

愛車アウトランダーPHEVで行ったドライブ旅行で、
初めて行ったのが群馬県横川駅に隣接するこちらの
「碓氷峠鉄道文化むら」です。
実際の鉄道車両が多く展示されているので
鉄道ファンには楽しい施設だと思います。

ここに来る前に尋ねた(平成9年に廃線になった軽井沢に向かう)JR「旧碓氷線」
の跡地が「遊歩道アプトの道」になっているわけです。
「碓氷線」の出発駅横川にこの施設が作られています。

アプトの道の「アプト」とは「アプト式」から来た言葉で、
2本のレールの真ん中に歯車レール(ラックレール)を敷き、それにアプト式電気機関車の床下に設けられた歯車(ラックギア)を噛み合わせ、急こう配の線路を登り降りする鉄道のことを「アプト式鉄道」といいます。
だそうです。
ここではこの仕組みや使った車両を実際に見ることができます。

こちらはアプト式電気機関車ED42型です。
直流600Vを使って走り、
一機でアウトランダーPHEVの7倍位以上の
180kwのモーターを積んでいます。
ここを明治時代に最初に走ったのは蒸気機関車だった様ですが、
煙害で電気化が計画され、日本で初めて電化されたのがここだったそうです。
そしてこの車両が日本製初の電気機関車だそうです。
(日立、芝浦、三菱等チームジャパンで作られたのがわかります)

床下にラックギアを装備していています。
変電所で交流電気を直流に変換する超大型の
変電機(コンバータ)も展示されていました。

➡︎◻︎アウトランダーPHEVは、直流交流どっち?&インバータとコンバータとは?

こちらは「直流電気機関車 EF63 10」
三菱電機と新三菱重工のロゴが付いてます。
運転席に座れます。当時の価格でも1億円超え。

こちら園内から片道20分のトロッコ列車の旅が楽しめる
トロッコ列車線があります。

「丸山変電所跡地駅」で3分間一時停車。車外に降りれます。

発電所からくる交流電気を直流に変換するとともに
312個もの大型バッテリーで蓄電していたそうです。
「とうげのゆ」駅で折り返して帰ってきます。
日本の電車の電動化の歴史がわかる非常に興味深い施設でした。
ある意味鉄道は、電気の供給がしやすいので、
最も早く内燃機関から電動化が進んだ乗り物だということが改めてわかりました。
バッテリーの開発が進んで次に電動化が進むのが自動車なのでしょう。
さらには船舶や飛行機など電動化が進んで地球環境に優しい
交通手段の発展に繋がると良いですね。

➡︎◻︎回生ブレーキとは?(最も回生ブレーキを活かしている乗物 電車)

➡︎◻︎妙義山~軽井沢ドライブ旅行①アプトの道〜めがね橋編

➡︎◻︎妙義山〜軽井沢ドライブ旅行②横川釜飯編
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