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アウトランダーPHEV乗りのブログです

何故三菱ブランドは東南アジアで強いのか?(ベストカー誌より)

三菱自動車は、日本では近年あまりぱっとしないのは
三菱ファンやオーナーの皆さんお嘆きの通りです。
特に燃費不正で日産傘下で出直しを図って以降、
ジリジリとプレゼンスを後退させてしまっています。
一方で、三菱が元気で存在感を維持している地域があります。
それが東南アジア(特にアセアン)地域です。
今日はそれは何故か?についてベストカーに桃田氏が寄稿
したものを紹介します。



前半部略
三菱自動車 タイ工場
(三菱 タイ工場)
東南アジアにおける三菱の事業の中核は、やはりMMTh (エム・エム・ティー・エイチ「三菱・モーター・タイランド」)にあると思う。

 直近のニュースリリース(2021年3月17日付)では、MMThの累計生産台数が600万台を超えたという。そこにも記載があるが、600万台のうちタイ国内向けは全体の約27%となる160万台にとどまり、残りの440万台は約120カ国におよぶ海外輸出である。
 MMThには工場敷地内から完成車が自走できる隣接の商業港がある。ズラリと並んだ三菱の各モデルの中に立ってみると、「これが世界中に旅立っていくんだな」という実感が沸く。

日本では惜しまれつつ消滅したが伝統の名前は『パジェロスポーツ』としてタイで生き残っていた。ピックアップトラックの『トライトン』をベースとしたモデルで、1996年に日本で発売された『チャレンジャー』の末裔にあたる
三菱新型パジェロスポーツ 2020モデル 新旧比較

 MMThの生産開始は1961年と古く、今年でちょうど60周年となる。1960年代といえば、三菱のクルマは、三菱重工業として生産されていた時代だ。筆者の個人的な見解では、日本の高度成長期に三菱財閥として海外展開を目指すにあたって、戦前から日本との物資の行き来が盛んだった東南アジアで、これから成長するであろう自動車産業の基盤を築こうとしたと思われる。
三菱モータースタイランド MMTH

 1970年代となり、三菱自動車工業として独立してからも、当時のコルトブランドでの東南アジア戦略が着実に進んだ。生産拠点を持つことで、現地の需要を的確に捉えて、現地販売店と共に、いまでいうマーケティング活動を繰り広げた。その中には、ローカルレースへの出場などもあった。

 ただし、東南アジア各国では政情が不安定だったり、そのため関税や貿易を含めた経済政策が急変するなど、いわゆるカントリーリスクが大きく、日系メーカー各社として各国への対応に苦慮していた。それでも、三菱は東南アジアへの進出が早かっただけに、現地の財閥や大手企業と連携を深める中で、各国の生活に着実に食い込んでいった。

 その中には、マレーシア政府が進める国民車構想「プロトン」もある。当時の第一次マハティール政権においては「日本は東南アジアにとっての、良き指導者」という認識が強く、自動車産業については東南アジア各国とのつながりが強い三菱に対する信頼がとても高かった。そのため、プロトンにおける商品企画から生産設備まで、三菱が主導して進めることになる。

■ピックアップトラックからSUVへ

 時代が1990年代に入ると、タイではピックアップトラックの需要が高まっていく。小規模事業者にとっての商業利用と、事業経営者や従業員の日常の足として兼用できることが人気の理由だった。

 さらに、ピックアップトラックをベースとしたSUVが増えていく。

三菱 新型トライトン アブソリュート
(三菱トライトンアブソリュート)

日本では2011年に販売終了してしまった三菱ピックアップトラック『トライトン』。海外では2018年にモデルチェンジし、いまだ三菱の世界戦略車として売れている

 これは、90年代にアメリカで生まれた、GM、フォード、クライスラー(当時)で顕著となったトレンドがベースだ。アメリカの場合、当時はV8エンジン搭載が主流のフルサイズと、ワンランクこぶりとなるV6や直4エンジン搭載のミッドサイズの2系統があった。
 そのうちのミッドサイズをそのまま採用するのではなく、東南アジア向けのミッドサイズ・ピックアップトラックのSUV化を進め、それを東南アジア各国、中南米、アフリカ、中東などに輸出するという流れを、三菱やトヨタが採用するようになった。

 こうしたビジネスモデルは、2000年代に入り、経済新興国BRICs(ブリックス「ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ」)という新たな成長経済圏が生まれるなかで段階的に強化され、結果的にMMThが120カ国以上への輸出拠点となった。

 つまり、三菱は東南アジアにとどまらず、日本人にとってはあまり馴染みのない国々でブランド力が高いと言える。 

 また、2020年に発表された、ルノー・日産・三菱アライアンスの事業戦略構造では、各社が得意とする技術と商圏(市場)で、「リーダーとフォロワー」という考え方を採用するとした。
三菱タイ工場 アウトランダーPHEV生産開始
(三菱タイ工場 アウトランダーPHEV生産開始)
 三菱については、技術ではPHEV、また商圏では東南アジアがリーダーとなり、ルノーと日産がフォロワーとなる構図だ。そのため、今後はますます、三菱の東南アジアでの事業活動が活発化し、東南アジアでの三菱人気は確固たるものになっていくだろう。

 そうなると近い将来、エクスパンダークロスのような人気モデルが東南アジアから日本に輸出されるようになるのかもしれない。
三菱エクスパンダークロス

➡□元記事へ





成る程です。
1960年代からタイに進出していた三菱タイランドが、
時代に合わせて、日本とは異なるが現地に好かれるクルマを生産して
地元の人に愛されてきた歴史があるから三菱ブランドが強いのですね。
しかもタイを起点にASEANに工場を拡大。
そこからロシアやオーストラリア、アフリカ等120カ国にも輸出しているなんて
凄いです。
タイに進出している日本メーカーは、数多いですが、
最も成功している企業の一つではないでしょうか。
素晴らしいことです。
ここから凄い、悪路にも対応した電動車両が生まれる事を期待したいですね。


三菱トライトンアスリート

➡︎□トライトンアスリート、特別車マレーシアから登場

タイ モーターエクスポ2020 三菱自動車
タイ モーターエクスポ2020 コンパニオン

➡︎□アウトランダーPHEV タイで発売開始


三菱エクスパンダークロス

➡︎□エクスパンダークロス発売開始

新型パジェロスポーツ 2020モデル

➡︎□タイで登場のパジェロスポーツ2020モデル
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