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アウトランダーPHEV乗りのブログです(自称 発売以来PHEVを最も長く乗り続けている男の1人)

エクリプスクロスPHEV「世界一エンジンが掛かったときに静かなPHEV」評

今日は、自動車ジャーナリストで、
ご自身がかつてアウトランダーPHEVユーザーでもあって
PHEVに関する造詣が深い、国沢光宏氏が、
三菱エクリプスクロスPHEVの試乗記を紹介します。




乗ってみるといつエンジンが掛かったのかわからない。アウトランダーPHEVの場合、静かながら明確にわかるのですが、エクリプスクロスPHEVではそれがわからない。
三菱エクリプスクロスPHEV 試乗

 あとで開発担当者に聞いて納得したのだけれど、エンジンが掛かったときに出る音や振動レベルを、100km/h走行時の音と振動レベルより低くしようと頑張ったそう。
 考えてみれば電気自動車モードといえども風切り音やタイヤノイズなどで音は出る。路面からの振動だって常時伝わってきます。
 エンジンをそれより静かに振動少なく回してやれば、ドライバーは気付かないということ。なるほど、100km/h巡航状態だとエンジンが掛かっても普通なら気付かないレベルだと思う。
 アクセル全開にするとエンジンの回転が上がり、音も振動も大きくなるからわかるけれど、新東名道の120km/h区間ですら「う~ん?」。これには少しばかり驚きました。
 開発担当者曰く、「アウトランダーPHEVを開発したときは電池が無くなった際にエンジンが掛かったことがわかるようにしました。そのほうがドライバーも安心すると考えたからです。

 でも皆さんエンジン掛かると激しく失望します。だったら徹底的にエンジンの存在を消そうとしました」
 私(国沢光宏)もアウトランダーPHEVを所有していたとき、エンジンが掛かると嫌でした。
 結果、エクリプスクロスPHEVは、世界でもっともエンジンが掛かったときに静かで滑らかに走るPHEVになったと思う。
三菱新型エクリプスクロスPHEV

 私は現在進行形でBMW「330e」(従来型3シリーズのPHEV)に乗っているけれど、エンジンが掛かったらハッキリわかります。トヨタの「プリウスPHV」も「RAV4 PHV」もハッキリわかる。
 そういった意味からすれば、エクリプスクロスPHEVは、限りなく電気自動車に近いプラグインハイブリッドといってよいでしょう。




 これはアウトランダーPHEVに乗っている小生としては、
 羨ましい限りです。
 国沢氏の言う通り、エンジンがかかるとがっかりするのが、
 PHEV乗りの常です。
 かかったのがわからないぐらい静かで滑らかとは、
 三菱のPHEV技術8年経ってそこまでチューンされてきたのか
 という感じです。

三菱加藤CEO 国沢対談
➡︎□ちなみに国沢氏はこういう方です。かなり大きい方です(加藤CEOとの対談記事)

東京モーターショー2015 BMW 330e

➡︎□国沢氏所有のBMW330e(PHEV)


トヨタRAV4PHV

➡︎□パワー感は最強らしいトヨタRAV4PHV試乗記


エクリプスクロスPHEV試乗記GQ

➡︎□試作車は「曲がりすぎた?」エクリプスクロスPHEVの特徴
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