
三菱アイミーブ生産終了という事から、
ベストカー誌が、モータージャーナリストの
片岡氏、国沢氏、鈴木氏にそれぞれ
世界初の量産EVアイミーブが果たした意義について
語っています。
■i&i-MiEVとの思い出から、存在意義を探っていく

●乗った人を笑顔にするクルマ(片岡英明)
三菱i-MiEVのベースとなったiは2006年1月の発売だ。2010年春に発売されたi-MiEVもデザインは今も色あせていないし、EVのメカだって古臭く感じない。
世界初の量産EVで、すごいことをたくさんやっていたが、その偉大さに日本人は気がつかなかった。
発売前の2008年6月、スバルR1eを連れだって洞爺湖サミットの会場まで、CO2排出ゼロをアピールするデモランを行ったのはいい思い出だ。
子どもたちを隣に乗せてサーキットを走ったこともあるが、走行後は全員が満面の笑みだった。
ボクがEVにのめり込んだのは、i-MiEVがあったからこそ!!
●乗って衝撃、思い出たくさん(国沢光宏の場合)
私が電気自動車を高く評価するようになったのはi-MiEVのおかげと言ってよい。舘内端さんが主宰する日本EVクラブのイベントで、2008年6月に量産試作車のi-MiEVを使い東京から洞爺湖まで走ったのだった。
2009年、ベストカー編集部にi-MiEVがやってきた。意外にドッシリした走りで、好印象でした
それまでは遊園地の乗り物とか、超高価な試作車しか乗ったことなかった電気自動車ながら、普通の乗用車とまったく同じ感覚で乗れることに衝撃を受けましたね!
その後も全日本EVレース選手権でハンドル握り優勝したりと、思い出たっくさん!
現行モデルは年度内にも生産中止ということのようだが、来年春には日産にバトンタッチされた軽自動車規格の電気自動車が出てきます。

●商売は理屈どおりにいかない(鈴木直也の場合)
三菱のi-MiEVが生産終了!? というニュースを聞き、せめて「世界初の量産EV」という称号だけはi-MiEVに捧げたいと思う、今日この頃です。
それにしても、i-MiEVの商品企画、理論的には100%正しかったよね?
「これからはEVの時代」。文句なしにOK。「電池のコストが下がらないうちは小型コミュータで行く」。これもOK。「エンジン車と車体を共用してコストダウン」。ますますOKです。
しかし、ビジネスとして最初にEVを成功させたのは、i-MiEVの真逆を行ったテスラ・モデルS。商売は理屈どおりに行かないという典型でしたね。
■世に出なかったいろいろな「i」の形

◆リアミッドシップレイアウトの特殊性ゆえ、派生車が生まれづらいのは事実だが、こんなのはショーに出てました。
●2007年 東京モーターショー「i-MiEV SPORT」…前輪左右それぞれにインホイールモーター、後輪にもモーターを持つ3モータースポーツです
●2009年 東京モーターショー「i-MiEV CARGO」…ユーザーが自由に使える空間として車体後部に広大なスペースを設定。これは出てほしかった
●2009年 ジュネーブモーターショー「i-MiEV SPORT AIR」…上の「i-MiEV SPORT」に似るがモーターはi-MiEVの改良版(約82ps)。樹脂製ルーフにソーラーパネル内蔵
* * *
◆三菱以外の「i」の形 iの輪は世界に広がる

i-MiEVは世界初の量産電気自動車であるからして、欧州の他メーカーにもOEM供給されたりした。そんな世界に広がったiの形をご紹介。ミツオカの頑張りが、なんともイイ感じだ。
●プジョー iOn……専用デザインのバンパー、アルミホイールを装着。全長もi-MiEVより85mm延ばされた
●シトロエン C-ZERO……こちらはシトロエン版。同様に専用デザインバンパーとホイールを装着。妙にカッコいい
●ミツオカ 雷駆……i-MiEVベースのカスタム車で「ライク」と読む。顔つきが大きく変わり、5人乗りに
➡︎□元記事に
こう見ると世界のEVの為に先駆者として多くの
貢献をしてきたのがアイミーブだったんですね。
本当にご苦労様でした。
ビジネスとして成立しなかったのは、
時代が10年早かったのと電池のコストが下がらなかった理由かと、
実に残念でした。
このクルマの技術とスピリッツは三菱のアウトランダー、
エクリプスクロスをはじめとする電動車両に引き継がれます。
今後の日産と共同開発の軽EVにも注目しましょう。

➡︎□三菱アイミーブ2020年度内に生産終了決定

➡︎□エクリプスクロスPHEVにはアイミーブのモーターが搭載

➡︎◻︎アイミーブ軽から普通車登録に

今となってはガセだったと言わざるを得ませんが、、、
➡︎◻︎三菱eKを日産デイズを2020年にEV化へ

これは名作です。アウトランダーPHEVオーナーには是非見てもらいたいです。
➡︎◻︎名作ディスカバリーチャンネルの「三菱i -M i EV誕生の舞台裏」

➡︎◻︎いつかは実現して欲しい岡山大と共同開発のインホイールモーター車

➡︎◻︎素晴らしい出来だった 東京モーターショー2019日産の「iMk」
ベストカー誌が、モータージャーナリストの
片岡氏、国沢氏、鈴木氏にそれぞれ
世界初の量産EVアイミーブが果たした意義について
語っています。
■i&i-MiEVとの思い出から、存在意義を探っていく

