
電動車両のニュースは、時々総合紙や経済紙に
興味深いニュースが出ることがあります。
今日はPHEV購入者について東洋経済に興味深いものが
あったので紹介します。
PHEVはどのように購入されているのだろうか。PHEVを購入した人々が、購入の際にどういった意思決定プロセスを経たか、「購入関与の状況」を見ていこう。
PHEVを購入する際には、BEVほどシビアではないにしろ、ガソリン車やハイブリッド車よりも検討事項が多いことは想像できる。例えば自宅に充電設備を設置するのか、自宅周辺に充電スポットはあるのか、自宅からEVモードで走行可能な距離はどのあたりまでなのか、などだ。
そこで、「すべて自分1人の考えで決めた」「自分の考えを中心+家族/知人の意見も反映」「家族/知人の意見を中心+自分の意見も反映」の3択で聞いてみた。

全体としては、約5割の人が「すべて自分1人の考えで決めた」であった。メーカー別に見てみると、三菱のみ4割弱と少ない。つまり、家族と相談しながら購入している状況がうかがえる。アウトランダーPHEV、エクリプス クロスPHEVともにSUVであり、ファミリーユースとしても多く利用されているため、しっかり相談して決めているのだろう。
支払い方法から見える「手に入れたい気持ち」
次に、「支払い方法」のデータをメーカー別で紹介する。現金一括購入の割合を見てみると、トヨタが6割を超えているのに対し、三菱は5割程度となっている。
三菱はその分、残クレ(残価設定型クレジット)が多い。残クレをはじめとするローンについては、販売店の営業やキャンペーンの有無なども影響する。
そのため一概には言えないが、三菱(アウトランダーPHEV、エクリプス クロスPHEV)オーナーは、両車種を購入したい気持ちが強く、現金のめどがつく前の段階で購入に踏み切ったのかもしれない。
中略
アウトランダーPHEVとプリウスPHVの購入状況をまとめたもので、購入年別に同一メーカーからの乗り換え率を示したものだ。具体的には、アウトランダーPHEVであれば元々三菱車に乗っていた人が、プリウスPHVであれば元々トヨタ車に乗っていた人が、それぞれどれだけ購入しているかを表している。
三菱とトヨタは販売店の数や顧客構造が大きく異なるので、その前提は理解したうえで結果を見ていこう。
まずプリウスPHVであるが、どの年も概ね8割程度の値で推移している。顧客基盤の強いトヨタならではの結果である。
注目すべきは、アウトランダーPHEVだ。デビュー当初の2013年、2014年はそれぞれ三菱車からの乗り換えが4割前後と低い。つまり、新たに登場したアウトランダーPHEVを購入した人の過半数が、他メーカーからの新規顧客なのである。
その後、2015~2018年の“三菱車からの乗り換え”は約6割となり、2019年には75%まで上昇している。
2019年は、2012年のデビュー当初にアウトランダーPHEVを購入した人たちが、2~3回目の車検を迎える頃であり、そこで再びアウトランダーPHEVを購入したため、三菱からの乗り換えが増えたと思われる。
「アウトランダーPHEV」は2015年に大規模なマイナーチェンジを実施している(写真:三菱自動車)
2022年は、フルモデルチェンジした新型の販売がさらに進むと思われるため、再び7割を超えてくるのではないだろうか。車種単体で見れば、アウトランダーPHEVはトヨタ車と遜色ない程度の自社顧客の囲い込みに成功しているといえるだろう。
以上の結果からわかるように、アウトランダーPHEVは苦戦が続いていた三菱の国内市場に、新たな顧客をもたらした優等生である。革新性のある車種の登場は、メーカースイッチを引き起こすと言えよう。
最後に、購入車にあてはまるイメージを見てみよう。ここではアウトランダーPHEVと、同じく三菱のエクリプス クロスPHEVの差分に注目していく。

2車種のイメージを見てみると明確にすみわけができており、細分化され続けながらも人気の衰えないSUVマーケットをうまく利用しながら存在感を発揮できていると言えよう
➡︎□元記事に
非常に興味深いですね。
新型アウトランダーPHEVのお客様が、
家族と相談しながら、残クレやローンを使って、非三菱ユーザーが購入に踏み切って
おられる方がトヨタに比べて多いのがわかります。
それだけ、車自体に魅力があるという事だと理解します。
小生は、9年間フルモデルチェンジを待ちに待って、資金も準備して満を持して
今回新型を購入したわけですが、こういう人の方が少数派だという事がよくわかりました。
ただ、そのような計画を立てていたからこそ、情報が無くても契約したので
納車が早かったとも言えます。
納車待ちの皆さんにも早く、新型ランダーが届きます様に。

