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アウトランダーPHEV乗りのブログです(自称 発売以来PHEVを最も長く乗り続けている男の1人)

テスラ、ガソリン車並みコストの低価格EVを数年で発売へ 

失速とか、株価ダウンとか言われていますがなんだかんだ言って
現状、世界一BEVで競争力とブランド力を持っているのがテスラです。
久々に次のヴィジョンをマスク氏が発表しました。




テスラは1日、低価格の小型電気自動車EV)を数年内に投入する計画を発表した。新たな車両組み立て方式の工場をメキシコ北部に建設し、生産コストの半減を目指す。ガソリンエンジン車並みの車種を品ぞろえし、EV市場で追い上げるライバルを突き放す。
テスラ中期計画2023

「これまでも数多くの細かな改良を重ねてきたが、もっとも重大な構造的な変化は未来の車種で実現するだろう」。1日に米南部テキサス州の本社で開いた投資家向け説明会。登壇したイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はクルマづくりの抜本的な革新に取り組んでいることを明らかにした。
テスラ中期計画

多くの完成車工場では骨格部品を組み上げた上で塗装し、いったんドアなどを外してから駆動部品や内装部品を取り付けている。狭い車内に座席や内装部品を設置する作業は複雑で人手に頼らざるを得ず、人件費の高い工程の一つとなっている。
テスラがメキシコ北部ヌエボレオン州に建設するEV工場は、主要部品ごとに塗装や内装を施してから完成車に組み立てる「アンボックストプロセス」と呼ぶ新たな方式を採用する。骨格部品やドア、前部・後部座席などに分けて組み立てるため作業効率も高まるという。
テスラ中期計画2023

テスラは新たな生産方式に最適化したプラットホーム(車台)の開発を進めていることも明らかにした。車台を共通化することで派生車種の開発が容易になる。メキシコの新工場だけでなく、米西部や米南部、ドイツ、中国の既存工場の生産ラインも数年かけて次世代の車台に対応するという。
EVの製造コストの3分の1を占めるとされる電池についても、「4680」と呼ぶ大容量の新型電池の自社生産に乗り出している。溶剤を使わず電極を加工する技術などを取り入れ、将来は容量当たりの製造コストを20年比で56%減らす目標を掲げている。
テスラ中期計画2023

北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)が20年に発効し、メキシコで生産する企業は条件を満たせば関税ゼロで米国に製品を輸出できる。独BMWや米ゼネラル・モーターズ(GM)もメキシコでEV投資に乗り出している。

バイデン米政権が22年8月に打ち出した1台当たり最大7500ドルを税額控除するEV普及支援策の対象には、メキシコ産車も含まれる。テスラの新工場で生産するEVを購入する米国内の消費者は補助金の恩恵を受けられる見通しだ。
ロシアのウクライナ侵攻に伴う資源価格の高騰などで、近年はEVの製造コストの上昇が続いた。テスラの現行の乗用車4車種のうち、最も安価な「モデル3」でも米国内の価格は4万2990ドル(約580万円)から。多くの消費者にとってEVはまだ手の届きにくい存在だ。

中国新興EV BYD ATTO3 オットー3


世界最大のEV市場である中国では、幅広い品ぞろえや低コストに強みを持つ比亜迪(BYD)がシェアを伸ばしている。欧州では都市部で乗り回しやすい小型EVの需要が根強い。EV市場の先駆者であるテスラだが、地域によっては劣勢に立たされるケースも増えていた。

テスラ幹部は1日の投資家向け説明会で開発中の車種をトヨタ自動車の「カローラ」と比較するなど、小型車市場を意識した発言が目立った。新型車台を使い2つの車種の開発を進めていることを示唆したが、具体的な発表は今後のイベントに先送りした。
テスラは20年9月にも3年後をメドに2万5000ドルの小型EVを発売する計画を示したものの、その後の半導体不足などを受けて22年1月までに開発を一時中断していた。供給制約が解消されるなか、普及価格帯の車種の開発を再開する。
高級車と分類されることが多かったテスラが大衆車市場に本格参入すれば、ガソリン車を含む競争環境は様変わりする。米S&Pグローバルモビリティの西本真敏氏は「テスラの低価格EVは従来の車大手にとって脅威になる」と指摘する。日本車メーカーが主戦場とする200万〜300万円台の価格帯の競争が激しさを増すのは間違いない。(シリコンバレー=白石武志、メキシコシティ=清水孝輔、赤間建哉)
➡︎□元記事に


いよいよ数年以内にガソリン車とほぼ同価格の300万円程度のBEVが
発売されるとの事、これは注目です。
カローラと同じ価格でテスラが発売されると自動車市場は変わるかも
しれませんね。
高級車で作ったブランド価値を維持したまま普及価格帯が発売できる
となると、これは非常に脅威です。
中国企業だけでなく、国産メーカーもこれにどう対抗していくのか
真剣に検討を開始せざるを得ない時代がもうすぐ迫っているのかもしれません。


テスラ魔改造 レンジエクステンダー付きに


➡︎□テスラにエンジンのせ?!の魔改造


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➡︎□テスラの人型ロボット、近年中に完成か?

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➡︎□北米での販売が迫る?テスラのサイバートラック

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➡︎□テスラ25000ドル新型車発売計画について過去記述

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➡︎□テスラがファブレス企業にならなかった理由とは
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