
三菱の定時株主総会が行われ、加藤社長が、中期計画について説明しています。

商品戦略については電動車の面で、現中期経営計画で独自技術とアライアンス技術を融合することにより、環境対応車のラインアップ強化に努めており、2021年まではPHEV(プラグインハイブリッドカー)に注力。「エクリプス クロス PHEV」「アウトランダーPHEV」を順次展開してきた。とくに2021年12月に発売した新型アウトランダーPHEVの反響は同社の予想をはるかに超えたものとなり、エクリプス クロス PHEVと合わせて販売が好調だとアピール。

バッテリEVでは3月に中国で発売した新型エアトレックを皮切りに、日産自動車と共同開発したeK クロス EV、今秋に販売再開予定のミニキャブ・ミーブという3モデルを展開。「電動車については他社と比較しても充実したラインアップである」との見方を示した。

また、PHEVとバッテリEVのそれぞれを用意した背景としては、現時点では中・長距離を走行する比較的サイズの大きめなクルマにはPHEVが、比較的短距離で使われる軽自動車などにはバッテリEVが最適であるとの分析によるものだと説明。
中・長距離を走行するバッテリEVを手ごろな価格で提供し、充電を心配することなく使ってもらうためにはさらなる技術の進歩、充電インフラの整備を待つ必要があるとの見解を示した。そのため、バッテリEVとしては現有モデルを活用しながら知見を深めていき、アライアンスとも歩調を合わせながら技術を進歩させて将来的なバッテリEVの需要拡大に備えたいとした。

一方でハイブリッドカーの需要は当面拡大が続いていくと予測しており、PHEVに加えてPHEVの技術をベースとしたハイブリッドカーをアセアン市場から投入。2022年度以降はアセアン市場の強化サイクルに入り、コアモデルとなっている「トライトン」の次期型車両を新車攻勢の先陣を切るモデルとして送り出すべく、生産開始に向けた準備に万全を期して取り組んでいると明かした。また、こうしたアセアン向けに開発する車両は一部を変更することで日本を含めた他市場にも展開可能であり、こうしたモデルを活用してアセアン事業を強化しつつ、“三菱自動車らしいクルマ”を他地域にも展開してラインアップの充実を図っていきたいと語り、2022年度を「新車攻勢に向けた販売強化の重要な1年」と位置付け、これに向けた販売強化施策を確実に実行していくと述べた。
➡□元記事に
素晴らしい。2021年度はアウトランダーが世界で寄与して好決算です。
三菱が日本の売上の構成比が低い(僅か8%)、グローバル企業である事がわかります。
今回特別目新しい中期計画上の変更点はないようですが、
注力するアセアン市場には、来年から
新型トライトン、新型エクスパンダー、エクスパンダークロスにHVが搭載される、
そして新型アウトランダーPHEVの発売エリアがアジアに拡大?、
更に新型パジェロスポーツと続くようです。
国内の電動車両の中期計画表は出なかったようです。
まあ足元が好調なのであえて出さなかったのかもしれません。
来年には新しいニュースが出てくるのを期待したいですね。

➡︎□2020年7月三菱中期計画

➡︎□何故 三菱ブランドはアセアンで強いのか?

➡︎□中国用BEV「エアトレック」登場

➡︎□新型エクスパンダー ジャカルタに登場

➡︎□トライトン ラリーアート仕様バンコクに登場

商品戦略については電動車の面で、現中期経営計画で独自技術とアライアンス技術を融合することにより、環境対応車のラインアップ強化に努めており、2021年まではPHEV(プラグインハイブリッドカー)に注力。「エクリプス クロス PHEV」「アウトランダーPHEV」を順次展開してきた。とくに2021年12月に発売した新型アウトランダーPHEVの反響は同社の予想をはるかに超えたものとなり、エクリプス クロス PHEVと合わせて販売が好調だとアピール。

バッテリEVでは3月に中国で発売した新型エアトレックを皮切りに、日産自動車と共同開発したeK クロス EV、今秋に販売再開予定のミニキャブ・ミーブという3モデルを展開。「電動車については他社と比較しても充実したラインアップである」との見方を示した。

また、PHEVとバッテリEVのそれぞれを用意した背景としては、現時点では中・長距離を走行する比較的サイズの大きめなクルマにはPHEVが、比較的短距離で使われる軽自動車などにはバッテリEVが最適であるとの分析によるものだと説明。
中・長距離を走行するバッテリEVを手ごろな価格で提供し、充電を心配することなく使ってもらうためにはさらなる技術の進歩、充電インフラの整備を待つ必要があるとの見解を示した。そのため、バッテリEVとしては現有モデルを活用しながら知見を深めていき、アライアンスとも歩調を合わせながら技術を進歩させて将来的なバッテリEVの需要拡大に備えたいとした。

一方でハイブリッドカーの需要は当面拡大が続いていくと予測しており、PHEVに加えてPHEVの技術をベースとしたハイブリッドカーをアセアン市場から投入。2022年度以降はアセアン市場の強化サイクルに入り、コアモデルとなっている「トライトン」の次期型車両を新車攻勢の先陣を切るモデルとして送り出すべく、生産開始に向けた準備に万全を期して取り組んでいると明かした。また、こうしたアセアン向けに開発する車両は一部を変更することで日本を含めた他市場にも展開可能であり、こうしたモデルを活用してアセアン事業を強化しつつ、“三菱自動車らしいクルマ”を他地域にも展開してラインアップの充実を図っていきたいと語り、2022年度を「新車攻勢に向けた販売強化の重要な1年」と位置付け、これに向けた販売強化施策を確実に実行していくと述べた。
➡□元記事に
素晴らしい。2021年度はアウトランダーが世界で寄与して好決算です。
三菱が日本の売上の構成比が低い(僅か8%)、グローバル企業である事がわかります。
今回特別目新しい中期計画上の変更点はないようですが、
注力するアセアン市場には、来年から
新型トライトン、新型エクスパンダー、エクスパンダークロスにHVが搭載される、
そして新型アウトランダーPHEVの発売エリアがアジアに拡大?、
更に新型パジェロスポーツと続くようです。
国内の電動車両の中期計画表は出なかったようです。
まあ足元が好調なのであえて出さなかったのかもしれません。
来年には新しいニュースが出てくるのを期待したいですね。

➡︎□2020年7月三菱中期計画

➡︎□何故 三菱ブランドはアセアンで強いのか?

➡︎□中国用BEV「エアトレック」登場

➡︎□新型エクスパンダー ジャカルタに登場

➡︎□トライトン ラリーアート仕様バンコクに登場
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