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PHEV ブログ

アウトランダーPHEV(2013年新発売時 初号機)乗りのブログです

三菱新型「eK Xクロス」のデザイナーインタビューが興味深い

最近気になるクルマの一つが
三菱「eK X(クロス)」です。
このブログで軽自動車で何度も記述したのは
EVで開発が開始され挫折した「ホンダ660」が出た時以来です。




アイデアとデザイン力で4車種を作り分けている兄弟車だが、日産と三菱をまたいだNMKVという会社を経ているにせよ、別メーカー間でその差異を出すのは容易になしえないことだと感じた。そこで、なぜこのような“デザインの妙”が共同開発車で可能となったのかを、 eKシリーズのデザイン担当である三菱自動車工業株式会社 デザイン本部 プロダクトデザイン部 デザイン・プログラム・マネージャー 大石 聖ニ氏にお話を伺ってみた。

三菱 eK X(クロス) デザイン

「 eKシリーズとデイズの設計は日産が行っています。私たち三菱のデザイナーも日産社内に入って、デイズ担当のデザイナーと一緒にデザイン作業を行いました。4車種を作り分け、同じ工場で4車種を流すには、その方法は必須でした」

————作り分け以外にもボディカラーも4車種分だとかなりのバリエーションになりますね。工場では生産工程が大変なのではないでしょうか。

「三菱だけで5パターンの2トーンカラーがあります。日産は4パターンです。うち一つは共通(赤×黒)ですので、合計8パターン。塗装ラインを2度回り、その間に塗装の継ぎ目は手加工のマスキング工程があります。ズバリ、大変です(笑)。」

————カラーリングのテーマやコダワリはありましたか?

三菱自動車工業株式会社 デザイン本部 プロダクトデザイン部 デザイン・プログラム・マネージャー 大石 聖ニ氏

「三菱らしく、 eKクロスではSUVテイストで“振り切る”ことにしました。そのため日産側には無いイエローやグリーンを用意しました。スポーティ、かつ女性にも親しみやすいカラーリングを目指しています。一方で日産と同じ色も多くあります。色名は異なっていますが(笑)。カラーリング選定についても、日産のデザイナーと定期的にミーティングを行いました。まさに共同開発ですね。私は国内車種を数多く手がけてきましたが、メーカーをまたいでの開発は初めてでした。今回、ボディサイドにはしっかりと陰影を与えて、軽自動車に見せないデザインを実現していますが、ベースを手がけた日産のデザイナーの手腕と、軽自動車開発のノウハウを多く持つ三菱の生産技術の高さによるものだと思います」

————なるほど、両社のメリットが生きている感じですね。それと、SUV風を含め4車種でボディを共用することで、デザイン上ではご苦労がありましたか。

「デザインは、いろいろと大変でした。大変じゃなかったことが少ないくらいです。SUVだとキャラクターラインはなるたけ水平にしたい。でも、日産側ではスポーティに見せたいので、極力斜めにしたい。そういう細かなやりとりは数え切れないほどありました。でも、三菱の“わがまま”もたくさん聞いてもらえました。私たちにとって素晴らしい経験になりました」




———— eKクロスでは、大胆な顔を上手に eKワゴンに収めていますね。

三菱 eK X(クロス) デザイン フロントバンパーガーニッシュ


「日産サイドからは eKクロスのグリルに配置したメッキパーツについてコスト的な指摘もありましたが、“ダイナミックシールド”を作るのは大命題でしたので譲れませんでした。あと、アクセサリー(オプション)で“フロントバンパーガーニッシュ”という用品があるのですが、これで eKクロスのバンパー下部にあるシルバー部を色替えすることができます。白、黒、オレンジを用意していますが、黒を取り付けるとバンパーが引き締まって、SUV感がアップすると好評です」

————確かに、バンパー下部が黒くなることで「エクリプス クロス」のような雰囲気も出ますし、アプローチアングルが深いようにも見えます。これはいいですね。アクセサリーは別の部署が手がけているのですか?

「それが、この4車種のうち、三菱では用品デザインも私たちが担当しました。クルマと用品を同じメンバーが担当することはなかなか無いことですが、一体感を生むには良いことです」

————他にこだわっているポイントがありますか。

三菱 eK X(クロス) デザイン ロゴ

「 eKクロスのフェンダーに黒いフィルムを貼っているのですが、フィルムはフェンダー内側にも少し折り込まれています。そのため eKクロスでは、フェンダーの中もフィルムを貼りやすい処理になっています。それと、車名エンブレムもステッカーではなく立体で、しかも細いブリッジで繋がっていない“バラ文字”です。高級車レベルです。細かいことですが、高い質感を生み出すことができます」

————軽自動車は限られた寸法の中で作らなければならないですよね。その中で eKシリーズはデザイン、機能ともに素晴らしいクルマに仕上がっていると思います。

「ありがとうございます。このクルマに関しては“やりきった!”という感覚が強いです。自分でも欲しくなって、 eKクロスを買ったほどです(笑)」



今回、デザイナーインタビュー以外にも、開発者の声もお聞きしている。そこで感じられたのは、“作り手も eKシリーズに自信があり、大いに気に入っている”ということだった。そういうクルマは、得てして仕上がりがとても良いものだ。日産と三菱の長所が詰まった、新しい三菱 eKワゴン/ eKクロス。もし試乗に行った時、さらに買ってお手元に来た時は、そのコダワリを感じて欲しいと思う。

[筆者:遠藤 イヅル/撮影:小林 岳夫・和田 清志]
➡︎◻︎元記事に


いいじゃあないですか!
共同開発しながらも三菱が主張すべきところをきっちり主張して
三菱らしい個性的なクルマに仕上がっています。
心配している共通シャーシを使用する次期アウトランダーPHEVと
日産の次期エクストレイルでもこういう仕事になっている事を期待させる
記事として興味深く読ませてもらいました。

しかしこの「eK X」かなり手が込んでます。
オプションのパーツのカッコ良さを見てください。
今や一番台数が出るのが軽なのでどうしてもこうなってしまうのかも
しれませんが、普通車でもやってほしいです。
三菱 eK X(クロス) デザイン

三菱 eK X ekクロス 軽SUV CM 竹内涼真

➡︎◻︎三菱eK クロスへの力の入れ方が凄いかも

東芝sci リチウムイオン電池 日産 三菱

➡︎◻︎三菱eK のバッテリーは東芝SCiB製

アルファード ヴェルファイア ノア ドヤ顏

➡︎◻︎何故日本のクルマにはギラギラ顔が多いのか?論について

三菱ekカレンさん 軽自動車 cm

➡︎◻︎昨年までの三菱eKのCM
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