
トヨタの全ディーラーさんの店頭に
6月発売の新型ハリアーのポスターが張り出されました。
納車は最速で7月になるという事ですが、
コロナ下の厳しい状況の中では、人気が出るとの
噂が、何故ならばお値打ちだからです。
2020年6月17日に発売予定となるトヨタの新型「ハリアー」。現行モデルのエントリーグレードは約300万円からでしたが、新型では299万円から設定されるといいます。なぜ、安全&快適機能や性能が向上しているにも関わらず、エントリーグレードの値下げを実施したのでしょうか。

中略
新型ハリアーを見ると、確かに機能は多数向上しています。トヨタが全車標準装備を目指すコネクテッド(事故時の緊急対応機能も含む)は当然ながら付くようです。
衝突被害軽減ブレーキ関係など安全装備のバージョンアップもされています。夜の歩行者から自転車まで感知出来る最新世代になっているほか、バック時に障害物を検知したら自動でブレーキ掛ける機能まで加わっています。
「新型ハリアーで事故を起こすのは難しくなった」と思えるほど。そのため、安全装備の充実だけで値上げしてもおかしくないほどです。
さらにApple CarPlayとAndroid Autoと接続が可能な8インチ液晶が標準装備(3万円の上乗せでフルセグTVも)されるため、高価な純正ナビを付けなくても良くなりました。
これだけで実質的に10万円以上の値下げだと思います(ちなみに12.3インチの大型ディスプレーもオプション設定されるが、これを選ぶなら標準装備の上級グレードを)。

(懐かしい2013年11月現行ハリアー発売時 小生銀座で撮影)
決定的なのが車両本体のスペックでしょう。普通、ボディサイズの大型化やエンジンパワーの向上は価格上昇に直結します。新型ハリアーは、新しい世代のプラットフォーム(TNGA-K)を採用。従来型よりひと回り大きくなり、ベースグレードに搭載される2リッターエンジンのパワーだって10%以上向上します(燃費は15%から20%良くなる)。

新型ハリアーは、数々のバージョアップを受けていることを考えれば、事前に流れた30万円の値上がり情報もおかしくなかったと思いますが、価格据え置きとしています。
このあたりにトヨタの攻める戦略が見えてきます。というのも今までのハリアーは、トヨタのなかで割と高価なミドルサイズを主として扱ってきたトヨペット店の扱いでした。
しかし、トヨタの販売店改革で新型ハリアーは全店扱いになり、比較的若いユーザー層の多いネッツ店や、カローラ級の大衆車種を得意としてきたカローラ店でも販売されるようになります。新型ハリアーのスターティングプライスを見ると、あえて300万円を割り込む299万円にしたようです。ネッツ店やカローラ店でも十分カバー出来る雰囲気。ハリアーは若い人たちからも要望があったが、値段がネックになっていたというのをしっかりリサーチした結果もあるのでしょう。
グレードやオプション等詳細は見ていませんが、
この時期値下げとは、流石トヨタです。
全ディーラー扱いといい思い切った攻めの戦略です。
元々SUVは弱かったトヨタですが、ここに来て
CHーR、RAV4、ハリアーと猛烈に攻めています。
これは、SUVが本業といえる三菱やスバル、そして
近年シェアを獲得してきたマツダにとっては
ビクビクです。
良いクルマでお値打ちのモノを出されると、
よっぽど特徴があるクルマでないと対抗できません。
恐るべしトヨタ、、、
自分は✳︎6月に出るRAV4 PHVの値段とスペックが
非常に気になります。(7月修正しました)

➡︎◻︎トヨタ新型ハリアー既報

➡︎◻︎本気で乗り換えに悩むクルマトヨタRAV4 PHV

➡︎□北米で発売の兄弟車トヨタヴェンザ とハリアーPHV発売の可能性
6月発売の新型ハリアーのポスターが張り出されました。
納車は最速で7月になるという事ですが、
コロナ下の厳しい状況の中では、人気が出るとの
噂が、何故ならばお値打ちだからです。
2020年6月17日に発売予定となるトヨタの新型「ハリアー」。現行モデルのエントリーグレードは約300万円からでしたが、新型では299万円から設定されるといいます。なぜ、安全&快適機能や性能が向上しているにも関わらず、エントリーグレードの値下げを実施したのでしょうか。

中略
新型ハリアーを見ると、確かに機能は多数向上しています。トヨタが全車標準装備を目指すコネクテッド(事故時の緊急対応機能も含む)は当然ながら付くようです。
衝突被害軽減ブレーキ関係など安全装備のバージョンアップもされています。夜の歩行者から自転車まで感知出来る最新世代になっているほか、バック時に障害物を検知したら自動でブレーキ掛ける機能まで加わっています。
「新型ハリアーで事故を起こすのは難しくなった」と思えるほど。そのため、安全装備の充実だけで値上げしてもおかしくないほどです。
さらにApple CarPlayとAndroid Autoと接続が可能な8インチ液晶が標準装備(3万円の上乗せでフルセグTVも)されるため、高価な純正ナビを付けなくても良くなりました。
これだけで実質的に10万円以上の値下げだと思います(ちなみに12.3インチの大型ディスプレーもオプション設定されるが、これを選ぶなら標準装備の上級グレードを)。

(懐かしい2013年11月現行ハリアー発売時 小生銀座で撮影)
決定的なのが車両本体のスペックでしょう。普通、ボディサイズの大型化やエンジンパワーの向上は価格上昇に直結します。新型ハリアーは、新しい世代のプラットフォーム(TNGA-K)を採用。従来型よりひと回り大きくなり、ベースグレードに搭載される2リッターエンジンのパワーだって10%以上向上します(燃費は15%から20%良くなる)。

新型ハリアーは、数々のバージョアップを受けていることを考えれば、事前に流れた30万円の値上がり情報もおかしくなかったと思いますが、価格据え置きとしています。
このあたりにトヨタの攻める戦略が見えてきます。というのも今までのハリアーは、トヨタのなかで割と高価なミドルサイズを主として扱ってきたトヨペット店の扱いでした。
しかし、トヨタの販売店改革で新型ハリアーは全店扱いになり、比較的若いユーザー層の多いネッツ店や、カローラ級の大衆車種を得意としてきたカローラ店でも販売されるようになります。新型ハリアーのスターティングプライスを見ると、あえて300万円を割り込む299万円にしたようです。ネッツ店やカローラ店でも十分カバー出来る雰囲気。ハリアーは若い人たちからも要望があったが、値段がネックになっていたというのをしっかりリサーチした結果もあるのでしょう。
グレードやオプション等詳細は見ていませんが、
この時期値下げとは、流石トヨタです。
全ディーラー扱いといい思い切った攻めの戦略です。
元々SUVは弱かったトヨタですが、ここに来て
CHーR、RAV4、ハリアーと猛烈に攻めています。
これは、SUVが本業といえる三菱やスバル、そして
近年シェアを獲得してきたマツダにとっては
ビクビクです。
良いクルマでお値打ちのモノを出されると、
よっぽど特徴があるクルマでないと対抗できません。
恐るべしトヨタ、、、
自分は✳︎6月に出るRAV4 PHVの値段とスペックが
非常に気になります。(7月修正しました)

➡︎◻︎トヨタ新型ハリアー既報

➡︎◻︎本気で乗り換えに悩むクルマトヨタRAV4 PHV

➡︎□北米で発売の兄弟車トヨタヴェンザ とハリアーPHV発売の可能性
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