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アウトランダーPHEV乗りのブログです(自称 発売以来PHEVを最も長く乗り続けている男の1人)

「EVは10万キロ以上走らないとトータルではエコでは無い?」という論文

今年はコロナ禍で色々な価値観が一変した年でもありました。
改めて地球環境やサステナブル社会が注目されました。
ゴミ袋の削減なども良い例かと思います。
一方では換気による空気の入れ替え等、
単なる省エネCO2排出削減は犠牲にしなければ
ならないことも。
今日はWEBCGからのCO2排出に関する記事を紹介します。





マツダがMX-30でバッテリー容量を抑えた理由として挙げたのがLCA(ライフサイクルアセスメント)だ。つまりクルマの使用段階だけでなく、製造段階から廃棄の段階までトータルで考えた場合のCO2排出量削減を考えた結果だという。バッテリーは製造段階で大量のエネルギーを消費するため、車両製造段階でのCO2の排出量はエンジン車の2倍以上になるというのがマツダの試算結果だ。ではそのぶんのCO2は、どのくらい走行すれば相殺されるのか。
Estimation of CO2 Emissions of Internal Combustion Engine Vehicle and Battery Electric Vehicle Using LCA マツダ

マツダの試算では、MX-30のEV仕様を同等性能のディーゼルエンジン車と比較すると、16万km走行した段階で、両車のCO2排出量はほぼ同等になるという。もしMX-30よりも大きなバッテリーを積めば、そのぶん製造段階でのCO2排出量が増え、16万km以上走らないとEVのトータルCO2排出量はディーゼル車より少なくならないということになる。それって本当だろうか? そもそも発電時に排出されるCO2は国によって異なるので、地域による違いもあるはずだ。そう思い、あらためて根拠となる論文『Estimation of CO2 Emissions of Internal Combustion Engine Vehicle and Battery Electric Vehicle Using LCA』を見てみると、各国におけるEVとエンジン車のCO2排出量が試算されていた。
マツダMX30 ホンダe

この論文では16万kmでバッテリーを交換することを想定しているので、そこでトータルCO2排出量が増加してしまう。ただしバッテリー交換を前提にしなくても、EVのトータルCO2排出量は意外と多いのだ。例えば欧州の場合、約11万km走行してようやくディーゼル車とEVのトータルCO2がほぼ等しくなるし、日本でも11万5000km走らないと両者は等しくならない。発電時のCO2発生量の多い中国では、ディーゼル車より燃費の悪いガソリン車とEVの比較でも、両者のトータルCO2排出量が等しくなるのは約12万km走行した後である。ただし、クルマの平均燃費が低く、ディーゼル乗用車がほとんどない米国では、約6.1万kmの走行でEVとガソリン車のトータルCO2が等しくなる。つまりEV導入の効果が一番大きいのは米国ということになる。
GM 新型バッテリー「アルティウム」
(GMが電動ハマー等に搭載予定の超大型電池EVシステム「アルティウム」)
逆に日本は、ハイブリッド車が普及していることや軽自動車が多いなどの理由でガソリン車の平均燃費がよいから、対ガソリン車であってもディーゼル車とほぼ同等の11.5万km走らないと、EVの優位性が出てこない。こうして見てくると、マツダの試算を前提にする限り、現在の発電事情ではEVは必ずしもエコとは言い切れないし、ましてやMX-30やホンダeよりも多くのバッテリーを積んでいるEVは、相当な距離を走らないとエンジン車に対する優位性が出てこないだろう。
➡︎□元記事に



単純にCO2排出だけに目を向けるとこういう事になるのですが、
石化燃料がそもそも有限な資源であるという事や、
排気ガスに含まれる粉塵や、エンジンの騒音、更には可燃性危険物を
積んで走っているという事自体等、EVを語るときには色々な
事を考えなければいけないのだと思います。

クルマは自分だけがのって楽しいものから、
社会全体を考えたものに、コロナで今年少しだけ動いた様に思います。
如何でしょうか?

追記
この論文にはクルマを破棄する時に、EVとガソリン車では再利用できるものが
違ってくる事は考慮されていない様に思いました。
EVはバッテリーを再利用できる場合が多いと聞きます。


三菱 新型軽EV 日産Imk

➡︎□軽EVこそ日本が最も求めるクルマの姿論


ユビ電 ALI によるCO2排出削減量を記録システム アウトランダーPHEV

➡︎□アウトランダーPHEVにCO2排出削減量記録システム搭載へ

欧州 電動車両 売筋トップ5

➡︎□欧州はコロナで電動化比率が向上?

欧州 電動車両 売筋トップ5

➡︎□欧州は環境規制にPHEV特例措置

米ウーバーテクノロジー EV


➡︎□米国ウーバー2040年までに全てを電動車両に

GM キャデラックlyriq リリック
(これに積まれているのが「アルティウム」)
➡︎□搭載電池はアウトランダーPHEVの15倍?!GMのキャデラックLyric
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