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PHEV ブログ

アウトランダーPHEV乗りのブログです(自称 発売以来PHEVを最も長く乗り続けている男の1人)

アウトランダーPHEVにガスで発電して充電、東京ガスのエネファームとの組み合わせ

我が家は週末ドライバーです。
アウトランダーPHEVはもっぱら買い物やお出かけに出動します。
そして自分はマンション住まいです。
但し、自宅から歩いて直ぐの実家に、アウトランダーを駐車
させてもらっており、EV充電器も実家に相談して設置しました。

アウトランダー購入前の12年秋に、実家の父が、東京ガスの
「エネファーム」という
いわゆる家庭用燃料電池コージェネレーションシステムを入れています。

エネファーム

都市ガスから、燃料電池を用いて燃料となる水素を取り出し、
空気中の酸素と反応させて発電するシステムで、発電時の排熱を給湯に利用します。
太陽電池も併設できるのですが、これはつけていません。
作った電気は電池が無いので貯めることは出来ません。
但し、排熱で作ったお湯は貯めれますのでガスを節約出来て
しかもいつでも直ぐにお湯がでます。
発電というより、節電を目的に作られたシステムです。


エネファーム

最近このシステムは、EVとの相性が非常に良いのではないかと思っています。
何故なら太陽光発電のような、発電と「余った分の売電」、もしくは「夜のための充電」という
考えではありません。(今は充電電池のオプションもあるそうですが)
あくまで、「電気を使う」時の一部を電力会社から電気を買うより安く発電して、しかも
余熱でお湯を沸かすことで、給湯に使うガスを節約するという考えだからです。
(一般的に家庭の電気代の約半分をこれでまかなえます)
安い深夜電力などの事を考えずに、昼間でも安心してEVを充電できます。
この時にガスで安く発電します。ガスは何時でも同料金です。
(その分東電からの高い電気を使いません)

しかも地球環境的にみても、発電所からの送電時のエネルギーロスが無いので
非常に効率的でECOなシステムです
(なので導入時国の補助が出ます 詳しくは各ガス会社へ)

EV充電器
我が家のEV充電器は当然ですが配電盤から東京電力の電線に繋がっていますが
(左のブレイカーは実家の裏にEV用に工事したもの)

エネファーム
(その右側にこのパナソニック製のエネファーム本体があります)
エネファームは、家中の使用する電気を一括管理するので
EV充電を開始すると、発電するかどうかを自動的に判断し、
必要であれば、ガスを使って発電し、アウトランダーPHEVに充電します。
(お湯が余った時など必要で無いと判断した時は発電しないこともあるようです)
この日は自動発電しておりました。
ちなみに実家は導入後ガス代がちょっぴり上がっただけで、毎月の電気代が
約半分になりました。
びっくりしたのは昨夏などは、マンションの我が家より電気代が安かったことです。
これは凄いです。(両親の寝室の暖房にもお湯を使用)
あとは元が取れるまで耐久年数が持てば導入は成功でしょうか。
(下は居間にあるリモコン。これで発電状態がモニター出来ます)

アウトランダーPHEV エネファーム
このようにEVのように一定の電気を4時間にも渡り連続的に使用する
場合にその一部(もしくは多くを)安くガスで発電して、しかも余った熱で
お風呂に入れるというのは非常に合理的です。
昨夏のエアコン使用時の電気代が大幅に安くなっていたのを見ると
電気をある程度使う時の方が、コストダウン効果が高いように思います。
昨夏は、リコール中で自分は一切充電しませんでしたので、
今年は充電させてもらって、昨年との比較を見たいと思います。

太陽光のように天気も関係ありません。
EVとこのエネファームの相性は良いように思います。
→我が家の充電設備

→家庭での充電は習慣に
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