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アウトランダーPHEV乗りのブログです(自称 発売以来PHEVを最も長く乗り続けている男の1人)

納車まで待ちきれない人には、新型アウトランダーPHEVムック本①モーターファン別冊

モーターファン別冊 新型アウトランダーのすべて
12月に入りましたが、三菱の生産の遅れから16日の発売日以降も、
新型アウトランダーPHEVの登録ができません。納車は来年になりそうです。
待ちきれない年末をお過ごしの方も多いと思います。
今日はそんな方も少し気が紛れるムック本の紹介です。
お馴染みのモーターファン別冊「新型アウトランダーのすべて」買ってみました。
今回はガソリンランダーが廃止になってしまったのでタイトルから「PHEV」の字がなくなっています。

モーターファン別冊 新型アウトランダーのすべて
この本の秀逸なのは、カタログや公式HPにも乗っていない開発経緯やこだわり
技術的な解説などが載っていることです。
今回も以下の様なファインディングスが多くありました。
・7人乗り×PHEVを両立する事は困難を極めた。
・そのためにリアモーターをインバーターと一体にして小型化する機電一体型にした。
・20インチタイヤは当初からこれを履く目的で開発された。
日産との共通シャーシ、サスペンション開発も上記を考慮した三菱側の主張が通った。
・ガソリンエンジンは型番は現行と同じだが新型用に改良し高出力化が図られた。
・前輪モーターはマグネットの配置を変更、新方式油冷式で高効率化。
・後輪モーターは新型IGBT"Insulated Gate Bipolar Transistor"絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(インバーター)採用
・トランスアスクルもエンジン用ジェネレーター用にギアを2枚化で高効率化。
・バッテリーも角形セルからラミネート型に変更し高密度化を達成。(初期型のほぼ同スペースに容量倍)
・バッテリー冷却はエアコン冷媒でバッテリーケース内空冷から冷媒による直接冷却に)
・バッテリー寒冷時対策(加熱効率充電)も施された。
・急速充電スピード60Aから105Aに高速化。
・暖房もヒートポンプ式が採用され冬場のエンジン稼働が抑えられた。
という様にパワートレインのほぼ全てが一新された事がわかりました。
従来のMCレベルとは比較になりません。

モーターファン別冊 新型アウトランダーのすべて
・SーAWCでは後輪にもAYCを効かせる事を採用したため、4輪のブレーキ抵抗を分散。
 よりスリップしにくくなった。
・両モーターの出力が向上したため前後モーターの制御配分幅が大幅に拡大。
 これにより多くのドライブモード設定が可能に
・サスペンションは、カタログでは同じだが全て刷新。
 液封ブッシュの採用や、三菱初アルミニウムによる軽量化等が図られている。
・パワステもデュアルピニオン方式になり、よりレスポンスの高いものに。
・ステアリング内のエアバックをダンパーにして振動を低減。
・ブレーキのブースターをバキューム式から電動式に、ディスクを大型化し重量化した車体を余力で制御。
・安全性能は日産の最新技術を流用。前方衝突警報システムはレーダーを前方車の下を潜らせる事で、
 前の前のクルマの接近を警戒できるとの事(凄い!)・
・ミツビシコネクトは従来のWifiで繋がるものから4Gになった事で、スマホが通じる
 ところからならどこでもクルマにアクセスできる様に。
・・・などなど今回の新型アウトランダーPHEVには新しい工夫がてんこ盛りです。
   読むと早く試したくなってしまいます。

モーターファン別冊 新型アウトランダーのすべて
いつも楽しみにしているのがデザイン決定プロセスのぺーじです。
どんな案から最終デザインに絞り込まれていったかがわかって楽しいです。
特に今回は途中でアライアンスが入って来たために混乱したと判ります。
当初5案から勝ち上がったQ案も最初はヘッドライトがクロームメッキに沿う様にに
上下に切れ上がった形状だったんですね
これを最終的に逆転してコの字にして整えたのは正解だったのではないでしょうか。

モーターファン別冊 新型アウトランダーのすべて
インテリアはもっと大幅に変わったんですね。
α案が決定しかかっていた時にアライアンスが決定し、モニターのサイズ等が一から
やり直しになった事がわかりました。
しかしこれも最終決定案の方が抜群にカッコいいと思います。

どうも今回のアウトランダーPHEVのモデルチェンジプロセスは、日産との協業が決まり、
改めて「三菱らしさを問い直す」プロセスだったのだと思います。

その為にしがらみや妥協が排除されて、シンプルにユーザーが三菱車に期待していることを
追求していった様に受け取れます。
結果、これぞミツビシというような素敵なクルマに仕上がった様に思います。
当初はアライアンスによって三菱らしさを削がれるにではないかとファンとしては随分
心配しました。しかし結果は奇跡のコラボだったと理解しました。
逆に三菱らしさが凝縮されてアウトプットされてきた様に思います。



新型アウトランダーPHEV vsRAV4PHVvsCRーV vsCXー8
最後にこの本の特徴でもある競合車との諸元比較を載せておきます。
見やすくて良いです。RAV4の燃費の良さと前輪モーター寄りのスペックが良く分かります。
新型アウトランダーPHEV vsRAV4PHVvsCRーV vsCXー8
既にCX−8とCRーVは一時代前の車に思えます。
CXー8だけだった3列シートの優位性は今回のアウトランダーPHEV登場は脅威に。
但し、CX ~8は全長も最長なので席を畳んだ時のラゲッジの広さも最大です。
兄弟車の日産新型エクストレイルがどの様なスペックで登場するかが興味深いです。


以上非常に楽しい「新型アウトランダーのすべて」をご紹介しました。
今時この内容で580円はお値打ち過ぎます。予約された方は是非。

モーターファン別冊 アウトランダーPHEV&アウトランダーのすべて2015

➡︎□初期型アウトランダーPHEVのすべて(別冊モーターファン)


モーターファン別冊 アウトランダー アウトランダーPHEVのすべて2013

➡︎□2015年MCアウトランダーPHEVのすべて


CAR AND DRIVER アウトランダーPHEV

➡︎□CAR AND DRIVER誌に小生のアウトランダーPHEVレビューが掲載されました 2014年
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