
エクリプスクロスPHEVのオンライン発表会が間近ですが、
既に予約されて納車待ちの方は、ここに来て関連の記事が
少ない気がしているとお察しします。
広報活動が一巡してしまうと少し情報が途絶えてしまうものです。
そんな中、goonet に山本シンヤ氏のインプレッションがありましたので、
引用させていただきます。
7月に発表された三菱自動車の新中期経営計画「Small but Beautiful」の中に、このような記載がある。
「三菱自動車らしい自社開発のPHEVやHEVといった環境技術と4WD技術の強化」。その一つが、大幅改良されたエクリプス クロスPHEVだ。10月15日から予約注文の受付が開始、12月に発売を予定しているが、ほぼ量産仕様のプロトタイプをドライブすることができた。試乗はあいにくの豪雨となってしまった富士スピードウェイ・ショートコースだ。

パワートレーンは2.4Lマイベックエンジン、大容量の駆動バッテリー、そして前後1基ずつの高出力モーターで構成される、ツインモーター4WD方式のPHEVシステムを搭載するという。ハードウェア自体はアウトランダーPHEVと同じだが、ソフトウェアはエクリプス クロス専用だ。 電動化ならではの応答性の高さや力強さは共通だが、穏やかな味付けのアウトランダーPHEVに対して、エクリプス クロスPHEVはより俊敏さが際立つ味付け。実は車両重量はほとんど変わらないのだが、エクリプス クロスが軽く感じるくらいの違いだった。
フットワークも同様だ。S-AWCの巧みな制御で、一体感の高さや4輪を上手に使いながらの自在性を備えたハンドリングなどは共通だが、アウトランダーPHEVは「ゆったり」「安心」な特性なのに対し、エクリプス クロスPHEVは「軽快」「旋回性重視」と言った印象。この辺りは味付けの違いに加えて、アウトランダーよりも効果的な補剛+構造用接着剤採用により体幹を鍛えたボディと専用の足回りも効いているはず。

(左現行、右PHEV)
ドライブモードはノーマル/スノー/グラベル/ターマックの4種類でモード毎のキャラも解りやすい。ただ、一つ気になったのはタイヤだ。S-AWCはタイヤの摩擦円を効率よく使うことができるのが特徴だが、今回のヘビーウエット路面ではグリップ不足を感じた。もちろん電費/燃費を重視したことは分かるが、エクリプス クロスの強みである運動性能の高さをよりアピールするためには、せめて上級モデルにはワンランク上のタイヤを奢るべきだろう。せっかくのS-AWCなのだから、その性能を引き出すためにも、元となるタイヤの摩擦円は大きくしたい。
そろそろ結論に行こう。従来のエクリプス クロスは良くも悪くも玄人受けする一台だったが、今回電動化技術を注入することで、一般ユーザーにも解りやすい一台に仕上がっている。三菱再生の切り札になってほしい一台だ。

(現行とPHEV)
S-AWCは走行状況、路面μの変化に対し瞬時に前後のトルク配分のみならず、左右の駆動力配分も制御する三菱独自の技術。このエクリプス クロスPHEVは走行条件や路面環境に合わせて専用開発されたモードを搭載する。オールラウンダーな「ノーマル」、旋回性重視でランエボのような大胆な姿勢変化も許容する「グラベル」、安定性重視の「グラベル」、トラクション重視の「スノー」と、少し違う……程度ではなく誰でも解る特性だ。電動化のメリットを活かした緻密な制御の賜物と言える。
➡︎□元記事に(goonet)
どうもエクリプスクロスPHEVは、ハードウエアはアウトランダーPHEVと同じ、
積んでいる車体とソフトウエアが異なるので、
上記の様にアウトランダーが落ち着いた、エクリプスクロスが軽やかな乗り心地
に仕上がっているのだと思われます。
そういう意味で、ドライブモードも含めたあくまでも味付けで差異を作っているのが
今回のエクリプスクロスPHEVである様です。
インテリアは、若干もう少しチャレンジしてもと思いましたが、
上記の写真のようにアルパインのオプションを後付けした現行
よりもスッキリしている今回の純正ナビは大変良いのでは。
小生はここで改めて2年後に控えている次期型アウトランダーPHEVに
注目したいと思います。発売から8年近くが経って、遂にエクリプスクロスPHEV
という派生車まで発売できた、世界初の4WD PHEVパワートレインですが、
少しづつ進化を加えてきましたが、基本設計は8年前と同一です。
果たして、左右のヨーコントロールすら電動化したトリプルモーターは、
搭載されるのか?、それによって現在世界最高レベルと言われるRAV4PHVの、
EV航続距離や、総合航続距離、総合燃費を超えられるのか?
エクリプスクロスPHEVが、8年前から続くPHEV第一ステージの仕上げ作だとすれば、
次期アウトランダーPHEV 2022は、世界の強豪電動SUVを引き離す、三菱電動PHEVの
第2ステージに昇華する一台であって欲しいものです。
三菱歴代殿堂入りにも入って欲しいものです。
「殿堂入り電動車両」なんちゃって(笑

