
水素燃料電池車トヨタ「ミライ」が発売された時は、
これは凄いかもと思いましたが、水素ステーションの建設も進まず、
全く走っているのも見ない存在にとどまっている状況です。
久しぶりにこの夢のクルマ『FCV』の話題です。
しかもメルセデスはプラグインにしてきました。
メルセデス・ベンツGLシリーズの中で、もっとも豊富なラインナップを揃えるのがGLCクラス。現在日本では8バリエーションが選べるが、その中でもひときわ異彩を放っているのがGLC F-CELLだ。名称はFuel Cell、すなわち燃料電池車(FCV)であることに由来する。

空気抵抗減にも考慮した20インチホイールを装着。ブルーのアクセントも目を引く。
しかしGLC F-CELLは、単なるFCVではなく、外部からも充電可能なプラグイン・ハイブリッド車(PHV)でもあるのが大きな特徴。燃料電池はクルマに積んだ水素と大気中の酸素を反応させながら発電するため、コンプレッサーで送り込む空気の量が増えないと電力も高まらず、応答性はあまり良くない。それを補うために、リチウムイオン電池など二次電池をバッファーとして使うのが一般的だ。
しかも、電気モーターで走るという特性上、減速時には回生発電が行えるため、その受け皿となる二次電池を積まないのは効率面でも不合理。これらの理由から、FCVは二次電池も利用したハイブリッド方式とするのがセオリーなのだが、「ならば電池の容量を増やして外部充電も可能にし、充電した電力でも走れるPHVにすれば、水素ステーションが近くになくても使い勝手が良くなるのでは?」として考え出されたのが、世界初のFCPHVとなるGLC F-CELLだ。
水素タンクは後席下とフロアトンネルに搭載しており、容量は4.4kg(700気圧に圧縮)。FCVとしての航続距離は、欧州WLTPモードで336kmとのことで、日本での実力値もこのくらいになると思われる。充填にかかる時間は約3分と、液体燃料と変わらない。
二次電池はリチウムイオンバッテリーを13.5kWh搭載しており、EVとしての航続距離は41km(欧州WLTPモード)。充電は200Vの普通充電にのみ対応しており、急速充電器は使えない。充電時間は未公表だが、電池容量13.8kWhの三菱製PHEVが3kW充電器で約4.5時間(6kW充電器なら約半分)なので、同程度ではないかと思われる。

■航続可能距離
燃料電池+リチウムイオンバッテリー:約377km
燃料電池:約336km
リチウムイオンバッテリー:約41km
水素補給時間:約3分
■価格
1050万円
※原則4年間のクローズドエンドリース契約、車両は4年後に返却となる。
➡︎□元記事に
この発想は中々良いのでは?と思いました。
水素燃料は電池との相性が良いのは分かっていました。
自分はこれをさらに発展させて、
毎日の燃料は充電による電気で、
いざという時は水素が発電してレンジエクステンダー的な
役目を果たすという考え方のEV航続距離が長い
プラグイン水素燃料電池車ができると良いなと思っています。
今はそんな事をしている場合でないかもしれませんが、
かつて開発の記事を見た
三菱に期待したいと思います。

➡︎□2019東京モーターショーでのトヨタ次期MIRAIコンセプト

➡︎□韓国ヒュンダイのFCV『NEXO』

➡︎□ホンダ クラリティFCVリースでひっそり発売

➡︎□2015幻のレクサスLFーFC

➡︎□小生のトヨタMIRAI試乗体験

➡︎□トヨタ水素燃料燃料電池車MIRAIの特許を無償公開

➡︎□こちらも幻?三菱次世代アウトランダーPFCEV計画
これは凄いかもと思いましたが、水素ステーションの建設も進まず、
全く走っているのも見ない存在にとどまっている状況です。
久しぶりにこの夢のクルマ『FCV』の話題です。
しかもメルセデスはプラグインにしてきました。
メルセデス・ベンツGLシリーズの中で、もっとも豊富なラインナップを揃えるのがGLCクラス。現在日本では8バリエーションが選べるが、その中でもひときわ異彩を放っているのがGLC F-CELLだ。名称はFuel Cell、すなわち燃料電池車(FCV)であることに由来する。

空気抵抗減にも考慮した20インチホイールを装着。ブルーのアクセントも目を引く。
しかしGLC F-CELLは、単なるFCVではなく、外部からも充電可能なプラグイン・ハイブリッド車(PHV)でもあるのが大きな特徴。燃料電池はクルマに積んだ水素と大気中の酸素を反応させながら発電するため、コンプレッサーで送り込む空気の量が増えないと電力も高まらず、応答性はあまり良くない。それを補うために、リチウムイオン電池など二次電池をバッファーとして使うのが一般的だ。
しかも、電気モーターで走るという特性上、減速時には回生発電が行えるため、その受け皿となる二次電池を積まないのは効率面でも不合理。これらの理由から、FCVは二次電池も利用したハイブリッド方式とするのがセオリーなのだが、「ならば電池の容量を増やして外部充電も可能にし、充電した電力でも走れるPHVにすれば、水素ステーションが近くになくても使い勝手が良くなるのでは?」として考え出されたのが、世界初のFCPHVとなるGLC F-CELLだ。
水素タンクは後席下とフロアトンネルに搭載しており、容量は4.4kg(700気圧に圧縮)。FCVとしての航続距離は、欧州WLTPモードで336kmとのことで、日本での実力値もこのくらいになると思われる。充填にかかる時間は約3分と、液体燃料と変わらない。
二次電池はリチウムイオンバッテリーを13.5kWh搭載しており、EVとしての航続距離は41km(欧州WLTPモード)。充電は200Vの普通充電にのみ対応しており、急速充電器は使えない。充電時間は未公表だが、電池容量13.8kWhの三菱製PHEVが3kW充電器で約4.5時間(6kW充電器なら約半分)なので、同程度ではないかと思われる。

■航続可能距離
燃料電池+リチウムイオンバッテリー:約377km
燃料電池:約336km
リチウムイオンバッテリー:約41km
水素補給時間:約3分
■価格
1050万円
※原則4年間のクローズドエンドリース契約、車両は4年後に返却となる。
➡︎□元記事に
この発想は中々良いのでは?と思いました。
水素燃料は電池との相性が良いのは分かっていました。
自分はこれをさらに発展させて、
毎日の燃料は充電による電気で、
いざという時は水素が発電してレンジエクステンダー的な
役目を果たすという考え方のEV航続距離が長い
プラグイン水素燃料電池車ができると良いなと思っています。
今はそんな事をしている場合でないかもしれませんが、
かつて開発の記事を見た
三菱に期待したいと思います。

➡︎□2019東京モーターショーでのトヨタ次期MIRAIコンセプト

➡︎□韓国ヒュンダイのFCV『NEXO』

➡︎□ホンダ クラリティFCVリースでひっそり発売

➡︎□2015幻のレクサスLFーFC

➡︎□小生のトヨタMIRAI試乗体験

➡︎□トヨタ水素燃料燃料電池車MIRAIの特許を無償公開

➡︎□こちらも幻?三菱次世代アウトランダーPFCEV計画
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