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アウトランダーPHEV乗りのブログです(自称 発売以来PHEVを最も長く乗り続けている男の1人)

三菱株主総会と関連記事に見る今後の戦略について、、個人的意見。

今年の株主総会は、各社新型コロナウイルスの影響で、
株主を極力呼ばずに、リモート中心で行われた様子です。
三菱自動車も同様。
その中から見える今後の戦略についての記事から、
気になる部分をピックアップします。



三菱自動車工業は6月18日、第51回定時株主総会を開催した。今回は株主の健康を最優先とし、本社会議室からインターネットライブ配信によって行なわれた。

三菱自動車2020株主総会 
 

商品・経営戦略について
 三菱自動車、2019年度通期決算。売上高は2兆2703億円、営業利益は前年度比89%減の128億円と減収減益と、5月19日の業績報告の通り、2019年度の業績は赤字で着地。2020年度も厳しい経営状況が予想されるため、商品・経営戦略について多くの質問が入ったという。
 2017年度から始めた中期経営計画において、欧米や中国における販売台数増加を目指し、商品や販売ネットワーク、人的支援を強化した結果、2019年度の固定費が2015年度比で約3割増加。また、メガマーケットでの販売台数は拡大したものの、期待していた収益を上げられず、固定費増加と合わせて、収益を確保しにくい体質になってしまっている。
 この実態を踏まえて2018年度の下半期から「Small but Beautiful(スモール バット ビューティフル)」へと指針転換を図り、2020年度から広範囲に渡る構造改革に着手する予定という。
 まずは地域戦略として、アセアンをコア地域とし、コア商品の展開可能な地域での拡販。メガマーケットへのコミットは段階的に削減する。商品戦略もアセアンでの主力商品であるピックアップトラック、トラックベースSUV、MPVをコア商品とし、既存商品の強化とパイプラインの強化に取り組む。
三菱自動車 経営 研究開発費

 この戦略に沿って、設備投資、研究開発費、広告宣伝費、間接労務費、一般経費の幅広い削減を行ない、ここ2年間で2019年度実績から2割以上の削減を目指す。速やかに着手し、早期に効果を出すべく全力を尽くす。非常に厳しい状況下だが、スモール バット ビューティフルで掲げる選択と集中の流れを本格化し、未来を見据えて前に進むと結んだ。

アライアンスについて
ルノー日産自動車との今後のアライアンスについては、自動車産業が大きな転換期にあると同時に、新型コロナウイルスの影響により、自動車産業のみならず、社会の環境も大きく変わっている。ルノー日産自動車と対応を話し合った結果、効率的にアライアンスを機能させるために「リーダーフォロワースキーム」を採用する。
 今後メンバー各社は、それぞれの持つリーダー的な領域と地理的な強みを活用して、お互いにサポートしながら活動する。三菱自動車は地域別で「アセアンとオセアニア」においてリーダーを務め、「CDセグメントのPHVシステム」でもリーダーを務める。すでにインドネシアとフィリピンで、日産自動車と協業できないか検討を始めている。
(中略)
ルノー日産三菱アライアンス2020

 最後に株主からの「利益が上がっていない以上、役員報酬を減額すべき」という意見に対して加藤CEOは「報酬の一部を減額することにした。詳細は代表執行役、執行役、執行役員については、業績連動報酬をゼロ。基本報酬を20~30%減額。報酬総額に対するカット率は執行側役員で最大45%になる。社外取締役を含む、非業務執行取締役からは、報酬総額の10%~25%を返納を求めている」と回答した。
→■元記事に




日経にはアライアンスにおける開発分担について、この様な記事も


また不思議に思えるのが、開発面における3社連合の分担だ。ひどく偏っていると感じる。自動運転や電動化といった次世代の根幹技術を担う日産の負荷は、明らかに大きい。不協和音は生じないのか。

 一方で、三菱自動車は、プラグインハイブリッド車の開発だけにほとんど限定されたかのようだ。軽自動車の開発から手を引かされて、生産だけを担わされたかに見える。随分と軽んじられており、三菱自動車のベテラン技術者は「生産委託先にすぎない存在か」と嘆息する。
ルノーは、小型車関連とコネクテッドカー技術を主に開発する。小型車には定評があり理解できるが、コネクテッドカー技術にルノーが強い印象はない。「外注しやすい領域だから」という日産技術者の揶揄(やゆ)する声は、あながち的外れに思えない。
中略
 新型コロナ危機を脱した後、ルノーが日産株の過半数取得を狙うのは必然と思える。日産が反発して、再びお家騒動が始まる様子も目に浮かぶ。
三菱自動車のベテラン技術者がつぶやく。「10年後に3社連合が存続しているのか、分からない。自らの技術を捨てて相手に委ねると、連合が瓦解したときに立ち行かなくなる」――。いずれアフターコロナの時代がやってくる。3社はそれぞれ別の道を探すのが健全ではないだろうか。

→■元記事に



個人的感想を
「スモールバットビューティフル」がいただけない。
ビューティフルが似合うのは、どちらかというとフランスの企業で、
三菱にはストロングとかダイナミック、タフ辺りを使って欲しかった。

②一般経費削減については必要なのは仕方がありません。
どこの企業も一緒です。三菱には本社に若干三菱殿様気質
(取締役の数の多さや、海外への幹部出張や支援)が残っている
気がするのでこの際身の丈にするのは良いでしょう。
但し、研究開発費については明日の飯のタネです。
ここは死守すべきでは無いでしょうか?
。勿論無駄があるのなら、
PHEV等に集中すべきだと思いますが、、

③リーダーフォロアースキーム戦略がうまく機能するかは、
各リーダーがどれだけ成功するかにかかっているかと思います。
三菱は世界に通ずる、優れたPHEVの開発と、アセアンでの
ピックアップトラックやMPV による圧倒的人気を目標に
したいところです。
結果的に各社の選択と集中が徹底すると効果が増す様に思います。
ここはフォロアーがリーダーを奪う様な、
色気を出してはいけません。
とことん得意な分野を極めてほしいものです。
中途半端なリーダーについていく程辛いことはありません。

リーダーは地域、分野において一位を狙うつもりでやってほしいです。
三菱は、PHEVカンパニーで良いと思います。
PHEVとそれにまつわる4輪駆動技術を、この強みが出やすい
各種SUV、クロスオーバー車に特化した会社で生き残る。
これで良いのでは無いでしょうか。色気を出さず、得意に徹する。
それが世界の方に支持していただける道の様な気がします。

三菱自動車加藤CEO 固定費1000億円 20%削減

➡︎◻︎赤字転落の三菱、研究開発費削減が気になる


ルノー日産三菱アライアンス 2020今後の方向性 緩やかな協調

➡︎◻︎ルノー日産三菱アライアンスは個性を活かした緩やかな方向に?


三菱自動車株主総会 2017 ゴーン シナジー


➡︎◻︎ちなみに2017年の株主総会は?こんな感じ
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