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PHEV ブログ

アウトランダーPHEV乗りのブログです(自称 発売以来PHEVを最も長く乗り続けている男の1人)

EU エンジン車販売容認へ 合成燃料を条件にドイツと合意

内燃機関の新車が発売できなくなるという
厳しい方針をとってきたEUが方針転換のNHKニュースです。



エンジン車の新車販売の禁止を目指していたEU=ヨーロッパ連合は、二酸化炭素の排出が実質ゼロとされる合成燃料の使用を条件に販売の継続を認めることで域内最大の自動車生産国のドイツと合意しました。EV電気自動車の普及をいち早く打ち出したEUが方針を転換した形です。
EUドイツ 完全EV撤回 エンジン車残す

EUは、脱炭素社会の実現に向けて2035年までにハイブリッド車を含むエンジン車の新車販売を事実上、禁止することを目指していましたが、域内最大の自動車生産国ドイツが合成燃料を使うことを条件にエンジン車の販売の継続を認めるよう求め、協議が行われていました。

これについてEUの執行機関、ヨーロッパ委員会とドイツ政府は25日、双方が合意に至ったことを明らかにしました。

合意の詳しい内容は明らかになっていませんが、ドイツ側は「2035年以降も二酸化炭素の排出が実質ゼロの燃料だけを使うエンジン車の新車販売に道を開くものだ」と歓迎しています。
EUドイツ 完全EV撤回 エンジン車残す

合成燃料は、二酸化炭素と水素を合成して製造され、燃料として使えば二酸化炭素を排出しますが、大気などから二酸化炭素を回収してつくるため排出は実質ゼロとされています。

ヨーロッパでは各自動車メーカーがEVシフトを進めていますが、業界や一部の国からは▼エンジン車の販売禁止の雇用への影響や、▼EVのバッテリーなどに必要な原料の調達は中国に依存していることに懸念の声も出ていました。
EUドイツ 完全EV撤回 エンジン車残す

今回の合意は、EV普及をいち早く打ち出したEUの従来の方針を転換する形になり、自動車メーカーの今後の対応が注目されます。
➡︎□元記事に




これは日本メーカー各社にとっては朗報です。

やはり完全 BEV化は、電力インフラや従来の内燃機関を
支えてきた労働市場を維持するのに無理があったということでしょうか。

従来は100%電動化を表明する欧州企業に対して、
日本が遅れていると揶揄されることが多かったのですが、、
たまには日本人及び日本企業の優柔不断な態度が
功を奏すこともあるものです。

今後どの様な合成燃料に適した内燃機関が開発されるのか?
それとも既存のエンジンで対応できるのか?
その辺の知識がありませんが、
今後注目してみたいです。
PHEVブログ的にはこれでPHEVの存在自体が延命された
と思って喜んでいます。(PHEVは場つなぎ短命と予想する人もいたので)

そして海外の影響を受けやすい日本の方針はどうなるか?

新型4代目アウトランダー グローバル展開スケジュール

➡︎□三菱アウトランダーPHEV2024年欧州に展開決定

日産キャシュカイ e ~POWER

➡︎□日産はEU様にeーPOWERを BEV化するらしいが、、、

EVシフト2017年 日経

➡□2022年10月記事「EVシフトにブレーキ?日本の遅れがちょうどいい説」


三菱新型アウトランダーPHEV 22型Mitsubishi Outlander PHEV 22 加藤社長

➡︎□三菱加藤社長「一気にBEV化はリスキー」正解か?!

EV2035年問題

➡︎□EV2035年問題 日本はどうする?という論調だったが、、、


トヨタ EVプラットフォーム eーTNGA

➡︎トヨタのEV戦略見直しについて

ホンダ2040年までに全ての新車をEV・FCVに

➡︎□本当に出来るのか?ホンダ全新車をEV・FCVに

小池知事 脱ガソリン車 2030年までに

➡︎□小池知事2030年に脱ガソリン車へ(国よりも5年早く)


トヨタ豊田章夫会長 脱ガソリンに待った

➡︎□トヨタ豊田会長これに対して危機感で反論

2030年代に新車のガソリン車販売禁止へ電動化EV PHEV


➡︎□経産省2030年代半ばに新車を完全電動車両化へ、、、実現には税制改正も必然か。

パワートレイン別環境負荷 三菱自動車試算

➡□三菱によるPHEVの環境負荷について資料


和田憲一郎

➡︎□LCA視点から見るとPHEVは不利。短命に終わる説?三菱OB和田氏
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