➡︎□三菱歴代殿堂入り20傑

➡︎□祝 エクリプスクロスPHEVグッドデザイン賞受賞

➡︎□エクリプスクロスPHEV実車見てきました@三菱本社ショールーム

➡︎□興味深いエクリプスクロスPHEVのS~AWC解説図

➡︎□いよいよ新型ガスランダー公表間近か?
既に予約されて納車待ちの方は、ここに来て関連の記事が
少ない気がしているとお察しします。
広報活動が一巡してしまうと少し情報が途絶えてしまうものです。
そんな中、goonet に山本シンヤ氏のインプレッションがありましたので、
引用させていただきます。
7月に発表された三菱自動車の新中期経営計画「Small but Beautiful」の中に、このような記載がある。
「三菱自動車らしい自社開発のPHEVやHEVといった環境技術と4WD技術の強化」。その一つが、大幅改良されたエクリプス クロスPHEVだ。10月15日から予約注文の受付が開始、12月に発売を予定しているが、ほぼ量産仕様のプロトタイプをドライブすることができた。試乗はあいにくの豪雨となってしまった富士スピードウェイ・ショートコースだ。

パワートレーンは2.4Lマイベックエンジン、大容量の駆動バッテリー、そして前後1基ずつの高出力モーターで構成される、ツインモーター4WD方式のPHEVシステムを搭載するという。ハードウェア自体はアウトランダーPHEVと同じだが、ソフトウェアはエクリプス クロス専用だ。 電動化ならではの応答性の高さや力強さは共通だが、穏やかな味付けのアウトランダーPHEVに対して、エクリプス クロスPHEVはより俊敏さが際立つ味付け。実は車両重量はほとんど変わらないのだが、エクリプス クロスが軽く感じるくらいの違いだった。
フットワークも同様だ。S-AWCの巧みな制御で、一体感の高さや4輪を上手に使いながらの自在性を備えたハンドリングなどは共通だが、アウトランダーPHEVは「ゆったり」「安心」な特性なのに対し、エクリプス クロスPHEVは「軽快」「旋回性重視」と言った印象。この辺りは味付けの違いに加えて、アウトランダーよりも効果的な補剛+構造用接着剤採用により体幹を鍛えたボディと専用の足回りも効いているはず。

(左現行、右PHEV)
ドライブモードはノーマル/スノー/グラベル/ターマックの4種類でモード毎のキャラも解りやすい。ただ、一つ気になったのはタイヤだ。S-AWCはタイヤの摩擦円を効率よく使うことができるのが特徴だが、今回のヘビーウエット路面ではグリップ不足を感じた。もちろん電費/燃費を重視したことは分かるが、エクリプス クロスの強みである運動性能の高さをよりアピールするためには、せめて上級モデルにはワンランク上のタイヤを奢るべきだろう。せっかくのS-AWCなのだから、その性能を引き出すためにも、元となるタイヤの摩擦円は大きくしたい。
そろそろ結論に行こう。従来のエクリプス クロスは良くも悪くも玄人受けする一台だったが、今回電動化技術を注入することで、一般ユーザーにも解りやすい一台に仕上がっている。三菱再生の切り札になってほしい一台だ。

(現行とPHEV)
S-AWCは走行状況、路面μの変化に対し瞬時に前後のトルク配分のみならず、左右の駆動力配分も制御する三菱独自の技術。このエクリプス クロスPHEVは走行条件や路面環境に合わせて専用開発されたモードを搭載する。オールラウンダーな「ノーマル」、旋回性重視でランエボのような大胆な姿勢変化も許容する「グラベル」、安定性重視の「グラベル」、トラクション重視の「スノー」と、少し違う……程度ではなく誰でも解る特性だ。電動化のメリットを活かした緻密な制御の賜物と言える。
➡︎□元記事に(goonet)
どうもエクリプスクロスPHEVは、ハードウエアはアウトランダーPHEVと同じ、
積んでいる車体とソフトウエアが異なるので、
上記の様にアウトランダーが落ち着いた、エクリプスクロスが軽やかな乗り心地
に仕上がっているのだと思われます。
そういう意味で、ドライブモードも含めたあくまでも味付けで差異を作っているのが
今回のエクリプスクロスPHEVである様です。
インテリアは、若干もう少しチャレンジしてもと思いましたが、
上記の写真のようにアルパインのオプションを後付けした現行
よりもスッキリしている今回の純正ナビは大変良いのでは。
小生はここで改めて2年後に控えている次期型アウトランダーPHEVに
注目したいと思います。発売から8年近くが経って、遂にエクリプスクロスPHEV
という派生車まで発売できた、世界初の4WD PHEVパワートレインですが、
少しづつ進化を加えてきましたが、基本設計は8年前と同一です。
果たして、左右のヨーコントロールすら電動化したトリプルモーターは、
搭載されるのか?、それによって現在世界最高レベルと言われるRAV4PHVの、
EV航続距離や、総合航続距離、総合燃費を超えられるのか?
エクリプスクロスPHEVが、8年前から続くPHEV第一ステージの仕上げ作だとすれば、
次期アウトランダーPHEV 2022は、世界の強豪電動SUVを引き離す、三菱電動PHEVの
第2ステージに昇華する一台であって欲しいものです。
三菱歴代殿堂入りにも入って欲しいものです。
「殿堂入り電動車両」なんちゃって(笑

➡︎□三菱歴代殿堂入り20傑

➡︎□祝 エクリプスクロスPHEVグッドデザイン賞受賞

➡︎□エクリプスクロスPHEV実車見てきました@三菱本社ショールーム

➡︎□興味深いエクリプスクロスPHEVのS~AWC解説図

➡︎□いよいよ新型ガスランダー公表間近か?
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