➡□新型アウトランダーPHEV購入者(予約者)プロフィール

➡□新型アウトランダーPHEV予約者は、三菱&PHEV新客多数

➡□2018年記事、今電動車両の購入を検討している人はどれくらい?どんなプロフィール?
興味深いニュースが出ることがあります。
今日はPHEV購入者について東洋経済に興味深いものが
あったので紹介します。
PHEVはどのように購入されているのだろうか。PHEVを購入した人々が、購入の際にどういった意思決定プロセスを経たか、「購入関与の状況」を見ていこう。
PHEVを購入する際には、BEVほどシビアではないにしろ、ガソリン車やハイブリッド車よりも検討事項が多いことは想像できる。例えば自宅に充電設備を設置するのか、自宅周辺に充電スポットはあるのか、自宅からEVモードで走行可能な距離はどのあたりまでなのか、などだ。
そこで、「すべて自分1人の考えで決めた」「自分の考えを中心+家族/知人の意見も反映」「家族/知人の意見を中心+自分の意見も反映」の3択で聞いてみた。

全体としては、約5割の人が「すべて自分1人の考えで決めた」であった。メーカー別に見てみると、三菱のみ4割弱と少ない。つまり、家族と相談しながら購入している状況がうかがえる。アウトランダーPHEV、エクリプス クロスPHEVともにSUVであり、ファミリーユースとしても多く利用されているため、しっかり相談して決めているのだろう。
支払い方法から見える「手に入れたい気持ち」
次に、「支払い方法」のデータをメーカー別で紹介する。現金一括購入の割合を見てみると、トヨタが6割を超えているのに対し、三菱は5割程度となっている。

三菱はその分、残クレ(残価設定型クレジット)が多い。残クレをはじめとするローンについては、販売店の営業やキャンペーンの有無なども影響する。
そのため一概には言えないが、三菱(アウトランダーPHEV、エクリプス クロスPHEV)オーナーは、両車種を購入したい気持ちが強く、現金のめどがつく前の段階で購入に踏み切ったのかもしれない。
中略
アウトランダーPHEVとプリウスPHVの購入状況をまとめたもので、購入年別に同一メーカーからの乗り換え率を示したものだ。具体的には、アウトランダーPHEVであれば元々三菱車に乗っていた人が、プリウスPHVであれば元々トヨタ車に乗っていた人が、それぞれどれだけ購入しているかを表している。
三菱とトヨタは販売店の数や顧客構造が大きく異なるので、その前提は理解したうえで結果を見ていこう。
まずプリウスPHVであるが、どの年も概ね8割程度の値で推移している。顧客基盤の強いトヨタならではの結果である。
注目すべきは、アウトランダーPHEVだ。デビュー当初の2013年、2014年はそれぞれ三菱車からの乗り換えが4割前後と低い。つまり、新たに登場したアウトランダーPHEVを購入した人の過半数が、他メーカーからの新規顧客なのである。
その後、2015~2018年の“三菱車からの乗り換え”は約6割となり、2019年には75%まで上昇している。
2019年は、2012年のデビュー当初にアウトランダーPHEVを購入した人たちが、2~3回目の車検を迎える頃であり、そこで再びアウトランダーPHEVを購入したため、三菱からの乗り換えが増えたと思われる。
「アウトランダーPHEV」は2015年に大規模なマイナーチェンジを実施している(写真:三菱自動車)
2022年は、フルモデルチェンジした新型の販売がさらに進むと思われるため、再び7割を超えてくるのではないだろうか。車種単体で見れば、アウトランダーPHEVはトヨタ車と遜色ない程度の自社顧客の囲い込みに成功しているといえるだろう。
以上の結果からわかるように、アウトランダーPHEVは苦戦が続いていた三菱の国内市場に、新たな顧客をもたらした優等生である。革新性のある車種の登場は、メーカースイッチを引き起こすと言えよう。
最後に、購入車にあてはまるイメージを見てみよう。ここではアウトランダーPHEVと、同じく三菱のエクリプス クロスPHEVの差分に注目していく。

2車種のイメージを見てみると明確にすみわけができており、細分化され続けながらも人気の衰えないSUVマーケットをうまく利用しながら存在感を発揮できていると言えよう
➡︎□元記事に
非常に興味深いですね。
新型アウトランダーPHEVのお客様が、
家族と相談しながら、残クレやローンを使って、非三菱ユーザーが購入に踏み切って
おられる方がトヨタに比べて多いのがわかります。
それだけ、車自体に魅力があるという事だと理解します。
小生は、9年間フルモデルチェンジを待ちに待って、資金も準備して満を持して
今回新型を購入したわけですが、こういう人の方が少数派だという事がよくわかりました。
ただ、そのような計画を立てていたからこそ、情報が無くても契約したので
納車が早かったとも言えます。
納車待ちの皆さんにも早く、新型ランダーが届きます様に。

➡□新型アウトランダーPHEV購入者(予約者)プロフィール

➡□新型アウトランダーPHEV予約者は、三菱&PHEV新客多数

➡□2018年記事、今電動車両の購入を検討している人はどれくらい?どんなプロフィール?
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