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PHEV ブログ

アウトランダーPHEV乗りのブログです(自称 発売以来PHEVを最も長く乗り続けている男の1人)

EVバッテリーの行方はハイエンドは全固体化、ローエンドが廉価リチウムイオンへ?。

アウトランダーPHEVに乗ると、EV用の駆動電池に関して
関心が深まります。
今日はEV用の駆動電池のトレンドについてです。




EVユーザーにとって、1回の充電で走行できる距離が短いことは大きな問題です。
このことは、EV市場の成長を妨げる大きな要因となっています。
全固体電池 日産

固体電池を搭載したEVは、従来のリチウムイオン電池を搭載したEVに比べて、電池密度が高いため、航続距離が大幅に伸びることが期待されます。
固体電池は、理論上、リチウムイオン電池の2倍のエネルギーを蓄えることができます。そのため、EVのトップメーカーがこぞってこの技術に投資しています。業界の専門家によれば、固体電池を搭載したEVの航続距離は約600マイル以上になると報告されています。


EV用リチウムイオン電池 価格下落推移

リチウムイオン電池の価格は、過去12年間で89%も下落しています。
2010年には、リチウムイオン電池の価格は約1,100米ドル/kWhでしたが、2020年には約137米ドル/kWhに達しています。
EVの駆動電池2分化 ハイエンドは全固体電池にローエンドは廉価リチウムイオン電池

多くの業界専門家によると、リチウムイオン電池の価格は、2030年には約60米ドル/kWhになると予想されています。
2021年にテスラ社は、今後2~3年の間にリチウムイオンEV電池の価格を大幅に引き下げる計画を発表しました。
一方、固体電池は同時期までに約80~90米ドル/kWhになると予想されています。
この結果、固体電池が量産される頃には、ハイエンドEVのほとんどが固体電池を採用し、ローエンドEVメーカーはリチウムイオン電池を使用することが予想されます。
今後、固体電池の価格がリチウムイオン電池と同程度に下がることで、固体電池の需要が高まり、市場が急速に拡大すると予想されています。

➡︎□元記事に




この潮流には注目したいものです。
全固体電池の航続距離1000kmオーバーEV自体が
魅力的なのは勿論ですが、当初は高コストなので
ハイエンド車が中心の採用になり、
一方でローエンドEVは廉価版リチウムイオン電池で
もう一段の価格ダウンが期待できます。
今回新型アウトランダーPHEV 22型は、日産系AESCから
購入しています。この電池は今年出る日産三菱軽EVにも
採用されてコストダウンが図られています。
2013年初期型に搭載されたGSユアサ製のものとは、
kWh当たり半額以下ぐらいにはなっているのではないでしょうか。

全固体電池が主流になり、コストが下がってくるのが
2030年ごろだとすると、、、
アウトランダーPHEVの次のフルモデルチェンジが8年後
の2030年頃だとすると、全固体電池が積まれるかもしれません。

はたまたPHEV自体がオワコンになる可能性も?
それは今はちょっと考えにくいですが、この時代の変化には
少し敏感である必要があるかもしれません。

全固体電池 日産

➡︎□全固体電池搭載EVの開発熱


三菱加藤CEO社長

➡︎□三菱加藤CEOが見ている全固体電池の導入時期

全固体電池プロジェクト NEDO

➡︎□全個体電池のオールジャパン開発チーム

一般社団法人「電池サプライチェーン協議会」EV用電池で官民タッグ


➡︎□EV電池確保への官民30社タッグBASC


全固体電池とは?

⇒□リチウムイオン電池の限界と、次に来る全固体電池
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