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PHEV ブログ

アウトランダーPHEV乗りのブログです(自称 発売以来PHEVを最も長く乗り続けている男の1人)

何故この期に及んで三菱はBEVでなくPHEVを出してくるのか?について(ベストカー

小生が見る限り、自動車専用ジャーナリズム中で、
三菱と電動車両のことを比較的客観的に、しかもよく理解して
書いていると思われるのが「ベストカー誌」です。
今回は、編集部 佐藤篤司氏の三菱電動化計画について。



三菱新型アウトランダー2021-2022(北米仕様)Mitsubishi outlander2022
(写真は北米新型アウトランダー(ガソリン))
今回、三菱がPHEVを開発し、投入している事にはBEVが抱えるいくつかの懸念事項が解決されていないからである。
 まず発電インフラについてであるが、火力発電が主流である日本においては、CO2の排出がクルマ本体からか、発電所からか、の違いだけともいえる。当然事ながらBEVは「CO2を一切出さないで走れる」ということにはならない。
 今後は再生可能エネルギーの技術的開発が進むことによって、火力に頼る発電割合は減ることも確かだ。
 しかし、今世界中が当面の目標としてあげている「アジェンタ2030」までに火力に取って代わることは、まず考えられない。再生可能エネルギーの不安定さやコスト面での高さなど、通常の生活のすべてをまかせるところまで至っていないというのが現状だろう。もちろん原発問題はつねに付いて回ることになる。
 さらに充電インフラについてもBEVには問題がある。最大の問題点は充電時間であり、1充電あたり30分というルールの急速充電器では、BEVを満充電とすることは出来ない。
 さらに充電現場でのマナーの問題によるユーザー同士の軋轢は、実際に経験したこともあるが、現状のインフラでは、そう簡単には解決できないかもしれない。
欧州自動車メーカー 完全EV化 メルセデスベンツ

内燃機関とバッテリーを併用するPHEVは、どちらか片方が使えない状況に陥った時に絶大な強さを発揮する

 その点、PHEVという選択は現状に即した物だと思う。最近、冬期間に起こる雪道での立ち往生などで、BEVの充電切れによる無力化などが問題になったことも記憶に新しい。そうした点からもガス欠になってもガソリン車同様にジェリ缶から給油するだけで息を吹き返すのだから、ある種の頼もしさを感じる。
雪立ち往生 EV PHEV 電動車両

 BEV至上主義の方は反論もあるだろうが、現在、もっとも良識的な選択はどこにあるかを冷静に考えれば「BEV=絶対正義」というロジックにはならないはずである。
 単純にEVを増やせばいいということではなく、発電を含めたトータルでの政策を切に願っている。言い訳と取られてもいいがBEVを否定しているわけではないのだ。
 出来ることなら発電や充電、さらにはバッテリーの廃棄問題やソーラーパネルの耐用年数問題などなど、あらゆるネガティブ要素が少しでも解決されることを願っている。
 さらに言えば、アウトランダーPHEVを製造していく三菱だってBEVを諦めたわけではない。アライアンスを組む日産との共同開発によって22年には、ガソリン車に近い価格帯の軽自動車規格のEVを市場投入するという報道もある。
日産三菱 軽EV carsensor
(写真は軽EVのイメージ)
 1充電あたりの航続距離を200km程度に抑えることでバッテリーの重量を減らし、コストを出来る限り圧縮したという。「日本はBEVの世界でもガラパゴス化する」という懸念の声も聞こえてくるが、それほど日本車メーカーは弱体化しているとは思えない。
 日本は「機を見るに敏(きをみるにびん)」に長けているし、大きなうねりに対応するだけの技術的蓄積もある、と信じたい。
 私たちはこれまで色々と目撃してきた。中国で補助金目当ての消費されたEVが用済みとなって新たな環境問題を引き起こしていること。クリーンディーゼルの失敗から一気にEV化へと猪突邁進しているかのような欧州勢への懸念などなど。
 そんな状況をじっくり探りながら“最善の今と最良の近未来”に向かって歩んでいる日本車勢を、取りあえずは見守りたいのである。その先にはさらなる鷹来目標の「2050年のカーボンニュートラル」が待っているからこそ、今一度冷静なる議論をして欲しいと思っている。
三菱新型アウトランダーPHEV 2022

➡︎□元記事へ


あまり頻繁には使われない表現が出てきたので下記に調べました。


機を見るに敏(きをみるにびん)」の意味は「チャンスを素早くつかんで、的確に行動を起こすこと」となります。 好都合な状態をいち早く見極めて、スピーディに行動し、チャンスをものにする様子」を表しています。


という意味だそうです。
しかし昨今の日本自体、政府も民間も「機を見るに遅」もしくは「機を見ずに逸」
みたいな事が散見されます。コロナへの対応等は正にそうですね。

世界初の量産BEV「アイミーブ」を今から12年も前に発売して、
世界初のツインモーターPHEV「アウトランダーPHEV」を8年も前に
発売した三菱は、当時かなりの「機を見るに敏」だったと言えます。

世間が三菱に追いついてきたと言っても良いでしょう。
ちょっと早すぎた感はありますが、実はここからが勝負と言って良いと思います。
先行のメリットを活かすか?、早過ぎたで終わるか?。
正にここからが、三菱そしてニッポンの「機を見るに敏」の腕の見せ所です。


改良 アイミーブ i-MiEV

➡︎□12年間ありがとう三菱アイミーブ生産終了


三菱 新型軽EV 日産Imk

➡︎□三菱日産の新型軽EVは2022年実質200万円以下で発売か?


三菱新型アウトランダーPHEV 発売 生産Mitsubishi outlander phev 2021

➡︎□新型アウトランダーPHEV発売情報まとめ


雪立ち往生 EV PHEV 電動車両

➡︎□雪による立ち往生を考えるとBEVよりPHEVか?
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