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PHEV ブログ

アウトランダーPHEV乗りのブログです(自称 発売以来PHEVを最も長く乗り続けている男の1人)

アウトランダーPHEVの「第3のモーター」ジェネレーターの役目とは?

アウトランダーPHEVにはフロント、リアにそれぞれ1個づつの
駆動用モーターが搭載されているので、ツインモーター4WDと
呼ばれているのですが、実はフロントにもう一つモーターが
積まれています。それが第3のモーター「ジェネレーター」です。
アウトランダーPHEV ジェネレーター
役目は「発電機」で、駆動用ではありません。
エンジンの回転エネルギーを内部のコイルを使って電気に変換します。
搭載されているのはエンジンの左横で、構造的に直結されています。
(スターターセルがないのでジェネレーターがその役目もします)

アウトランダーPHEV ジェネレーター
バッテリーが少なくなってきた時などの、シリーズモードでは、
エンジンがかかって自動的に直結されたジェネレーターが回り、
ここで発電された電気が、リチウムイオン電池をを通じて
駆動用モーターを回します。
高速走行時などの、パラレルモードでは、
更にエンジンが固定クラッチでフロントデフに繋がり、
これでフロントタイア、フロントモーターとも直結されて
エンジン主導の走行になります。この時もジェネレーターは
エンジンに直結されているので当然発電しているので、
電池に電気が供給されています。モーターがエンジンを
アシストしますし、余った電気は充電されるので高効率です。
つまり、アウトランダーPHEVはエンジンと
ジェネレーターが直結しているので、
エンジンがかかっている時は常に発電しているクルマです
面白いですね、EV走行の時が"電気だけ"で走っているのですが、
エンジンがかかっても"常に発電している"んです。
(但しこの時は"電気で"走っているとは限りません。)
これがアウトランダーPHEVが、単なる「充電できるHV」の"PHV"
ではなくて、"PHEV"と名のる所以だと思います。
アウトランダーPHEV ジェネレーター
エンジンとジェネレーターが直結していて、
フロントモーターとフロントデフ、タイアが直結している
という驚きのシンプルなシステムです。(エンジンとモーターを
複雑なトランスミッションやクラッチで繋いだりしているクルマ
とは随分違うことがわかります)⇒□スカイラインHVパワードレイン
そしてパラレルモード時は、モーターであるジェネレーターと、
フロントモーターがクラッチで繋がるのですが
モーター同士なのでスムーズに繋がります
凄いですね!振動がなくていつエンジンが直結したのか
わからないのはこの仕組みだからなんですね〜。

いろんな意味でこのクルマが非常にユニークな事がわかる
アウトランダーPHEV第3のモーター「ジェネレーター」の
役目でした。
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