●乗った人を笑顔にするクルマ(片岡英明)
三菱i-MiEVのベースとなったiは2006年1月の発売だ。2010年春に発売されたi-MiEVもデザインは今も色あせていないし、EVのメカだって古臭く感じない。
世界初の量産EVで、すごいことをたくさんやっていたが、その偉大さに日本人は気がつかなかった。
発売前の2008年6月、スバルR1eを連れだって洞爺湖サミットの会場まで、CO2排出ゼロをアピールするデモランを行ったのはいい思い出だ。
子どもたちを隣に乗せてサーキットを走ったこともあるが、走行後は全員が満面の笑みだった。
ボクがEVにのめり込んだのは、i-MiEVがあったからこそ!!
●乗って衝撃、思い出たくさん(国沢光宏の場合)
私が電気自動車を高く評価するようになったのはi-MiEVのおかげと言ってよい。舘内端さんが主宰する日本EVクラブのイベントで、2008年6月に量産試作車のi-MiEVを使い東京から洞爺湖まで走ったのだった。
2009年、ベストカー編集部にi-MiEVがやってきた。意外にドッシリした走りで、好印象でした
それまでは遊園地の乗り物とか、超高価な試作車しか乗ったことなかった電気自動車ながら、普通の乗用車とまったく同じ感覚で乗れることに衝撃を受けましたね!
その後も全日本EVレース選手権でハンドル握り優勝したりと、思い出たっくさん!
現行モデルは年度内にも生産中止ということのようだが、来年春には日産にバトンタッチされた軽自動車規格の電気自動車が出てきます。

●商売は理屈どおりにいかない(鈴木直也の場合)
三菱のi-MiEVが生産終了!? というニュースを聞き、せめて「世界初の量産EV」という称号だけはi-MiEVに捧げたいと思う、今日この頃です。
それにしても、i-MiEVの商品企画、理論的には100%正しかったよね?
「これからはEVの時代」。文句なしにOK。「電池のコストが下がらないうちは小型コミュータで行く」。これもOK。「エンジン車と車体を共用してコストダウン」。ますますOKです。
しかし、ビジネスとして最初にEVを成功させたのは、i-MiEVの真逆を行ったテスラ・モデルS。商売は理屈どおりに行かないという典型でしたね。
■世に出なかったいろいろな「i」の形

◆リアミッドシップレイアウトの特殊性ゆえ、派生車が生まれづらいのは事実だが、こんなのはショーに出てました。
●2007年 東京モーターショー「i-MiEV SPORT」…前輪左右それぞれにインホイールモーター、後輪にもモーターを持つ3モータースポーツです
●2009年 東京モーターショー「i-MiEV CARGO」…ユーザーが自由に使える空間として車体後部に広大なスペースを設定。これは出てほしかった
●2009年 ジュネーブモーターショー「i-MiEV SPORT AIR」…上の「i-MiEV SPORT」に似るがモーターはi-MiEVの改良版(約82ps)。樹脂製ルーフにソーラーパネル内蔵
* * *
◆三菱以外の「i」の形 iの輪は世界に広がる

i-MiEVは世界初の量産電気自動車であるからして、欧州の他メーカーにもOEM供給されたりした。そんな世界に広がったiの形をご紹介。ミツオカの頑張りが、なんともイイ感じだ。
●プジョー iOn……専用デザインのバンパー、アルミホイールを装着。全長もi-MiEVより85mm延ばされた
●シトロエン C-ZERO……こちらはシトロエン版。同様に専用デザインバンパーとホイールを装着。妙にカッコいい
●ミツオカ 雷駆……i-MiEVベースのカスタム車で「ライク」と読む。顔つきが大きく変わり、5人乗りに
➡︎□元記事に
こう見ると世界のEVの為に先駆者として多くの
貢献をしてきたのがアイミーブだったんですね。
本当にご苦労様でした。
ビジネスとして成立しなかったのは、
時代が10年早かったのと電池のコストが下がらなかった理由かと、
実に残念でした。
このクルマの技術とスピリッツは三菱のアウトランダー、
エクリプスクロスをはじめとする電動車両に引き継がれます。
今後の日産と共同開発の軽EVにも注目しましょう。

➡︎□三菱アイミーブ2020年度内に生産終了決定

➡︎□エクリプスクロスPHEVにはアイミーブのモーターが搭載

➡︎◻︎アイミーブ軽から普通車登録に

今となってはガセだったと言わざるを得ませんが、、、
➡︎◻︎三菱eKを日産デイズを2020年にEV化へ

これは名作です。アウトランダーPHEVオーナーには是非見てもらいたいです。
➡︎◻︎名作ディスカバリーチャンネルの「三菱i -M i EV誕生の舞台裏」

➡︎◻︎いつかは実現して欲しい岡山大と共同開発のインホイールモーター車

➡︎◻︎素晴らしい出来だった 東京モーターショー2019日産の「iMk」
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