接続、AIの融合などデジタル化も進んでいます。
ここに来ると日本の未来が垣間見れるそんなイベントかもしれません。
②もはや、主役級?アウトドアカスタマイズ
SUVカスタムカーが増加してきた頃からその兆候はありましたが、
今年は完全に主役級のトレンドとなったのが「アウトドア」です。
スズキジムニーのヒットや、各社が提案するアウトドア仕様のチューンが、
非常に目立った印象でした。

街乗り小型車にピックアップトラック仕様を提案した「スズキ ジムニー シエラトラック」

本格的な車中泊提案車や、アウトドアツールとの融合。趣味を楽しむチューンが多く見られました。
③ガックリ、電動車両カスタムカーは減少
個人的に残念なのは電動車両の後退です。
昨年は改良リーフ登場の話題があったのですが、今年はそれも2巡目。
三菱が出展を見送った17年よりはマシかもしれませんが、日産が気を吐いていましたが
BMWのi3、i8も影を潜め、電動車両カスタムカーの展示は寂しい限りでした。

(日産 ツインモーターLEAF RC nismo)
どうしても「ベース車が売れている」事がカスタムカー人気のベースになるため、
このイベントでEV、PHEVの流れが来るにはもう少し時間がかかるかもしれません。
但し、実は電気が使えて便利なアウトドアや、内燃機よりクルマの改造には電動車両は
有利なはずなので、カスタムカー自体とのマッチングは実は悪くありません。
将来ここで電動車両カスタムカーが沢山展示される日を楽しみに待ちましょう。
④趣味にも使える商用車の提案
今年急に目立ったのが、商用車カスタムカーです。
但しただの営業車ではありません。
オシャレな移動販売に使えるクルマや、主婦が普段にも使えてフリーマーケットにも
便利な改造車等です。
クルマを所有する意義が問われる昨今、単なる移動手段だけでないこういう提案が多くなるのも
世相かもしれません。

(Honda N-VAN art stand)
⑤進化する電装パーツ
今年も度肝を抜かれる電装パーツを装着したクルマが展示されていました。
一例がグリルそのものを液晶化したトヨタ レクサスUXモデリングチューンです。

こういう技術がコストダウンされて将来の一般車にカスケードダウンされることを
期待します。
一方で、自動運転や、インターネットAIとの融合、デジタルミラーなどの展示はほとんど無く、
どうもこのイベントとの親和性はあまり良くないようでした。
そちらは今年の秋の東京モーターショーを期待しましょう。

東京オートサロン2019今年も楽しませていただきました。
次回コンパニオンさんの写真をアップして終了したいと思います。
写真を1ヶ月に渡ってアップしてきました。
今やこのイベントは単にカスタムカーだけでなく、東京モーターショーの補完
の役目も果たし、日本のクルマ文化を支える人気コンテンツになっています。
(入場者も毎年増えて33万人だそうです)

今回も「マツダ3」や復活「スープラ」等話題車が並びました。
今回の東京オートサロン2019の個人的サマライズをしたいと思います。
今年の5大トレンドをあげます。
①カスタマイズは一般大衆化
少し前まではカスタムカーと言えば、レースカーの流れを受けた
スポーツカーを一部の男性が趣味で楽しんでいたというのが定番でした。
それが普段乗っている、セダンやワンボックス、軽自動車まで人と差別化して
個性的に乗りたいという波が発生。
クルマの若者離れが叫ばれている一方で、このイベントの入場者が又
過去最高を記録しているということは、これは 単に一部の人の趣味ではなくなっています。
カスタマイズが完全に大衆化したと理解した方が良さそうです。
ターゲットも老若男女、更には外国人や仕事で使う方まで、拡大しています。
レース文化を起点とした文化が、都市文化、アウトドア文化まで巻き込んだ後
近年ではアニメやファッション等クルマと遠かった文化まで取り込んでいます。
一方で電動化やインターネットとの接続、AIの融合などデジタル化も進んでいます。
ここに来ると日本の未来が垣間見れるそんなイベントかもしれません。
②もはや、主役級?アウトドアカスタマイズ
SUVカスタムカーが増加してきた頃からその兆候はありましたが、
今年は完全に主役級のトレンドとなったのが「アウトドア」です。
スズキジムニーのヒットや、各社が提案するアウトドア仕様のチューンが、
非常に目立った印象でした。

街乗り小型車にピックアップトラック仕様を提案した「スズキ ジムニー シエラトラック」

本格的な車中泊提案車や、アウトドアツールとの融合。趣味を楽しむチューンが多く見られました。
③ガックリ、電動車両カスタムカーは減少
個人的に残念なのは電動車両の後退です。
昨年は改良リーフ登場の話題があったのですが、今年はそれも2巡目。
三菱が出展を見送った17年よりはマシかもしれませんが、日産が気を吐いていましたが
BMWのi3、i8も影を潜め、電動車両カスタムカーの展示は寂しい限りでした。

(日産 ツインモーターLEAF RC nismo)
どうしても「ベース車が売れている」事がカスタムカー人気のベースになるため、
このイベントでEV、PHEVの流れが来るにはもう少し時間がかかるかもしれません。
但し、実は電気が使えて便利なアウトドアや、内燃機よりクルマの改造には電動車両は
有利なはずなので、カスタムカー自体とのマッチングは実は悪くありません。
将来ここで電動車両カスタムカーが沢山展示される日を楽しみに待ちましょう。
④趣味にも使える商用車の提案
今年急に目立ったのが、商用車カスタムカーです。
但しただの営業車ではありません。
オシャレな移動販売に使えるクルマや、主婦が普段にも使えてフリーマーケットにも
便利な改造車等です。
クルマを所有する意義が問われる昨今、単なる移動手段だけでないこういう提案が多くなるのも
世相かもしれません。

(Honda N-VAN art stand)
⑤進化する電装パーツ
今年も度肝を抜かれる電装パーツを装着したクルマが展示されていました。
一例がグリルそのものを液晶化したトヨタ レクサスUXモデリングチューンです。

こういう技術がコストダウンされて将来の一般車にカスケードダウンされることを
期待します。
一方で、自動運転や、インターネットAIとの融合、デジタルミラーなどの展示はほとんど無く、
どうもこのイベントとの親和性はあまり良くないようでした。
そちらは今年の秋の東京モーターショーを期待しましょう。

東京オートサロン2019今年も楽しませていただきました。
次回コンパニオンさんの写真をアップして終了したいと思います。
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